イオン東鷲宮店
- 2022/02/10
- 16:14
埼玉県久喜市。
JR宇都宮線の東鷲宮店すぐのところに、イオン東鷲宮店はあります。
店舗外観

第一種大規模小売店舗表示板。

明確な閉店日は案内されていませんが、4月頃の閉店に向けて閉店売りつくしセールが開催されています。

閉店のご挨拶。「36年間のご愛顧ありがとうございました」
1986年4月にダイエー東鷲宮店としてオープン。2016年3月にイオンへ転換されました。

フロアガイド。1階2階が売場で、3階と屋上は駐車場となっています。
駅前立地ですが駐車場668台を備えています。

閉店売りつくしセールが開催されていますので、今回は売りつくしの模様からお伝えいたします。
まずは2階紳士服コーナー。紅白幕と、赤地に黒の「売りつくし」の文字はイオンではおなじみですね。

まだ値引きされていない商品もあります。

服飾雑貨コーナー。
20%から30%値引きを実施。

肌着コーナー。
一部半額の商品もありました。

婦人服コーナー。

スポーツウェアや靴も販売しています。

特設の家具コーナー。

入居する100円ショップのキャン・ドゥ。

ゲームコーナー。

比較的規模が大きいですね。

1階住まいの品売場。
駅から近い方に住まいの品・日用品が配置されており、食料品売場は奥に配置されています。

日用消耗品コーナー。
売りつくしの飾りつけはされていますが、値引きはありません。

タオルバーゲンなどの催事コーナー。

文具コーナー。
10%オフとなっていました。

寝具コーナー。
通常値引きの表記は小さい方から最大まで表記するので、
「20%~10%オフ」という書き方には違和感があります。

フードコートも存在していますが、入居するテナントはお好み焼き屋とインド料理店という微妙なラインナップで、お客さんの姿は全く見られませんでした。

1階食料品売場。
入口のネオンサインはダイエー時代の雰囲気を残しています。

地場野菜は充実しており、青果台に並びきらずコンテナに入れて陳列。
もっと「地元」や「直送」を訴求するPOPを付けると良いと思います。

マルエツの「トマト畑」のようにイオンもトマトコーナーに名前を付けているようです。
「トマトマルシェ」と称して高価格帯まで幅広い品揃えを展開。

ハーブ類やオーガニック(有機野菜)も充実。
レシピ紹介のPOPが多いのは良いと思いますが、商品紹介のPOPもあり売場がごちゃごちゃした印象。
POPは斜めだと読みにくいですし、アスパラガスを使ったレシピを紹介するならアスパラガスが並んでいる売場に設置しましょう。

もやし売場。
鍋用野菜セットや野菜炒めセットなど簡便調理アイテムも強化。
「キムチ鍋用」と「寄せ鍋用」のセットは何が違うのかよく分かりませんでした。

続く鮮魚売場。ガラス張りの厨房で店内調理を実施。

刺身コーナー。4点盛り1380円など高価格帯の商品も販売。

「魚屋の鮨」と称して惣菜売場とは別に鮮魚売場でも寿司を展開。
1人前980円や1480円といった贅沢な商品も並んでいます。

干物コーナー。
発注を抑えているのか、夕方ピーク前にこのような状況。

鮮魚前の通路。
トップバリュの菓子などを大量にカットケース陳列。

精肉売場。
イオンフードサプライ、プライフーズでのプロセスセンター加工で提供します。

期限の長い真空スキンパック包装のタスマニアビーフなどを導入部で訴求。

オーストラリア産のステーキ肉。既に切ってある商品を多めに用意しています。

豚肉コーナー。トップバリュのうまみ和豚を訴求。

味付け肉は豊富に揃えています。

惣菜売場。

ダイエー時代から使用されている平台。
関連陳列するスペースが多いものの持て余している印象。
缶チューハイの常温販売は大して動かないケースが多いのですが、こちらではそれなりに売れている様子です。

カプレーゼサラダ498円など高価格帯も含めて充実のサラダコーナー。

イオンが2019年に発売して以降人気を博している唐揚げ「唐王(からおう)」を大量陳列。

弁当はほとんどがアウトパックで、店内調理の品はわずかでした。

惣菜売場でも寿司を販売。
鮮魚売場に並ぶ商品よりも低価格路線です。

冷凍食品売場。

加工食品売場。エンドではカットケース陳列で定番品を販売。

イオンPBトップバリュの比率が高いですね。

おつまみコーナー。
こちらもトップバリュが多いですね。

ドレッシング売場。
「こだわりの逸品」というプライスカードが目印の高級品・こだわり商品も販売しています。

売場通路。

ウィスキー売場。高級品まで揃えます。

ワイン売場。
従来イオンは酒類の中でもワインに非常に力を注いでおり、食料品売場と離れた場所に広大なリカー売場を設ける場合もありました。こちらの店舗でもイオン直輸入ワインなどを展開しますが、アイテム数はあまり多くありません。

