7/31閉店 フードプラザハヤシアスモ店
- 2022/07/31
- 23:31
千葉県茂原市。
JR外房線の茂原駅から徒歩23分程度のところに、フードプラザハヤシアスモ店はあります。
こちらの店舗は2022年7月31日をもって営業を終了致しました。
閉店3日前と当日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。
フードプラザハヤシは茂原ショッピングプラザアスモに入居していました。アスモの名称の由来は「明日の茂原へ」とのことです。

店舗裏手より。ちなみに核テナントはフードプラザハヤシではなくホームセンターのケーヨーデイツーです。

目の前にはカスミが立地しています。

アスモの大規模小売店舗表示板。

大きな吹き抜けがあります。

フロアガイド。
ドムドムハンバーガーとディッパーダンの旧ダイエー系列の企業が出店しています。

フードプラザハヤシ閉店のお知らせ。

まず閉店3日前の様子からお伝えいたします。
青果売場。こちらは「一文字青果」という専門店が担当しています。

陳列が非常に丁寧な印象。このほか贈答用の果物など高級品も扱っていました。

有名人のサインも飾られていました。

鮮魚売場は「ヤマト水産」が担当。

地元千葉県産のハマグリなどが並びます。

1人前1000円を超える握り寿司も人気でした。

精肉売場はハヤシが直営で展開。

上質な小郡和牛、とちぎ和牛、宮崎牛など豊富に取り扱い。

惣菜売場。

ベーカリーも入居していました。

冷凍食品は3割引きで売りつくし。

加工食品売場。だいぶ商品が少なくなっていました。

日配品は完売でした。

ここからは閉店当日の様子です。

商品の無くなった青果売場。

閉店1時間前の時点で商品は完売していました。

精肉売場。

惣菜売場。

加工食品もきれいに無くなっていました。

商業施設の営業時間が20時までであるため、それに合わせ店を開けていましたが、販売する商品はほぼ無い状況で、お客さんの姿は疎らでした。

跡地には10月上旬にランドロームが出店すると案内がありました。

フードプラザハヤシアスモ店 店舗概要
開業: 2005年7月1日
売場面積: 1528㎡
営業時間: 10:00〜20:00
住所: 千葉県茂原市高師1735
駐車場: あり
HP: https://www.fud-hayashi.co.jp/info/post_shop/98.html
2022年5月10日、千葉県茂原市に本社を置き、「フードプラザハヤシ」を11店舗展開する株式会社ハヤシが、その全店を閉店し、スーパーマーケット事業から撤退すると発表しました。営業終了後の店舗については「地域に生活される方々の食のライフラインを守り、従業員の雇用を維持するために、株式会社カスミ他、イオングループの各社に引き継ぐことになりました。」と案内がありました。
6月7日に「フードプラザハヤシ本店」が営業を終了したのを皮切りに、1週間で1から2店舗のペースで閉店を進めており、7月31日閉店のアスモ店が最後の1店舗となります。アスモ店の閉店をもって、1971年創業の株式会社ハヤシは小売業から完全に撤退することとなりました。7月29日には、ハヤシ本店跡地に「カスミ茂原マーケットプレイス店」がオープンしており、今後もカスミが引き継いで営業する場合は2か月程度の改装で居抜き出店すると予測されます。
一方、今回閉店したアスモ店に関しては目の前にフードスクエアカスミ茂原店が立地しており、動向が注目されていました。カスミになる可能性は低いとして、同じくユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)のマックスバリュ関東などイオングループのスーパーではないかと個人的には予測していましたが、ランドローム(本社:千葉県船橋市)が10月上旬に出店すると発表がありました。社員はカスミに移籍する方が大半だと思われますが、パートアルバイトさんは雇用にも関わるため、居抜き出店する企業が現れたことは喜ばしいでしょう。
株式会社ハヤシの売上高は、2013年5月期で145億円。営業利益や経常利益は公表されていませんが、2018年5月期の決算公告を閲覧することが可能で、その年の当期純利益は1357万8000円となっています。資本金は8000万円、利益余剰金は13億2309万円で、総資産78億1540万2000円から計算すると自己資本比率17.95%となり、小売業としては決して悪い水準ではありません(例えばイオン株式会社の自己資本比率は2022年2月期で8.2%)。
2021年8月20日には本納店、同年9月20日には白里店を閉鎖しており、売上高は2013年と比べやや減少していると見られますが、一方で利益余剰金や自己資本比率から推測すると債務超過には程遠い経営状況ではないでしょうか。本当に経営が危うくなってからでは店舗を切り売りされる可能性が高くなるため、今回の店舗譲渡は「地域に生活される方々の食のライフラインを守り、従業員の雇用を維持する」ためには賢明な判断だったと考えられます。
JR外房線の茂原駅から徒歩23分程度のところに、フードプラザハヤシアスモ店はあります。
こちらの店舗は2022年7月31日をもって営業を終了致しました。
閉店3日前と当日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。
フードプラザハヤシは茂原ショッピングプラザアスモに入居していました。アスモの名称の由来は「明日の茂原へ」とのことです。

