スーパーカワグチSCこてはし中央店
- 2022/08/04
- 02:26
千葉県千葉市花見川区。
京成線八千代台駅から徒歩45分程度のところに、スーパーカワグチSCこてはし中央店はあります。
店舗外観
「スーパーカワグチ」という店名の看板が無いため、一見するとスーパーとは分かりません。

今にも朽ち果てそうなCGCのロゴが掲げられています。

店舗裏手。老朽化が目立ちますが、1973年に開業しており、既に49年間営業しています。

隣接する小さな商店街にはシャッターの閉まった区画が多く見られました。

こちらはスーパーカワグチ目の前の区画。

青果売場。
ここ数年で改装を実施した模様で、店内はピカピカに生まれ変わっています。ただし床や壁はきれいですが天井は以前のままのようで、黒ずみが残っています。

青果は運搬用カゴを活用した簡素な陳列を実施。価格訴求のため大きなプライスカードを付け過ぎており、商品が目立たない気もします。

根菜類などは陳列に量感をもたせます。

カットスイカ、カットメロンは涼しげな色合いのコーナーで展開するなど工夫されています。

青果に続いて精肉売場を配置。

精肉では導入部で国産牛の巨大ステーキ肉を100g780円で訴求。すき焼き用、焼き肉用でもお手頃ながら霜降り肉を揃えています。

豚肉では「秋田県産桃豚」を訴求するなど、やや上質志向な品揃え。

冷蔵ショーケースの上ではずらりと関連陳列を行います。

味付け肉も豊富に揃えます。

イベリコ豚焼き肉セット、牛タン、ジンギスカン、サイコロステーキなどを冷凍で販売。

冷凍の状態ですが、6本298円、20本698円という格安の焼き鳥も並びます。

精肉から鮮魚、惣菜と続いています。

精肉、鮮魚共に平台ショーケースも配置しており、充実した品揃え。

訪れたのは土用の丑の日直前であったため、うなぎを大々的に売り出します。

お刺身は3点盛り398円、4点盛り680円、6点盛り880円と、少人数世帯からファミリー層までの幅広いニーズに応える品揃え。

鮎やサザエも販売します。

「お魚屋さんの寿司」(680円)はネタも大きく満足できるクオリティです。

フライパンで炒めるだけの味付けイカもスタミナ炒め、ねぎ塩、バター醤油と3種類展開。

惣菜売場。

税抜き250円均一という低価格でお弁当を販売。種類も「豚生姜焼き」「サバの塩焼き」「唐揚げ」「アジフライ」「トンカツ」など豊富に揃えており魅力的ですね。

中華惣菜も豊富に並びます。

加工食品売場。

飲料ではケース販売にも注力。

同社の米本店では48円で販売されていたCGCブランドのお茶が69円で販売されていました。
価格の決定権は本部では無く店舗にあるのでしょうか。

耐震工事を行ったようで、売場ではこのような鉄骨が見られました。

CGC商品には突き出しPOPを付けて訴求しています。

上白糖はカップ印、スプーン印、パールエース印、ばら印、ママ印など多数のブランドが存在していますが、クローバー印は初めて見ました。

スーパーカワグチSCこてはし中央店店 店舗概要
開業: 1973年06月28日
売場面積: 742㎡
営業時間: 10時00分~19時00分
住所: 千葉県千葉市花見川区こてはし台5-1-17
駐車場: あり
HP: http://s-kawaguchi.jp/103_tyuoh.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや少ない
客層: 高齢者、主婦、男性1人中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: きれい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送、CGCソング
