ヤマナカ大曽根店
- 2018/07/30
- 18:35
愛知県名古屋市。
JR、市営地下鉄、名鉄の大曽根駅から徒歩3分程度のところに、ヤマナカ大曽根店はあります。
店舗外観。
エディオン、ニトリ、ユニクロなどが入居する、メッツ大曽根に出店。
青果売場。
品揃えは一般的で、派手なPOPや工夫あるプロモーションは見られません。
カットスイカ売場。
続く鮮魚売場。
上質な本マグロ中トロも大量陳列。
お刺身は中トロが入った高価格帯の商品も取り揃え。
鮮魚売場で生春巻きを並べるのは珍しいですね。
特大の鮎も大量販売。
精肉売場。
地元愛知県産の尾張牛を導入部で訴求。
焼肉盛り合わせなども展開。
惣菜売場。
揚げ物バイキング。
コロッケは39円という安さで提供します。
おにぎりは98円均一。
お弁当は398円均一で様々な種類を展開します。
小分けの和惣菜も充実。
寿司コーナー。
日配コーナー。
七夕など夏らしい吊り下げPOPも見られます。
加工食品売場。
名古屋のスーパーではあまり見られない輸入菓子のコーナー。
オール日本スーパーマーケット協会に所属しており、くらし良好を扱います。
名古屋だけあって充実の味噌売場。
パスコが運営するベーカリーも入居。
ヤマナカ大曽根店 店舗概要
開業: 2002年4月20日
店舗面積: 1600㎡
営業時間:
月~土曜日(10:00~22:00)
日曜日(9:30~22:00)
住所: 愛知県名古屋市東区矢田2丁目1番95号
駐車場: あり
HP: http://www.super-yamanaka.co.jp/shop/shopmap/index25.html
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: 多い
客層: 家族連れ、主婦中心
買い物内容: 生鮮、日配、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気:
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: ヤマナカしおなぎ生鮮センター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 6台(6台稼働中)
セルフレジ: 6台
トイレ: ややきれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: くらし良好
価格調査(2018年7月1日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 98円
レタス 128円
きゅうり1本 58円
トマト(L玉、1つ) 68円
なす3本 198円
りんご1個 198円
国産牛小間切れ肉100g 298円
国産豚バラ肉100g 158円
国産鶏もも肉100g 88円
味の素冷凍ギョーザ 188円
日清フラワー小麦粉 1kg 238円
日清キャノーラ油1L 379円
キューピーマヨネーズ450g 238円
マルちゃん正麺 328円
コカ・コーラ1.5L 138円
ほろよい 108円
スーパードライ350ml 6本 1098円
卵10個 98円
井村屋あずきバーボックス 158円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 148円
明治おいしい牛乳900mL 218円
単一銘柄米5kg 1780円
おかめ納豆極小粒3パック 無し
明治ブルガリアヨーグルト450g 128円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 748円
ミツカン味ぽん360ml 188円
はごろもシーチキン 4缶 398円
カルビーポテチ60g 78円
カルビーじゃがりこ 118円
シャウエッセン 2袋 298円
ハウスバーモントカレー230g 248円
パスコ超熟6枚 168円
店舗見学の感想
ヤマナカは名古屋市に本社を置き、愛知県、岐阜県、三重県に67店舗を展開するスーパーです。中核の食品スーパー「ヤマナカ」の他、高品質スーパー「フランテ」、一部高級品も扱う中間業態の「フランテ館」、低価格スーパー「ザ・チャレンジハウス」の4ブランドを運営。大正11年に中野商店が創業したことに始まり、今年で96周年を迎えます。昨年には創業95周年記念セールを大々的に行いました。
競合ひしめく名古屋地区において、地場スーパーのアオキスーパー、フィールが順調に売上を伸長させ、岐阜が地盤のバローも出店攻勢をかける中、ヤマナカは大変厳しい戦いを強いられています。
平成30年3月期の決算は売上高1001億円、営業利益1億1200万円、経常利益2億2300万円、最終利益8600万円で昨年度より大幅な減益でした。創業記念セールに加えて競合店との価格競争で値下げを乱発し、販売促進費が増加し粗利益率が低下しました。一方で今期は既存店の活性化を通し店舗の収益が改善するとして減収増益を見込んでいます。
