フレスコベンガベンガダイヤ店
- 2022/09/08
- 23:54
渋谷区本町。
京王新線の初台駅から徒歩6分程度のところに、フレスコベンガベンガダイヤ店はあります。
店舗外観。
独立系ディスカウントストア「ファミリーセンターダイヤ」に入居しているため「ダイヤ店」を名乗ります。

ごちゃごちゃとした入口。1階の入口部分と2階がダイヤの売場となっています。

フレスコベンガベンガのフロアガイド。こちらの平面図よりも実際には細長い売場となっています。

入口すぐの青果売場。平台は使わず、季節の果物と野菜を並行して展開します。
建物の外観と打って変わって明るくきれいな売場となっています。

売場は広くないものの、一通りのアイテムは揃います。

カット野菜や少量パックなど、周辺に少人数世帯や単身者が多いことを考慮したアイテムも充実しています。

高級な果物やカットフルーツも充実。

青果に続いて和洋日配を配置。

豆腐コーナー。

デザートコーナーはモンテールのシュークリームやヤマザキの2個入れケーキなど低価格品が並びます。

売場の一番奥に精肉、鮮魚を配置。

精肉は専門店の明治屋産業「壱丁田」が担当。

塊の牛バラカルビ用肉、ヒレブロック肉をオーダーカットで提供。

鶏肉では通常の国産品の他に「薩摩錦ちきん」という銘柄肉を訴求。

飲食店向けの業務用サイズも販売します。

平台ショーケースでは味付け肉やアメリカ産の安価なステーキ肉なども並びます。

フライパンで焼くだけの簡便調理アイテムも強化。

続く鮮魚売場。

お刺身は種類豊富に展開しており、本マグロ中トロのお造り880円や、4切れずつ入ったボリュームのある5点盛りが980円とお値打ち価格で提供されています。

真鯛、メジナ、ヒゲソリダイ、ムロアジ、イサキなど丸々一尾の鮮魚も販売。

続いて冷凍食品コーナー、飲料・酒コーナーを配置。

ペットボトル飲料ではプライベートブランドは導入されていないものの、大手ナショナルブランドを低価格で販売。

惣菜売場。厨房が見えるオープンキッチン方式となっています。

魚惣菜、店内調理の煮豚など手間のかかる商品も並んでいる印象。

うな重など高価格帯のアイテムも見られました。

握り寿司では1人前590円、780円、1180円の3種類を展開します。

加工食品売場。
ナショナルブランドの価格は大手スーパーと比べると若干割高ですが、広告の品は価格訴求が十分出来ています。

通路幅が狭く、ゆっくり商品を選ぶのは難しそうです。

周辺の高所得者層を意識したこだわりの品も一部では扱っています。

酒コーナー。
売場の中央部分には2階の「ファミリーセンターダイヤ」への階段があります。

きれいで明るい食品売場の中に突如として昭和の雰囲気漂うダイヤの入口が現れます。
元々エスカレーターだったものを階段として利用。

壁面にも商品が並びます。

所狭しと商品を陳列。

「ファミリーセンターダイヤ」店内の様子。
衣料品や日用雑貨、寝具などを扱っています。

コンクリート剝き出しの箇所などもあり、建物の古さを感じさせます。

飲食店向けの調理・清掃用品なども扱います。

フレスコベンガベンガダイヤ店 店舗概要
開業: 1979年03月01日
売場面積: 560㎡
営業時間: 10:00~0:30
住所: 東京都渋谷区本町2-33-2
駐車場: 無し
HP: http://fresco-kanto.com/store/daiya/
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: やや少ない
客層: 若年層中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に少なめ
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ1台(0台稼働中)セミセルフレジ2台(2台稼働中)、精算機4台
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