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ1台(1台稼働中)、セミセルフレジ3台(1台稼働中、精算機5台)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 無し(商店街に共有あり)
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC
1965年に建設が開始された、千葉県住宅供給公社のこてはし台団地。戸建てを中心とした団地となっており、およそ2800世帯6100人が暮らしています。その団地の中央部にある「こてはし台中央商店街」の中で、スーパーカワグチは営業しています。
先ほど訪れた同社の米本店と打って変わってきれいで明るい売場です。開業は1973年であるものの、近年改装を実施した様子。ただし床や壁はきれいですが天井は以前のままのようで、黒ずみが残っています。
入口から青果、精肉、鮮魚、惣菜と続きます。青果は運搬用カゴを活用した簡素な陳列。野菜では少量パックやカット野菜をほぼ扱わずに定番品が中心ですが、果物は旬のスイカやメロンでやや高価格帯な商品も販売します。POPがごちゃごちゃしており、本当に売り込みたい商品が見えにくくなっていると感じます。
精肉では導入部で国産牛の巨大ステーキ肉を100g780円で訴求。すき焼き用、焼き肉用でもお手頃ながら霜降り肉を揃えています。豚肉では「秋田県産桃豚」を訴求するなど、やや上質志向な品揃え。店内調理で味付け肉も販売しているほか、イベリコ豚焼き肉セット、牛タン、ジンギスカン、サイコロステーキなどを冷凍で販売しています。同じく冷凍の状態ですが、6本298円、20本698円という格安の焼き鳥も並んでいました。
鮮魚のお刺身は3点盛り398円、4点盛り680円、6点盛り880円とファミリー層向けまで充実の品揃え。土用の丑の日が近いためうなぎの販売・予約活動にも力を入れています。漬け魚や干物の他にも、フライパンで炒めるだけの味付けイカもスタミナ炒め、ねぎ塩、バター醤油と3種類展開。「お魚屋さんの寿司」(680円)はネタも大きく満足できるクオリティです。
惣菜では税抜き250円均一という格安でお弁当を販売。種類も「豚生姜焼き」「サバの塩焼き」「唐揚げ」「アジフライ」「トンカツ」など豊富に揃えています。サイズはやや小さいものの、カツ丼、味噌カツ丼、野菜天丼は290円で提供。手作りの和惣菜や中華惣菜、お好み焼きなど全般的に低価格ながら幅広い品揃えを実現しています。牛乳などの洋日配コーナーは標準的ですが、デザートコーナーがやや寂しく、直近で大きく伸長している乳酸菌飲料コーナーが小さいと感じました。
加工食品はCGC商品の売り込みに徹した売場となっています。突き出しPOPでCGC商品を際立たせ、大手NBとの比較購入を勧めています。こだわりの品や高級品は扱いません。飲料や酒売場ではケース販売にも注力しますが、客層からしてもあまり売れている気配はありません。酒は最低限のラインナップにとどまっています。前出し、品出しがきれいに行われていたのは好印象。価格設定は各店舗に委ねられているのか、米本店やこてはし南店と値段が異なるアイテムも多く見受けられました。
祝日の午後に訪れましたが、客数は少なく、客単価も決して高いとは言えません。一方でセミセルフレジへの投資や売場の陳列量から推測すると、それなりの売上があるようです。レジでは従業員と常連客が会話をする場面も多く、地域に密着した運営が行われているのでしょう。
京成線八千代台駅から徒歩45分程度のところに、スーパーカワグチSCこてはし中央店はあります。
店舗外観
「スーパーカワグチ」という店名の看板が無いため、一見するとスーパーとは分かりません。