イオン東鷲宮店 店舗概要
開業: 1986年4月29日
売場面積: 9970㎡(直営8445㎡)
営業時間:
1階 7:00〜21:30
2階 9:00〜21:00
住所: 埼玉県久喜市桜田3-2-1
駐車場: 668台
HP: https://www.aeon.com/store/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E6%9D%B1%E9%B7%B2%E5%AE%AE%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にやや多め
売場の雰囲気: 特色なし
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: イオンフードサプライ、プライフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ9台(3台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
1986年4月にダイエー東鷲宮店として開業、2016年3月にイオンリテールストア株式会社へ移管され、イオン東鷲宮店へ転換されました。明確な閉店日は発表されていないものの、1月20日より閉店売りつくしセールが開始されました。4月閉店という噂があります。
1階に食料品と住まいの品、2階で衣料品を販売しており、2階には100円ショップ「キャン・ドゥ」や女性だけの30分健康体操「カーブス」などテナントが入居。1階にはフードコートがあるものの入居するテナントはお好み焼き屋とインド料理店という微妙なラインナップで、夕方の時間帯ではお客さんの姿は全く見られませんでした。2階衣料品売場を中心として、イオン流の「売りつくし」装飾が派手に行われており、活気ある雰囲気。まだまだ割引率は10%から20%程度と低めで、お客さんの姿も疎らでした。
イオン転換に伴って一時休店しているはずなのですが改装はほぼ行われていない様子で、昔ながらの総合スーパーの雰囲気を色濃く残しています。食品売場入口のネオンサインはダイエー時代を感じさせますね。食品売場は駅から近い場所の方がお客様にとって利便性が良いと思うのですが、遠い場所に配置されています。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と並んでいます。
青果売場は少人数・単身世帯にも対応した品揃えです。カット野菜や鍋用野菜セット、野菜炒めセットなど簡便性の高いアイテムを提供。葉物野菜も少量パックを取り扱います。いちご、みかん、トマトなどでは上質な商品も販売するほか、オーガニック野菜もコーナー化。地場野菜も種類豊富に揃えますが、もっと「地元」や「直送」を訴求するPOPを付けると良いと思います。
鮮魚売場のお刺身では4点盛り698円(以下全て税抜き)や6点盛り1180円など標準的な価格帯の商品の他、4点盛り1380円など高価格帯の商品も販売。鮮魚売場で展開されている「魚屋の鮨」コーナーでは1人前980円や1480円といった贅沢な商品も並んでいます。即食商品は充実している一方、丸々1尾の鮮魚や切身はアイテム数が少なめ。16時の時点で干物や塩干の売場は売り切れが目立ち、厳しい売上のため発注を抑えている様子が見て取れます。
精肉はイオンフードサプライ、プライフーズでのプロセスセンター加工で提供。ライフやマルエツ、西友など競合大手も精肉はプロセスセンター加工で十分な品揃えを実現しているのですが、イオンは他社と比べ物足りない印象を持ちます。こちらの店舗においても導入部で訴求するのはオーストラリア産タスマニアビーフの巨大ステーキ肉です。そもそも本来の導入部には鍋用スープを並べるやる気の無さ。上質なステーキ肉、すき焼き用肉など、年商10億円クラスの一般的な食品スーパーですら扱っている「ハレの日」向けのアイテムもほとんど販売していません。その他、価格も国産豚バラ肉100g248円(税抜き)、国産鶏もも肉100g108円(税抜き)とあまり安くなく、魅力を感じない売場でした。
惣菜売場のお弁当も店内調理のアイテムは少なく、多くはアウトパックで398円前後となっています。惣菜でも寿司を販売しており、こちらは1人前498円、698円とお手頃価格で販売。鮮魚売場で高級志向の寿司を販売し、惣菜売場では通常商品を販売というのは良い差別化だと思われます。揚げ物は定番品が中心ですが、サラダは充実していました。
加工食品売場は通路幅が広く、買い物のしやすさは好印象。トップバリュの比率は高いものの、「こだわりの逸品」というプライスカードが目印の高級品・こだわり商品を揃えます。イオンが得意とする酒類がそれほど充実していない印象でしたが、アイテム数は少ないものの高価格帯の商品はきちんと導入されていました。
平日の夕方としては食料品売場のお客さんも少なめでした。イオンとしては珍しくセルフレジが未導入で、夕方にも関わらずレジは3台しか稼働していないという寂しい状況。駅前立地ということもあり客単価はそこまで高くなく、カートを押している方は多いもののカゴいっぱいまでは届かない買い上げ点数でした。
JR宇都宮線の東鷲宮店すぐのところに、イオン東鷲宮店はあります。
店舗外観