ここ10年間のヤマナカを見てみると、不採算店の閉鎖を進め、わずかな新規出店で売上は現状維持。1000億円を超えたり超えなかったりという一進一退の売上でした。平成20年3月期の決算書を見ると、売上高1120億円、営業利益11億9900万円、経常利益13億9800万円と、昔から経常利益率は小売業界でも低いレベルに留まっています。
今回訪れた大曽根店はエディオン、ニトリ、ユニクロなどが入居するショッピングセンター「メッツ大曽根」に入居しています。2002年の開業以来、大幅な改装は行われていないようで、洗練された雰囲気ではありませんが、スポット照明もあり明るい売場になっています。季節感を演出するPOPやメーカーの商品紹介POPも設置しています。
青果売場は品揃えは標準的ですが、お手頃な価格の商品が山積みに陳列されています。カットフルーツ売場のスイカやメロンには糖度表示があって良心的ですね。鮮魚売場は対面販売を実施。100g980円の中トロのサクなど上質な商品を取り扱い、お刺身は本マグロ入り6点盛り1280円など高価格帯も揃えます。単品のお刺身は複数購入で値引き販促も実施。生食用の白子も販売されていました。
精肉売場では地元愛知県産の尾張牛や霧島黒豚といったブランド肉を取り揃えします。焼肉盛り合わせや500g以上のジャンボパックなどファミリー層向けの品揃え。惣菜売場では揚げ物、焼き鳥バイキングを実施。お弁当は398円がメインで、焼鮭、焼サバ、味噌ヒレカツ、から揚げなど多彩なラインナップです。お寿司はノーマルな商品で680円とやや高め。2人前パックも販売するなど、ファミリー層を意識した商品を揃えます。小アジの南蛮漬け、かぼちゃ煮、里芋の煮ころがし、ほうれん草の胡麻和えなど和惣菜も充実しています。
加工食品は一般的な品揃え。価格は競合に比べてやや割高に感じました。プライベートブランドはオール日本スーパーマーケット協会のくらし良好を取り扱いますが、価格訴求出来るアイテムは多くありません。規模の割には酒類は充実。輸入菓子もコーナー化して展開します。
開店直後に訪れたため、店内はお客さんでごった返しており、レジには10人以上が並ぶ時間もありました。1時間ほどすると落ち着きましたが、それでもお客さんは多め。ショッピングセンター内の店舗の為、休日集客型なのでしょう。中堅スーパーの中では珍しく完全セルフレジ(お会計セルフレジとは異なる)が導入されています。
JR、市営地下鉄、名鉄の大曽根駅から徒歩3分程度のところに、ヤマナカ大曽根店はあります。
店舗外観。
エディオン、ニトリ、ユニクロなどが入居する、メッツ大曽根に出店。
青果売場。
品揃えは一般的で、派手なPOPや工夫あるプロモーションは見られません。
カットスイカ売場。
続く鮮魚売場。
上質な本マグロ中トロも大量陳列。
お刺身は中トロが入った高価格帯の商品も取り揃え。
鮮魚売場で生春巻きを並べるのは珍しいですね。
特大の鮎も大量販売。
精肉売場。
地元愛知県産の尾張牛を導入部で訴求。
焼肉盛り合わせなども展開。
惣菜売場。
揚げ物バイキング。
コロッケは39円という安さで提供します。
おにぎりは98円均一。
お弁当は398円均一で様々な種類を展開します。
小分けの和惣菜も充実。
寿司コーナー。
日配コーナー。
七夕など夏らしい吊り下げPOPも見られます。
加工食品売場。
名古屋のスーパーではあまり見られない輸入菓子のコーナー。
オール日本スーパーマーケット協会に所属しており、くらし良好を扱います。
名古屋だけあって充実の味噌売場。
パスコが運営するベーカリーも入居。
ヤマナカ大曽根店 店舗概要
開業: 2002年4月20日
店舗面積: 1600㎡
営業時間:
月~土曜日(10:00~22:00)
日曜日(9:30~22:00)
住所: 愛知県名古屋市東区矢田2丁目1番95号
駐車場: あり
HP: http://www.super-yamanaka.co.jp/shop/shopmap/index25.html
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: 多い
客層: 家族連れ、主婦中心
買い物内容: 生鮮、日配、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気:
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: ヤマナカしおなぎ生鮮センター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 6台(6台稼働中)
セルフレジ: 6台
トイレ: ややきれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: くらし良好
