マミーマート柏旭町店
- 2022/06/01
- 17:24
千葉県柏市。
JR常磐線、東武野田線の柏駅から徒歩18分程度のところに、マミーマート柏旭町店はあります。
店舗外観。
平面と屋上合わせて155台の駐車場を完備。

入口すぐの青果売場導入部では地場野菜を販売。

温かみのある照明で上質感を演出。

全般的に大容量パックを中心に訴求します。
ミニトマトでも100g138円の通常品と比較して400g298円という格安商品を併売。

いちごも他社ではあまり見られないサイズで販売。

高級な果物や珍しい野菜はほぼ扱わず、少量パックにも積極的ではありません。

キャベツを大量陳列。

続く鮮魚売場。

「ハチビキ」「ほうぼう」「ウマヅラハギ」など丸々一尾の鮮魚も取り扱います。

お刺身は豊富な単品お造りをよりどり3パック999円で販売。

1人前1280円や1480円など高価格帯な寿司も売り出します。

精肉売場。自社店内加工とプロセスセンター加工を組み合わせて提供します。

「安さは新たな領域へ」というPOPが目立ちました。

導入部ではオーストラリア産の巨大ステーキ肉を大量陳列。
POPが誤表記で「国産輸入・・・」となっています。

ジャンボパックは大容量になるにつれて100gあたりの価格が下がる値付けがされており、国産鶏もも肉では2枚では109円、3枚では99円。

そして5枚入りではなんと69円という業界でも破格の安さとなります。
1パックに1600gから1700g程度入っていますが、果たして冷蔵のまま使い切れるのでしょうか。

上質感ある惣菜売場。

「お弁当・お惣菜大賞2022」の丼部門で最優秀賞を受賞した「ふっくら身厚の鰻蒲焼と白焼きの合盛重」(780円)など手の込んだ弁当・惣菜を豊富に揃えます。

高級志向な鮮魚売場の寿司と異なり、惣菜売場では低価格な寿司も販売しています。

独立したピザコーナーの厨房。

500円から680円というお手頃な価格ながら本格的なピザを種類豊富に品揃えします。
首都圏において店内で焼き上げたピザを提供するスーパーはいくらでもありますが、価格とクオリティではマミーマートとオーケーストアが他社を大きく引き離している印象です。

扉付きの冷蔵ショーケースにはフレンチトーストやプリン、ロールケーキといった手の込んだスイーツが並びます。

「お弁当・お惣菜大賞2022」のパン部門で優秀賞を受賞したフレンチトーストも販売。

加工食品売場。

キャラクター菓子や駄菓子も充実。

マミーマートはCGCに加盟しており、プライベートブランドはCGCを導入しますが、マミーマートが開発する品質志向のオリジナルブランド「mami+EnjoyLife!」も見られました。