第一種大規模小売店舗表示板。

明確な閉店日は案内されていませんが、4月頃の閉店に向けて閉店売りつくしセールが開催されています。

閉店のご挨拶。「36年間のご愛顧ありがとうございました」
1986年4月にダイエー東鷲宮店としてオープン。2016年3月にイオンへ転換されました。

フロアガイド。1階2階が売場で、3階と屋上は駐車場となっています。
駅前立地ですが駐車場668台を備えています。

閉店売りつくしセールが開催されていますので、今回は売りつくしの模様からお伝えいたします。
まずは2階紳士服コーナー。紅白幕と、赤地に黒の「売りつくし」の文字はイオンではおなじみですね。

まだ値引きされていない商品もあります。

服飾雑貨コーナー。
20%から30%値引きを実施。

肌着コーナー。
一部半額の商品もありました。

婦人服コーナー。

スポーツウェアや靴も販売しています。

特設の家具コーナー。

入居する100円ショップのキャン・ドゥ。

ゲームコーナー。

比較的規模が大きいですね。

1階住まいの品売場。
駅から近い方に住まいの品・日用品が配置されており、食料品売場は奥に配置されています。

日用消耗品コーナー。
売りつくしの飾りつけはされていますが、値引きはありません。

タオルバーゲンなどの催事コーナー。

文具コーナー。
10%オフとなっていました。

寝具コーナー。
通常値引きの表記は小さい方から最大まで表記するので、
「20%~10%オフ」という書き方には違和感があります。

フードコートも存在していますが、入居するテナントはお好み焼き屋とインド料理店という微妙なラインナップで、お客さんの姿は全く見られませんでした。

1階食料品売場。
入口のネオンサインはダイエー時代の雰囲気を残しています。

地場野菜は充実しており、青果台に並びきらずコンテナに入れて陳列。
もっと「地元」や「直送」を訴求するPOPを付けると良いと思います。

マルエツの「トマト畑」のようにイオンもトマトコーナーに名前を付けているようです。
「トマトマルシェ」と称して高価格帯まで幅広い品揃えを展開。

ハーブ類やオーガニック(有機野菜)も充実。
レシピ紹介のPOPが多いのは良いと思いますが、商品紹介のPOPもあり売場がごちゃごちゃした印象。
POPは斜めだと読みにくいですし、アスパラガスを使ったレシピを紹介するならアスパラガスが並んでいる売場に設置しましょう。

もやし売場。
鍋用野菜セットや野菜炒めセットなど簡便調理アイテムも強化。
「キムチ鍋用」と「寄せ鍋用」のセットは何が違うのかよく分かりませんでした。

続く鮮魚売場。ガラス張りの厨房で店内調理を実施。

刺身コーナー。4点盛り1380円など高価格帯の商品も販売。

「魚屋の鮨」と称して惣菜売場とは別に鮮魚売場でも寿司を展開。
1人前980円や1480円といった贅沢な商品も並んでいます。

干物コーナー。
発注を抑えているのか、夕方ピーク前にこのような状況。

鮮魚前の通路。
トップバリュの菓子などを大量にカットケース陳列。

精肉売場。
イオンフードサプライ、プライフーズでのプロセスセンター加工で提供します。

期限の長い真空スキンパック包装のタスマニアビーフなどを導入部で訴求。

オーストラリア産のステーキ肉。既に切ってある商品を多めに用意しています。

豚肉コーナー。トップバリュのうまみ和豚を訴求。

味付け肉は豊富に揃えています。

惣菜売場。

ダイエー時代から使用されている平台。
関連陳列するスペースが多いものの持て余している印象。
缶チューハイの常温販売は大して動かないケースが多いのですが、こちらではそれなりに売れている様子です。

カプレーゼサラダ498円など高価格帯も含めて充実のサラダコーナー。

イオンが2019年に発売して以降人気を博している唐揚げ「唐王(からおう)」を大量陳列。

弁当はほとんどがアウトパックで、店内調理の品はわずかでした。

惣菜売場でも寿司を販売。
鮮魚売場に並ぶ商品よりも低価格路線です。

冷凍食品売場。

加工食品売場。エンドではカットケース陳列で定番品を販売。

イオンPBトップバリュの比率が高いですね。

おつまみコーナー。
こちらもトップバリュが多いですね。

ドレッシング売場。
「こだわりの逸品」というプライスカードが目印の高級品・こだわり商品も販売しています。

売場通路。

ウィスキー売場。高級品まで揃えます。

ワイン売場。
従来イオンは酒類の中でもワインに非常に力を注いでおり、食料品売場と離れた場所に広大なリカー売場を設ける場合もありました。こちらの店舗でもイオン直輸入ワインなどを展開しますが、アイテム数はあまり多くありません。