価格調査(2018年7月1日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 98円
レタス 128円
きゅうり1本 58円
トマト(L玉、1つ) 68円
なす3本 198円
りんご1個 198円
国産牛小間切れ肉100g 298円
国産豚バラ肉100g 158円
国産鶏もも肉100g 88円
味の素冷凍ギョーザ 188円
日清フラワー小麦粉 1kg 238円
日清キャノーラ油1L 379円
キューピーマヨネーズ450g 238円
マルちゃん正麺 328円
コカ・コーラ1.5L 138円
ほろよい 108円
スーパードライ350ml 6本 1098円
卵10個 98円
井村屋あずきバーボックス 158円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 148円
明治おいしい牛乳900mL 218円
単一銘柄米5kg 1780円
おかめ納豆極小粒3パック 無し
明治ブルガリアヨーグルト450g 128円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 748円
ミツカン味ぽん360ml 188円
はごろもシーチキン 4缶 398円
カルビーポテチ60g 78円
カルビーじゃがりこ 118円
シャウエッセン 2袋 298円
ハウスバーモントカレー230g 248円
パスコ超熟6枚 168円
店舗見学の感想
ヤマナカは名古屋市に本社を置き、愛知県、岐阜県、三重県に67店舗を展開するスーパーです。中核の食品スーパー「ヤマナカ」の他、高品質スーパー「フランテ」、一部高級品も扱う中間業態の「フランテ館」、低価格スーパー「ザ・チャレンジハウス」の4ブランドを運営。大正11年に中野商店が創業したことに始まり、今年で96周年を迎えます。昨年には創業95周年記念セールを大々的に行いました。
競合ひしめく名古屋地区において、地場スーパーのアオキスーパー、フィールが順調に売上を伸長させ、岐阜が地盤のバローも出店攻勢をかける中、ヤマナカは大変厳しい戦いを強いられています。
平成30年3月期の決算は売上高1001億円、営業利益1億1200万円、経常利益2億2300万円、最終利益8600万円で昨年度より大幅な減益でした。創業記念セールに加えて競合店との価格競争で値下げを乱発し、販売促進費が増加し粗利益率が低下しました。一方で今期は既存店の活性化を通し店舗の収益が改善するとして減収増益を見込んでいます。
ここ10年間のヤマナカを見てみると、不採算店の閉鎖を進め、わずかな新規出店で売上は現状維持。1000億円を超えたり超えなかったりという一進一退の売上でした。平成20年3月期の決算書を見ると、売上高1120億円、営業利益11億9900万円、経常利益13億9800万円と、昔から経常利益率は小売業界でも低いレベルに留まっています。
今回訪れた大曽根店はエディオン、ニトリ、ユニクロなどが入居するショッピングセンター「メッツ大曽根」に入居しています。2002年の開業以来、大幅な改装は行われていないようで、洗練された雰囲気ではありませんが、スポット照明もあり明るい売場になっています。季節感を演出するPOPやメーカーの商品紹介POPも設置しています。
青果売場は品揃えは標準的ですが、お手頃な価格の商品が山積みに陳列されています。カットフルーツ売場のスイカやメロンには糖度表示があって良心的ですね。鮮魚売場は対面販売を実施。100g980円の中トロのサクなど上質な商品を取り扱い、お刺身は本マグロ入り6点盛り1280円など高価格帯も揃えます。単品のお刺身は複数購入で値引き販促も実施。生食用の白子も販売されていました。
精肉売場では地元愛知県産の尾張牛や霧島黒豚といったブランド肉を取り揃えします。焼肉盛り合わせや500g以上のジャンボパックなどファミリー層向けの品揃え。惣菜売場では揚げ物、焼き鳥バイキングを実施。お弁当は398円がメインで、焼鮭、焼サバ、味噌ヒレカツ、から揚げなど多彩なラインナップです。お寿司はノーマルな商品で680円とやや高め。2人前パックも販売するなど、ファミリー層を意識した商品を揃えます。小アジの南蛮漬け、かぼちゃ煮、里芋の煮ころがし、ほうれん草の胡麻和えなど和惣菜も充実しています。
加工食品は一般的な品揃え。価格は競合に比べてやや割高に感じました。プライベートブランドはオール日本スーパーマーケット協会のくらし良好を取り扱いますが、価格訴求出来るアイテムは多くありません。規模の割には酒類は充実。輸入菓子もコーナー化して展開します。
開店直後に訪れたため、店内はお客さんでごった返しており、レジには10人以上が並ぶ時間もありました。1時間ほどすると落ち着きましたが、それでもお客さんは多め。ショッピングセンター内の店舗の為、休日集客型なのでしょう。中堅スーパーの中では珍しく完全セルフレジ(お会計セルフレジとは異なる)が導入されています。