店舗裏手より。ちなみに核テナントはフードプラザハヤシではなくホームセンターのケーヨーデイツーです。

目の前にはカスミが立地しています。

アスモの大規模小売店舗表示板。

大きな吹き抜けがあります。

フロアガイド。
ドムドムハンバーガーとディッパーダンの旧ダイエー系列の企業が出店しています。

フードプラザハヤシ閉店のお知らせ。

まず閉店3日前の様子からお伝えいたします。
青果売場。こちらは「一文字青果」という専門店が担当しています。

陳列が非常に丁寧な印象。このほか贈答用の果物など高級品も扱っていました。

有名人のサインも飾られていました。

鮮魚売場は「ヤマト水産」が担当。

地元千葉県産のハマグリなどが並びます。

1人前1000円を超える握り寿司も人気でした。

精肉売場はハヤシが直営で展開。

上質な小郡和牛、とちぎ和牛、宮崎牛など豊富に取り扱い。

惣菜売場。

ベーカリーも入居していました。

冷凍食品は3割引きで売りつくし。

加工食品売場。だいぶ商品が少なくなっていました。

日配品は完売でした。

ここからは閉店当日の様子です。

商品の無くなった青果売場。

閉店1時間前の時点で商品は完売していました。

精肉売場。

惣菜売場。

加工食品もきれいに無くなっていました。

商業施設の営業時間が20時までであるため、それに合わせ店を開けていましたが、販売する商品はほぼ無い状況で、お客さんの姿は疎らでした。

跡地には10月上旬にランドロームが出店すると案内がありました。

フードプラザハヤシアスモ店 店舗概要
開業: 2005年7月1日
売場面積: 1528㎡
営業時間: 10:00〜20:00
住所: 千葉県茂原市高師1735
駐車場: あり
HP: https://www.fud-hayashi.co.jp/info/post_shop/98.html
2022年5月10日、千葉県茂原市に本社を置き、「フードプラザハヤシ」を11店舗展開する株式会社ハヤシが、その全店を閉店し、スーパーマーケット事業から撤退すると発表しました。営業終了後の店舗については「地域に生活される方々の食のライフラインを守り、従業員の雇用を維持するために、株式会社カスミ他、イオングループの各社に引き継ぐことになりました。」と案内がありました。
6月7日に「フードプラザハヤシ本店」が営業を終了したのを皮切りに、1週間で1から2店舗のペースで閉店を進めており、7月31日閉店のアスモ店が最後の1店舗となります。アスモ店の閉店をもって、1971年創業の株式会社ハヤシは小売業から完全に撤退することとなりました。7月29日には、ハヤシ本店跡地に「カスミ茂原マーケットプレイス店」がオープンしており、今後もカスミが引き継いで営業する場合は2か月程度の改装で居抜き出店すると予測されます。
一方、今回閉店したアスモ店に関しては目の前にフードスクエアカスミ茂原店が立地しており、動向が注目されていました。カスミになる可能性は低いとして、同じくユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)のマックスバリュ関東などイオングループのスーパーではないかと個人的には予測していましたが、ランドローム(本社:千葉県船橋市)が10月上旬に出店すると発表がありました。社員はカスミに移籍する方が大半だと思われますが、パートアルバイトさんは雇用にも関わるため、居抜き出店する企業が現れたことは喜ばしいでしょう。
株式会社ハヤシの売上高は、2013年5月期で145億円。営業利益や経常利益は公表されていませんが、2018年5月期の決算公告を閲覧することが可能で、その年の当期純利益は1357万8000円となっています。資本金は8000万円、利益余剰金は13億2309万円で、総資産78億1540万2000円から計算すると自己資本比率17.95%となり、小売業としては決して悪い水準ではありません(例えばイオン株式会社の自己資本比率は2022年2月期で8.2%)。
2021年8月20日には本納店、同年9月20日には白里店を閉鎖しており、売上高は2013年と比べやや減少していると見られますが、一方で利益余剰金や自己資本比率から推測すると債務超過には程遠い経営状況ではないでしょうか。本当に経営が危うくなってからでは店舗を切り売りされる可能性が高くなるため、今回の店舗譲渡は「地域に生活される方々の食のライフラインを守り、従業員の雇用を維持する」ためには賢明な判断だったと考えられます。