イオン東鷲宮店 店舗概要
開業: 1986年4月29日
売場面積: 9970㎡(直営8445㎡)
営業時間:
1階 7:00〜21:30
2階 9:00〜21:00
住所: 埼玉県久喜市桜田3-2-1
駐車場: 668台
HP: https://www.aeon.com/store/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E6%9D%B1%E9%B7%B2%E5%AE%AE%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にやや多め
売場の雰囲気: 特色なし
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: イオンフードサプライ、プライフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ9台(3台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
1986年4月にダイエー東鷲宮店として開業、2016年3月にイオンリテールストア株式会社へ移管され、イオン東鷲宮店へ転換されました。明確な閉店日は発表されていないものの、1月20日より閉店売りつくしセールが開始されました。4月閉店という噂があります。
1階に食料品と住まいの品、2階で衣料品を販売しており、2階には100円ショップ「キャン・ドゥ」や女性だけの30分健康体操「カーブス」などテナントが入居。1階にはフードコートがあるものの入居するテナントはお好み焼き屋とインド料理店という微妙なラインナップで、夕方の時間帯ではお客さんの姿は全く見られませんでした。2階衣料品売場を中心として、イオン流の「売りつくし」装飾が派手に行われており、活気ある雰囲気。まだまだ割引率は10%から20%程度と低めで、お客さんの姿も疎らでした。
イオン転換に伴って一時休店しているはずなのですが改装はほぼ行われていない様子で、昔ながらの総合スーパーの雰囲気を色濃く残しています。食品売場入口のネオンサインはダイエー時代を感じさせますね。食品売場は駅から近い場所の方がお客様にとって利便性が良いと思うのですが、遠い場所に配置されています。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と並んでいます。
青果売場は少人数・単身世帯にも対応した品揃えです。カット野菜や鍋用野菜セット、野菜炒めセットなど簡便性の高いアイテムを提供。葉物野菜も少量パックを取り扱います。いちご、みかん、トマトなどでは上質な商品も販売するほか、オーガニック野菜もコーナー化。地場野菜も種類豊富に揃えますが、もっと「地元」や「直送」を訴求するPOPを付けると良いと思います。
鮮魚売場のお刺身では4点盛り698円(以下全て税抜き)や6点盛り1180円など標準的な価格帯の商品の他、4点盛り1380円など高価格帯の商品も販売。鮮魚売場で展開されている「魚屋の鮨」コーナーでは1人前980円や1480円といった贅沢な商品も並んでいます。即食商品は充実している一方、丸々1尾の鮮魚や切身はアイテム数が少なめ。16時の時点で干物や塩干の売場は売り切れが目立ち、厳しい売上のため発注を抑えている様子が見て取れます。
精肉はイオンフードサプライ、プライフーズでのプロセスセンター加工で提供。ライフやマルエツ、西友など競合大手も精肉はプロセスセンター加工で十分な品揃えを実現しているのですが、イオンは他社と比べ物足りない印象を持ちます。こちらの店舗においても導入部で訴求するのはオーストラリア産タスマニアビーフの巨大ステーキ肉です。そもそも本来の導入部には鍋用スープを並べるやる気の無さ。上質なステーキ肉、すき焼き用肉など、年商10億円クラスの一般的な食品スーパーですら扱っている「ハレの日」向けのアイテムもほとんど販売していません。その他、価格も国産豚バラ肉100g248円(税抜き)、国産鶏もも肉100g108円(税抜き)とあまり安くなく、魅力を感じない売場でした。
惣菜売場のお弁当も店内調理のアイテムは少なく、多くはアウトパックで398円前後となっています。惣菜でも寿司を販売しており、こちらは1人前498円、698円とお手頃価格で販売。鮮魚売場で高級志向の寿司を販売し、惣菜売場では通常商品を販売というのは良い差別化だと思われます。揚げ物は定番品が中心ですが、サラダは充実していました。
加工食品売場は通路幅が広く、買い物のしやすさは好印象。トップバリュの比率は高いものの、「こだわりの逸品」というプライスカードが目印の高級品・こだわり商品を揃えます。イオンが得意とする酒類がそれほど充実していない印象でしたが、アイテム数は少ないものの高価格帯の商品はきちんと導入されていました。
平日の夕方としては食料品売場のお客さんも少なめでした。イオンとしては珍しくセルフレジが未導入で、夕方にも関わらずレジは3台しか稼働していないという寂しい状況。駅前立地ということもあり客単価はそこまで高くなく、カートを押している方は多いもののカゴいっぱいまでは届かない買い上げ点数でした。