フレスコベンガベンガは、東京都大田区に本社を置く株式会社フレスコ関東が東京・神奈川に6店舗を運営しているスーパーです。かつてはサークルKサンクスなどに米飯・惣菜を供給していた株式会社ナガイが運営していたスーパーでしたが、2014年10月1日に分社化し、ユニーの100%子会社の株式会社ピアゴ関東として発足。2017年11月1日には京都府京都市に本社を置き、「スーパーフレスコ」を展開する株式会社ハートフレンドへ売却されました。2021年2月期の売上高は36億7200万円。
東京都渋谷区、京王新線の初台駅から徒歩6分という都心の超一等地で営業する店舗です。独立系のディスカウントストア「ファミリーセンターダイヤ」内に出店しているため、周辺のコンビニ各社が「渋谷本町店」などと名乗る中、フレスコベンガベンガは「ダイヤ店」という店名となっています。店舗入口部分と2階にはファミリーセンターダイヤが衣料品、日用品などを販売。2階への階段は売場のベンガベンガの売場中央部分にあり、きれいで明るい食品売場の中に突如として昭和の雰囲気漂うダイヤの入口が現れます。
売場は入口から青果、和洋日配、突き当りの壁面に精肉、鮮魚を配置し、折り返して狭い通路に沿って冷凍食品、飲料、酒が続き、レジ前に惣菜を展開します。間口は狭いものの奥に細長い売場となっており、560平米を確保。生鮮品も十分な品揃えで、近隣では貴重な本格食品スーパーとして営業しています。店内放送では地域一番店を目指しますという内容も流れていましたが、そもそも競合がほぼ存在していません。
青果は売場面積の関係で品揃えは絞られていますが、季節の果物、旬の野菜の定番は押さえています。カット野菜や野菜炒めセットなど、周辺に少人数世帯や単身者が多いことを考慮したアイテムも充実しています。精肉は専門店の明治屋産業「壱丁田」が担当。塊の状態の牛バラカルビ用肉や、厚切りの牛タン、100g880円の牛サーロインステーキなど高級志向な品揃えが目立ちます。鶏肉では通常の国産品の他に「薩摩錦ちきん」という銘柄肉を訴求するほか、豚肉や鶏肉では飲食店向けの大容量パックなども見られました。味付け肉など、時短・簡便ニーズに応えるアイテムも扱っています。
鮮魚は直営で運営。真鯛、メジナ、ヒゲソリダイ、ムロアジ、イサキなど丸々一尾の鮮魚も販売。お刺身は種類豊富に展開しており、本マグロ中トロのお造り880円や、4切れずつ入ったボリュームのある5点盛りが980円とお値打ち価格で提供されています。惣菜はアイテム数自体は絞り込まれているものの、具材が豊富な弁当や、魚惣菜、店内調理の煮豚など手間のかかる商品も並んでおり、価格帯はやや高めとなっています。握り寿司では1人前590円、780円、1180円と、松竹梅戦略とも言われる3通りのグレードを設けて販売しています。
和洋日配ではこだわりの品はあまり見られず、大手ナショナルブランドを中心にラインナップ。デザート売場もモンテールのシュークリームやヤマザキの2個入れケーキなど低価格品が並びます。加工食品は狭い売場の中で品揃えは絞り込まれていますが、周辺の高所得者層を意識したこだわりの品も一部では扱っています。酒も高価格帯のアイテムが見られますが、菓子は定番品が中心となっており、もう少し高級志向な商品を導入しても売れるのではないかと思います。ナショナルブランドの価格は大手スーパーと比べると若干割高ですが、広告の品は価格訴求が十分出来ています。ちなみにプライベートブランドは扱いません。
フレスコベンガベンガダイヤ店の昨年度の年商はおよそ9億8000万円(日本スーパー名鑑より)。立地の割には物足りない気もしますが、フレスコベンガベンガが展開する6店舗の中では圧倒的に高い売上を稼いでいます。客層としては若年層が多く、子連れの方も見受けられました。自転車か徒歩での来店に限られているため客単価は低く、カゴを持たずに2~3点程度しか購入しない方も見られました。朝は10時開店ですが夜は0時30分まで営業しており、夜遅くまで仕事をしている方も利用できるのは嬉しいですね。
京王新線の初台駅から徒歩6分程度のところに、フレスコベンガベンガダイヤ店はあります。
店舗外観。
独立系ディスカウントストア「ファミリーセンターダイヤ」に入居しているため「ダイヤ店」を名乗ります。

