東急ストア綾瀬店
- 2022/06/10
- 22:07
東京都足立区。
JR常磐線、東京メトロの綾瀬駅すぐのところに、東急ストア綾瀬店はあります。
店舗外観。
高架下に入居しており、細長い売場をしています。

入口すぐのアイランド什器には高級志向な果物を配置。

カットフルーツコーナーでは贈答用の果物も販売します。

産地直送野菜コーナー「農家さんのおすすめ市」

青果売場。スポット照明も多く上質感ある空間。

「オーガニックの約束」という名前の有機野菜コーナー。

カット野菜、野菜炒めセットなど簡便アイテムも強化。

きゅうりやトマトといった野菜の苗も販売していました。ドレッシングや合わせ調味料を関連陳列するのはよく見かけますが、食料品コーナーに園芸部門の商品を置くのは違和感があります。

青果売場と並んで惣菜売場を配置。

野菜をふんだんに使った彩り豊かな惣菜も並びます。

「利休監修牛タン重」880円や「黒トリュフソースのビーフカットステーキ重」698円(いずれも税抜き)など高価格帯のがっつり系商品も販売。

一部商品はアウトパックで供給します。

鮮魚売場は平台ショーケースなどはありませんが、限られたスペースで充実した品揃えを実現。
お刺身では「するめいか姿造り」598円や「たっぷり薬味で味わう刺身(かつお)」498円、「カルパッチョ(サーモン)」798円など手の込んだアイテムも取り揃えています。