加工食品は標準的な価格帯で、こだわり商品やワンランク上の商品はあまり見られません。

ワインセラーのような上質感ある酒売場。

品揃えも圧巻で、日本酒、焼酎、ウィスキー、ワインでいずれも1万円を超える高級品・希少品を取り揃えます。

焼酎では「森伊蔵」を販売。

ワインでは「ドンペリニヨン ロゼ」(31990円)といった高級品も並びます。

休憩スペースにはファミリーレストランのような座席を用意。長居されたりしないのでしょうか。

マミーマート柏旭町店 店舗概要
開業: 2018年11月12日
売場面積: 2135㎡
営業時間: 9:00~21:00
住所: 千葉県柏市旭町8-1-4
駐車場: 155台
HP: https://mami-mart.com/stores/chiba/kashiwa/kashiwaasahicho.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に多め
売場の雰囲気: 上質感ある
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、彩裕フーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ6台(3台稼働中)(精算機9台)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC
2018年11月にオープンしたマミーマートでも比較的新しい店舗です。埼玉県を地盤とする同社ですが、千葉県内にも21店舗を展開しており、柏市には広域集客業態の「生鮮市場TOP」も含め8店舗を出店するドミナントを形成します。
青果売場では大盛りパックの品揃えが目立ちました。苺やミニトマトなど、他チェーンでは見たことが無いようなサイズで販売されていました。高級な果物や珍しい野菜はほぼ扱わず、少量パックにも積極的ではありませんが、価格で勝負しています。続く鮮魚売場は「ハチビキ」「ほうぼう」「ウマヅラハギ」など丸々一尾の鮮魚も販売するほか、お刺身は豊富な単品お造りをよりどり3パック999円など価格訴求も展開。鮮魚売場で販売する寿司は1人前1280円や1480円など高価格帯を揃え、698円など低価格な寿司は惣菜売場で展開することで差別化を図ります。
精肉は自社店内加工とプロセスセンター加工を組み合わせて提供。導入部ではオーストラリア産の巨大ステーキ肉を訴求するなど、高級品はあまり扱わず、定番品への絞り込みとジャンボパックを強化しています。ジャンボパックは大容量になるにつれて100gあたりの価格が下がる値付けがされており、国産鶏もも肉では2枚では109円、3枚では99円、5枚入りではなんと69円という業界でも破格の安さとなります。ただし、5枚ともなると1パックに1600gから1700g程度は入ってるので、よほどの大家族でない限り冷蔵のままでは使い切れないでしょう。
惣菜はマミーマートが力を入れている部門であり、「お弁当・お惣菜大賞」では毎年多数の商品が受賞しています。マミーマートの凄いところは、そういった魅力的な弁当も一部を除いてアウトパックで供給している点にあると思います。売場では受賞したことをアピールするPOPが至る所で見られました。惣菜売場で販売するデザートも強化しており、扉付きの冷蔵ショーケースにはフレンチトーストやプリン、ロールケーキといったスイーツが並びます。惣菜売場に隣接したピザコーナーは独立した厨房を設けており、作業風景を見せることでライブ感を演出。500円から680円というお手頃な価格ながら本格的なピザを種類豊富に品揃えします。焼いてないチルド状態の生ピザも販売しており、自宅で焼くことも出来ます。
加工食品は大手ナショナルブランドとCGCがメインとなりますが、マミーマートが開発する品質志向のオリジナルブランド「mami+EnjoyLife!」も販売します。加工食品は標準的な価格帯で、こだわり商品やワンランク上の商品はあまり見られません。一方で酒売場は非常に力が入っており、木箱入りのワインコーナーなど高級感ある空間を演出。品揃えも圧巻で、日本酒、焼酎、ウィスキー、ワインでいずれも1万円を超える高級品・希少品を取り揃え、焼酎では「森伊蔵」、ワインでは「ドンペリニヨン」も販売。取り扱いSKUも非常に多く、手頃な価格からハイエンド層に向けたものまで、幅広く陳列しています。
青果や精肉の大容量パックに代表されるように、ターゲットはファミリー層であり、実際の客層も家族連れの姿が目立ちました。競合のピーコックストアと比較して客数は大差ありませんが、客単価はマミーマートが大きく優位に立っており、カゴ2つ一杯に商品を購入する方も見られました。
レジはセミセルフレジのみを設置し、効率化を目指します。一方で慢性的な人員不足に陥っているようで、6台中3台のみ稼働しており、15時から16時にかけて常に3人から4人程度列が出来ている様子が見受けられました。若い学生と思われる従業員が中心で、接客・早さも十分ではないと感じました。
JR常磐線、東武野田線の柏駅から徒歩18分程度のところに、マミーマート柏旭町店はあります。
店舗外観。
平面と屋上合わせて155台の駐車場を完備。

入口すぐの青果売場導入部では地場野菜を販売。

温かみのある照明で上質感を演出。

全般的に大容量パックを中心に訴求します。
ミニトマトでも100g138円の通常品と比較して400g298円という格安商品を併売。

いちごも他社ではあまり見られないサイズで販売。

高級な果物や珍しい野菜はほぼ扱わず、少量パックにも積極的ではありません。

キャベツを大量陳列。

続く鮮魚売場。

「ハチビキ」「ほうぼう」「ウマヅラハギ」など丸々一尾の鮮魚も取り扱います。

お刺身は豊富な単品お造りをよりどり3パック999円で販売。

1人前1280円や1480円など高価格帯な寿司も売り出します。

精肉売場。自社店内加工とプロセスセンター加工を組み合わせて提供します。

「安さは新たな領域へ」というPOPが目立ちました。

導入部ではオーストラリア産の巨大ステーキ肉を大量陳列。
POPが誤表記で「国産輸入・・・」となっています。

ジャンボパックは大容量になるにつれて100gあたりの価格が下がる値付けがされており、国産鶏もも肉では2枚では109円、3枚では99円。

そして5枚入りではなんと69円という業界でも破格の安さとなります。
1パックに1600gから1700g程度入っていますが、果たして冷蔵のまま使い切れるのでしょうか。

上質感ある惣菜売場。

「お弁当・お惣菜大賞2022」の丼部門で最優秀賞を受賞した「ふっくら身厚の鰻蒲焼と白焼きの合盛重」(780円)など手の込んだ弁当・惣菜を豊富に揃えます。

高級志向な鮮魚売場の寿司と異なり、惣菜売場では低価格な寿司も販売しています。

独立したピザコーナーの厨房。

500円から680円というお手頃な価格ながら本格的なピザを種類豊富に品揃えします。
首都圏において店内で焼き上げたピザを提供するスーパーはいくらでもありますが、価格とクオリティではマミーマートとオーケーストアが他社を大きく引き離している印象です。