今にも朽ち果てそうなCGCのロゴが掲げられています。

店舗裏手。老朽化が目立ちますが、1973年に開業しており、既に49年間営業しています。

隣接する小さな商店街にはシャッターの閉まった区画が多く見られました。

こちらはスーパーカワグチ目の前の区画。

青果売場。
ここ数年で改装を実施した模様で、店内はピカピカに生まれ変わっています。ただし床や壁はきれいですが天井は以前のままのようで、黒ずみが残っています。

青果は運搬用カゴを活用した簡素な陳列を実施。価格訴求のため大きなプライスカードを付け過ぎており、商品が目立たない気もします。

根菜類などは陳列に量感をもたせます。

カットスイカ、カットメロンは涼しげな色合いのコーナーで展開するなど工夫されています。

青果に続いて精肉売場を配置。

精肉では導入部で国産牛の巨大ステーキ肉を100g780円で訴求。すき焼き用、焼き肉用でもお手頃ながら霜降り肉を揃えています。

豚肉では「秋田県産桃豚」を訴求するなど、やや上質志向な品揃え。

冷蔵ショーケースの上ではずらりと関連陳列を行います。

味付け肉も豊富に揃えます。

イベリコ豚焼き肉セット、牛タン、ジンギスカン、サイコロステーキなどを冷凍で販売。

冷凍の状態ですが、6本298円、20本698円という格安の焼き鳥も並びます。

精肉から鮮魚、惣菜と続いています。

精肉、鮮魚共に平台ショーケースも配置しており、充実した品揃え。

訪れたのは土用の丑の日直前であったため、うなぎを大々的に売り出します。

お刺身は3点盛り398円、4点盛り680円、6点盛り880円と、少人数世帯からファミリー層までの幅広いニーズに応える品揃え。

鮎やサザエも販売します。

「お魚屋さんの寿司」(680円)はネタも大きく満足できるクオリティです。

フライパンで炒めるだけの味付けイカもスタミナ炒め、ねぎ塩、バター醤油と3種類展開。

惣菜売場。

税抜き250円均一という低価格でお弁当を販売。種類も「豚生姜焼き」「サバの塩焼き」「唐揚げ」「アジフライ」「トンカツ」など豊富に揃えており魅力的ですね。

中華惣菜も豊富に並びます。

加工食品売場。

飲料ではケース販売にも注力。

同社の米本店では48円で販売されていたCGCブランドのお茶が69円で販売されていました。
価格の決定権は本部では無く店舗にあるのでしょうか。

耐震工事を行ったようで、売場ではこのような鉄骨が見られました。

CGC商品には突き出しPOPを付けて訴求しています。

上白糖はカップ印、スプーン印、パールエース印、ばら印、ママ印など多数のブランドが存在していますが、クローバー印は初めて見ました。

スーパーカワグチSCこてはし中央店店 店舗概要
開業: 1973年06月28日
売場面積: 742㎡
営業時間: 10時00分~19時00分
住所: 千葉県千葉市花見川区こてはし台5-1-17
駐車場: あり
HP: http://s-kawaguchi.jp/103_tyuoh.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや少ない
客層: 高齢者、主婦、男性1人中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: きれい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送、CGCソング
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ1台(1台稼働中)、セミセルフレジ3台(1台稼働中、精算機5台)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 無し(商店街に共有あり)
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC
1965年に建設が開始された、千葉県住宅供給公社のこてはし台団地。戸建てを中心とした団地となっており、およそ2800世帯6100人が暮らしています。その団地の中央部にある「こてはし台中央商店街」の中で、スーパーカワグチは営業しています。
先ほど訪れた同社の米本店と打って変わってきれいで明るい売場です。開業は1973年であるものの、近年改装を実施した様子。ただし床や壁はきれいですが天井は以前のままのようで、黒ずみが残っています。
入口から青果、精肉、鮮魚、惣菜と続きます。青果は運搬用カゴを活用した簡素な陳列。野菜では少量パックやカット野菜をほぼ扱わずに定番品が中心ですが、果物は旬のスイカやメロンでやや高価格帯な商品も販売します。POPがごちゃごちゃしており、本当に売り込みたい商品が見えにくくなっていると感じます。
精肉では導入部で国産牛の巨大ステーキ肉を100g780円で訴求。すき焼き用、焼き肉用でもお手頃ながら霜降り肉を揃えています。豚肉では「秋田県産桃豚」を訴求するなど、やや上質志向な品揃え。店内調理で味付け肉も販売しているほか、イベリコ豚焼き肉セット、牛タン、ジンギスカン、サイコロステーキなどを冷凍で販売しています。同じく冷凍の状態ですが、6本298円、20本698円という格安の焼き鳥も並んでいました。
鮮魚のお刺身は3点盛り398円、4点盛り680円、6点盛り880円とファミリー層向けまで充実の品揃え。土用の丑の日が近いためうなぎの販売・予約活動にも力を入れています。漬け魚や干物の他にも、フライパンで炒めるだけの味付けイカもスタミナ炒め、ねぎ塩、バター醤油と3種類展開。「お魚屋さんの寿司」(680円)はネタも大きく満足できるクオリティです。
惣菜では税抜き250円均一という格安でお弁当を販売。種類も「豚生姜焼き」「サバの塩焼き」「唐揚げ」「アジフライ」「トンカツ」など豊富に揃えています。サイズはやや小さいものの、カツ丼、味噌カツ丼、野菜天丼は290円で提供。手作りの和惣菜や中華惣菜、お好み焼きなど全般的に低価格ながら幅広い品揃えを実現しています。牛乳などの洋日配コーナーは標準的ですが、デザートコーナーがやや寂しく、直近で大きく伸長している乳酸菌飲料コーナーが小さいと感じました。
加工食品はCGC商品の売り込みに徹した売場となっています。突き出しPOPでCGC商品を際立たせ、大手NBとの比較購入を勧めています。こだわりの品や高級品は扱いません。飲料や酒売場ではケース販売にも注力しますが、客層からしてもあまり売れている気配はありません。酒は最低限のラインナップにとどまっています。前出し、品出しがきれいに行われていたのは好印象。価格設定は各店舗に委ねられているのか、米本店やこてはし南店と値段が異なるアイテムも多く見受けられました。
祝日の午後に訪れましたが、客数は少なく、客単価も決して高いとは言えません。一方でセミセルフレジへの投資や売場の陳列量から推測すると、それなりの売上があるようです。レジでは従業員と常連客が会話をする場面も多く、地域に密着した運営が行われているのでしょう。