「バイヤー一押し干物」コーナーを設置。

精肉売場では100g1680円の黒毛和牛ヒレ肉、100g1280円の黒毛和牛サーロインステーキなど高級品も強化。
関連陳列も積極的に取り組みます。

オーストラリア産オーガニックビーフステーキ肉や骨付きラム肉、黒毛和牛焼き肉用肉などこだわり商品を揃えます。

豚肉では神奈川県産「高座豚」や宮崎県産「霧島黒豚」など銘柄肉の構成比を高めています。

鶏肉でも国産「地養鳥」を前面に押し出した品揃えですが、もも肉は100g178円という強気な価格設定。

ローストビーフは通常品の他にカルパッチョ、土佐作りなど幅広く揃えます。

和日配コーナー。
Vマークバリュープラスの豆腐が1丁98円と高いので、NB商品を下限プライスとして69円で販売。200円を超える高価格帯まで幅広く品揃えします。

生ハムはプロシュートなど高級品も販売。

ワインに合うチーズも強化しています。

加工食品売場。
高級品・こだわりの品が非常に目立ちました。「これぞ逸品」というPOPは商品説明も記載されています。

ドレッシングでも他社では見かけないような商品も扱っています。

塩や岩塩も、これでもかと珍しい品・高級品を揃えています。

酒売場もスペースの関係上、SKUが多いわけではありませんが、高級志向な品揃えが見られました。

クラフトビールコーナーも導入。

東急ストア綾瀬店 店舗概要
開業: 1975年10月03日
売場面積: 1385㎡(テナント含む)
営業時間: 9:00-22:00
住所: 東京都足立区綾瀬3-1-2
駐車場: 無し
HP: https://www.tokyu-store.co.jp/shop/detail.html?pdid=63
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: やや上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: セントラルフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ4台(2台稼働中)、セミセルフレジ4台(2台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: Vマークバリュープラス
JR常磐線・東京メトロの綾瀬駅高架下に入居する店舗です。1975年開業という古さですが、売場は改装されており、老朽化などは感じられません。一方で高架下特有の細長い形状をしており、レジが混雑すると買いまわりはしにくいと感じます。改札に近い入口から青果と惣菜を配置。会社帰りの通勤客の需要取り込みを狙います。その後は壁面に沿って鮮魚、精肉と続いています。
青果は入口すぐのアイランド什器でさくらんぼ、ビワ、いちじく、巨峰、もも、メロンなど、やや季節外れの商品も含め高価格帯な果物を種類豊富に展開。カットフルーツやカット野菜、野菜炒めセットなど簡便性のあるアイテムも強化しています。「農家さんのおすすめ市」という産地直送コーナーを導入するほか、オーガニック野菜も販売。なぜかトウモロコシやそら豆のコーナーに、きゅうりやトマトといった野菜の苗が販売されていました。ドレッシングや合わせ調味料を関連陳列するのはよく見かけますが、食料品コーナーに園芸部門の商品を置くのは違和感があります。
惣菜売場は弁当の比率が非常に高く、商品にも力を入れています。陳列数も多いことから、夕方から夜にかけての販売も見込めるようです。競合でもよく見られる健康志向なお弁当の他に、「利休監修牛タン重」880円や「黒トリュフソースのビーフカットステーキ重」698円(いずれも税抜き)など高価格帯のがっつり系商品も販売。店内調理の比率も高めですが、一部は東急ストアデリカセンターから供給を受けます。揚げ物や天ぷらは定番品に絞り込まれている印象ですが、惣菜売場に隣接して「新宿さぼてん」があるため棲み分けを図っているようです。
鮮魚は売場スペースの割にお刺身が充実しており、駅前立地にも関わらず6点盛り1280円から1580円などファミリー層向けの盛り合わせも販売。単品お造りでも「するめいか姿造り」598円や「たっぷり薬味で味わう刺身(かつお)」498円、「カルパッチョ(サーモン)」798円など手の込んだアイテムも取り揃えています。「バイヤー一押し干物」コーナーを設け、塩だけで仕上げたこだわりの干物も訴求していました。
精肉は全てプロセスセンター加工を実施するものの、100g1680円の黒毛和牛ヒレ肉、100g1280円の黒毛和牛サーロインステーキなど高級品もラインナップ。オーストラリア産オーガニックビーフや骨付きラム肉などこだわり商品も並びます。一方で国産鶏もも肉はカット済みで100g128円などとやや高く、品揃えの中心に据えているのは「地養鳥」で、こちらは1枚まるごとのパックでも100g178円という価格となっています。プライスゾーンを高めに設定していますが、高所得者が多い街ではないため、もう少しお手頃な商品を扱ってもよいと感じます。
加工食品でも高級品・こだわりの品が非常に目立ちました。「これぞ逸品」というPOPは商品説明も記載されており良いと思いますが、高級スーパーではないのですから、割合が過剰に感じました。東急東横線や田園都市線沿線の店舗であれば妥当な品揃えですが、足立区ではお客様のニーズと合っているとは言い難いでしょう。プライベートブランドは私鉄系スーパーの「八社会」が共同開発するVマークバリュープラスしか無いためアイテム数が少ないのは理解できますが、低価格なNBを導入すれば良い話です。ちなみに企業規模を考えれば、大手NBはもっと安く提供出来るはずです。
レジは8台設置されていますが、端の1台は雑誌などで塞がれており、実質的に稼働できるのは最大7台です。セミセルフレジはそのうち4台導入。客数は同じ時間帯のイトーヨーカドーよりも多く、駅改札すぐという好立地により優位に立っています。車での来店が無いため客単価は低く、カゴを持たずに買い物する方も見られました。
JR常磐線、東京メトロの綾瀬駅すぐのところに、東急ストア綾瀬店はあります。
店舗外観。
高架下に入居しており、細長い売場をしています。

入口すぐのアイランド什器には高級志向な果物を配置。

カットフルーツコーナーでは贈答用の果物も販売します。

産地直送野菜コーナー「農家さんのおすすめ市」

青果売場。スポット照明も多く上質感ある空間。

「オーガニックの約束」という名前の有機野菜コーナー。

カット野菜、野菜炒めセットなど簡便アイテムも強化。

きゅうりやトマトといった野菜の苗も販売していました。ドレッシングや合わせ調味料を関連陳列するのはよく見かけますが、食料品コーナーに園芸部門の商品を置くのは違和感があります。

青果売場と並んで惣菜売場を配置。

野菜をふんだんに使った彩り豊かな惣菜も並びます。

「利休監修牛タン重」880円や「黒トリュフソースのビーフカットステーキ重」698円(いずれも税抜き)など高価格帯のがっつり系商品も販売。

一部商品はアウトパックで供給します。

鮮魚売場は平台ショーケースなどはありませんが、限られたスペースで充実した品揃えを実現。
お刺身では「するめいか姿造り」598円や「たっぷり薬味で味わう刺身(かつお)」498円、「カルパッチョ(サーモン)」798円など手の込んだアイテムも取り揃えています。