扉付きの冷蔵ショーケースにはフレンチトーストやプリン、ロールケーキといった手の込んだスイーツが並びます。

「お弁当・お惣菜大賞2022」のパン部門で優秀賞を受賞したフレンチトーストも販売。

加工食品売場。

キャラクター菓子や駄菓子も充実。

マミーマートはCGCに加盟しており、プライベートブランドはCGCを導入しますが、マミーマートが開発する品質志向のオリジナルブランド「mami+EnjoyLife!」も見られました。

加工食品は標準的な価格帯で、こだわり商品やワンランク上の商品はあまり見られません。

ワインセラーのような上質感ある酒売場。

品揃えも圧巻で、日本酒、焼酎、ウィスキー、ワインでいずれも1万円を超える高級品・希少品を取り揃えます。

焼酎では「森伊蔵」を販売。

ワインでは「ドンペリニヨン ロゼ」(31990円)といった高級品も並びます。

休憩スペースにはファミリーレストランのような座席を用意。長居されたりしないのでしょうか。

マミーマート柏旭町店 店舗概要
開業: 2018年11月12日
売場面積: 2135㎡
営業時間: 9:00~21:00
住所: 千葉県柏市旭町8-1-4
駐車場: 155台
HP: https://mami-mart.com/stores/chiba/kashiwa/kashiwaasahicho.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に多め
売場の雰囲気: 上質感ある
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、彩裕フーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ6台(3台稼働中)(精算機9台)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC
2018年11月にオープンしたマミーマートでも比較的新しい店舗です。埼玉県を地盤とする同社ですが、千葉県内にも21店舗を展開しており、柏市には広域集客業態の「生鮮市場TOP」も含め8店舗を出店するドミナントを形成します。
青果売場では大盛りパックの品揃えが目立ちました。苺やミニトマトなど、他チェーンでは見たことが無いようなサイズで販売されていました。高級な果物や珍しい野菜はほぼ扱わず、少量パックにも積極的ではありませんが、価格で勝負しています。続く鮮魚売場は「ハチビキ」「ほうぼう」「ウマヅラハギ」など丸々一尾の鮮魚も販売するほか、お刺身は豊富な単品お造りをよりどり3パック999円など価格訴求も展開。鮮魚売場で販売する寿司は1人前1280円や1480円など高価格帯を揃え、698円など低価格な寿司は惣菜売場で展開することで差別化を図ります。
精肉は自社店内加工とプロセスセンター加工を組み合わせて提供。導入部ではオーストラリア産の巨大ステーキ肉を訴求するなど、高級品はあまり扱わず、定番品への絞り込みとジャンボパックを強化しています。ジャンボパックは大容量になるにつれて100gあたりの価格が下がる値付けがされており、国産鶏もも肉では2枚では109円、3枚では99円、5枚入りではなんと69円という業界でも破格の安さとなります。ただし、5枚ともなると1パックに1600gから1700g程度は入ってるので、よほどの大家族でない限り冷蔵のままでは使い切れないでしょう。
惣菜はマミーマートが力を入れている部門であり、「お弁当・お惣菜大賞」では毎年多数の商品が受賞しています。マミーマートの凄いところは、そういった魅力的な弁当も一部を除いてアウトパックで供給している点にあると思います。売場では受賞したことをアピールするPOPが至る所で見られました。惣菜売場で販売するデザートも強化しており、扉付きの冷蔵ショーケースにはフレンチトーストやプリン、ロールケーキといったスイーツが並びます。惣菜売場に隣接したピザコーナーは独立した厨房を設けており、作業風景を見せることでライブ感を演出。500円から680円というお手頃な価格ながら本格的なピザを種類豊富に品揃えします。焼いてないチルド状態の生ピザも販売しており、自宅で焼くことも出来ます。
加工食品は大手ナショナルブランドとCGCがメインとなりますが、マミーマートが開発する品質志向のオリジナルブランド「mami+EnjoyLife!」も販売します。加工食品は標準的な価格帯で、こだわり商品やワンランク上の商品はあまり見られません。一方で酒売場は非常に力が入っており、木箱入りのワインコーナーなど高級感ある空間を演出。品揃えも圧巻で、日本酒、焼酎、ウィスキー、ワインでいずれも1万円を超える高級品・希少品を取り揃え、焼酎では「森伊蔵」、ワインでは「ドンペリニヨン」も販売。取り扱いSKUも非常に多く、手頃な価格からハイエンド層に向けたものまで、幅広く陳列しています。
青果や精肉の大容量パックに代表されるように、ターゲットはファミリー層であり、実際の客層も家族連れの姿が目立ちました。競合のピーコックストアと比較して客数は大差ありませんが、客単価はマミーマートが大きく優位に立っており、カゴ2つ一杯に商品を購入する方も見られました。
レジはセミセルフレジのみを設置し、効率化を目指します。一方で慢性的な人員不足に陥っているようで、6台中3台のみ稼働しており、15時から16時にかけて常に3人から4人程度列が出来ている様子が見受けられました。若い学生と思われる従業員が中心で、接客・早さも十分ではないと感じました。