「バイヤー一押し干物」コーナーを設置。

精肉売場では100g1680円の黒毛和牛ヒレ肉、100g1280円の黒毛和牛サーロインステーキなど高級品も強化。
関連陳列も積極的に取り組みます。

オーストラリア産オーガニックビーフステーキ肉や骨付きラム肉、黒毛和牛焼き肉用肉などこだわり商品を揃えます。

豚肉では神奈川県産「高座豚」や宮崎県産「霧島黒豚」など銘柄肉の構成比を高めています。

鶏肉でも国産「地養鳥」を前面に押し出した品揃えですが、もも肉は100g178円という強気な価格設定。

ローストビーフは通常品の他にカルパッチョ、土佐作りなど幅広く揃えます。

和日配コーナー。
Vマークバリュープラスの豆腐が1丁98円と高いので、NB商品を下限プライスとして69円で販売。200円を超える高価格帯まで幅広く品揃えします。

生ハムはプロシュートなど高級品も販売。

ワインに合うチーズも強化しています。

加工食品売場。
高級品・こだわりの品が非常に目立ちました。「これぞ逸品」というPOPは商品説明も記載されています。

ドレッシングでも他社では見かけないような商品も扱っています。

塩や岩塩も、これでもかと珍しい品・高級品を揃えています。

酒売場もスペースの関係上、SKUが多いわけではありませんが、高級志向な品揃えが見られました。

クラフトビールコーナーも導入。

東急ストア綾瀬店 店舗概要
開業: 1975年10月03日
売場面積: 1385㎡(テナント含む)
営業時間: 9:00-22:00
住所: 東京都足立区綾瀬3-1-2
駐車場: 無し
HP: https://www.tokyu-store.co.jp/shop/detail.html?pdid=63
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: やや上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: セントラルフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ4台(2台稼働中)、セミセルフレジ4台(2台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: Vマークバリュープラス
JR常磐線・東京メトロの綾瀬駅高架下に入居する店舗です。1975年開業という古さですが、売場は改装されており、老朽化などは感じられません。一方で高架下特有の細長い形状をしており、レジが混雑すると買いまわりはしにくいと感じます。改札に近い入口から青果と惣菜を配置。会社帰りの通勤客の需要取り込みを狙います。その後は壁面に沿って鮮魚、精肉と続いています。
青果は入口すぐのアイランド什器でさくらんぼ、ビワ、いちじく、巨峰、もも、メロンなど、やや季節外れの商品も含め高価格帯な果物を種類豊富に展開。カットフルーツやカット野菜、野菜炒めセットなど簡便性のあるアイテムも強化しています。「農家さんのおすすめ市」という産地直送コーナーを導入するほか、オーガニック野菜も販売。なぜかトウモロコシやそら豆のコーナーに、きゅうりやトマトといった野菜の苗が販売されていました。ドレッシングや合わせ調味料を関連陳列するのはよく見かけますが、食料品コーナーに園芸部門の商品を置くのは違和感があります。
惣菜売場は弁当の比率が非常に高く、商品にも力を入れています。陳列数も多いことから、夕方から夜にかけての販売も見込めるようです。競合でもよく見られる健康志向なお弁当の他に、「利休監修牛タン重」880円や「黒トリュフソースのビーフカットステーキ重」698円(いずれも税抜き)など高価格帯のがっつり系商品も販売。店内調理の比率も高めですが、一部は東急ストアデリカセンターから供給を受けます。揚げ物や天ぷらは定番品に絞り込まれている印象ですが、惣菜売場に隣接して「新宿さぼてん」があるため棲み分けを図っているようです。
鮮魚は売場スペースの割にお刺身が充実しており、駅前立地にも関わらず6点盛り1280円から1580円などファミリー層向けの盛り合わせも販売。単品お造りでも「するめいか姿造り」598円や「たっぷり薬味で味わう刺身(かつお)」498円、「カルパッチョ(サーモン)」798円など手の込んだアイテムも取り揃えています。「バイヤー一押し干物」コーナーを設け、塩だけで仕上げたこだわりの干物も訴求していました。
精肉は全てプロセスセンター加工を実施するものの、100g1680円の黒毛和牛ヒレ肉、100g1280円の黒毛和牛サーロインステーキなど高級品もラインナップ。オーストラリア産オーガニックビーフや骨付きラム肉などこだわり商品も並びます。一方で国産鶏もも肉はカット済みで100g128円などとやや高く、品揃えの中心に据えているのは「地養鳥」で、こちらは1枚まるごとのパックでも100g178円という価格となっています。プライスゾーンを高めに設定していますが、高所得者が多い街ではないため、もう少しお手頃な商品を扱ってもよいと感じます。
加工食品でも高級品・こだわりの品が非常に目立ちました。「これぞ逸品」というPOPは商品説明も記載されており良いと思いますが、高級スーパーではないのですから、割合が過剰に感じました。東急東横線や田園都市線沿線の店舗であれば妥当な品揃えですが、足立区ではお客様のニーズと合っているとは言い難いでしょう。プライベートブランドは私鉄系スーパーの「八社会」が共同開発するVマークバリュープラスしか無いためアイテム数が少ないのは理解できますが、低価格なNBを導入すれば良い話です。ちなみに企業規模を考えれば、大手NBはもっと安く提供出来るはずです。
レジは8台設置されていますが、端の1台は雑誌などで塞がれており、実質的に稼働できるのは最大7台です。セミセルフレジはそのうち4台導入。客数は同じ時間帯のイトーヨーカドーよりも多く、駅改札すぐという好立地により優位に立っています。車での来店が無いため客単価は低く、カゴを持たずに買い物する方も見られました。