ごちゃごちゃとした入口。1階の入口部分と2階がダイヤの売場となっています。

フレスコベンガベンガのフロアガイド。こちらの平面図よりも実際には細長い売場となっています。

入口すぐの青果売場。平台は使わず、季節の果物と野菜を並行して展開します。
建物の外観と打って変わって明るくきれいな売場となっています。

売場は広くないものの、一通りのアイテムは揃います。

カット野菜や少量パックなど、周辺に少人数世帯や単身者が多いことを考慮したアイテムも充実しています。

高級な果物やカットフルーツも充実。

青果に続いて和洋日配を配置。

豆腐コーナー。

デザートコーナーはモンテールのシュークリームやヤマザキの2個入れケーキなど低価格品が並びます。

売場の一番奥に精肉、鮮魚を配置。

精肉は専門店の明治屋産業「壱丁田」が担当。

塊の牛バラカルビ用肉、ヒレブロック肉をオーダーカットで提供。

鶏肉では通常の国産品の他に「薩摩錦ちきん」という銘柄肉を訴求。

飲食店向けの業務用サイズも販売します。

平台ショーケースでは味付け肉やアメリカ産の安価なステーキ肉なども並びます。

フライパンで焼くだけの簡便調理アイテムも強化。

続く鮮魚売場。

お刺身は種類豊富に展開しており、本マグロ中トロのお造り880円や、4切れずつ入ったボリュームのある5点盛りが980円とお値打ち価格で提供されています。

真鯛、メジナ、ヒゲソリダイ、ムロアジ、イサキなど丸々一尾の鮮魚も販売。

続いて冷凍食品コーナー、飲料・酒コーナーを配置。

ペットボトル飲料ではプライベートブランドは導入されていないものの、大手ナショナルブランドを低価格で販売。

惣菜売場。厨房が見えるオープンキッチン方式となっています。

魚惣菜、店内調理の煮豚など手間のかかる商品も並んでいる印象。

うな重など高価格帯のアイテムも見られました。

握り寿司では1人前590円、780円、1180円の3種類を展開します。

加工食品売場。
ナショナルブランドの価格は大手スーパーと比べると若干割高ですが、広告の品は価格訴求が十分出来ています。

通路幅が狭く、ゆっくり商品を選ぶのは難しそうです。

周辺の高所得者層を意識したこだわりの品も一部では扱っています。

酒コーナー。
売場の中央部分には2階の「ファミリーセンターダイヤ」への階段があります。

きれいで明るい食品売場の中に突如として昭和の雰囲気漂うダイヤの入口が現れます。
元々エスカレーターだったものを階段として利用。

壁面にも商品が並びます。

所狭しと商品を陳列。

「ファミリーセンターダイヤ」店内の様子。
衣料品や日用雑貨、寝具などを扱っています。

コンクリート剝き出しの箇所などもあり、建物の古さを感じさせます。

飲食店向けの調理・清掃用品なども扱います。

フレスコベンガベンガダイヤ店 店舗概要
開業: 1979年03月01日
売場面積: 560㎡
営業時間: 10:00~0:30
住所: 東京都渋谷区本町2-33-2
駐車場: 無し
HP: http://fresco-kanto.com/store/daiya/
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: やや少ない
客層: 若年層中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に少なめ
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ1台(0台稼働中)セミセルフレジ2台(2台稼働中)、精算機4台
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
フレスコベンガベンガは、東京都大田区に本社を置く株式会社フレスコ関東が東京・神奈川に6店舗を運営しているスーパーです。かつてはサークルKサンクスなどに米飯・惣菜を供給していた株式会社ナガイが運営していたスーパーでしたが、2014年10月1日に分社化し、ユニーの100%子会社の株式会社ピアゴ関東として発足。2017年11月1日には京都府京都市に本社を置き、「スーパーフレスコ」を展開する株式会社ハートフレンドへ売却されました。2021年2月期の売上高は36億7200万円。
東京都渋谷区、京王新線の初台駅から徒歩6分という都心の超一等地で営業する店舗です。独立系のディスカウントストア「ファミリーセンターダイヤ」内に出店しているため、周辺のコンビニ各社が「渋谷本町店」などと名乗る中、フレスコベンガベンガは「ダイヤ店」という店名となっています。店舗入口部分と2階にはファミリーセンターダイヤが衣料品、日用品などを販売。2階への階段は売場のベンガベンガの売場中央部分にあり、きれいで明るい食品売場の中に突如として昭和の雰囲気漂うダイヤの入口が現れます。
売場は入口から青果、和洋日配、突き当りの壁面に精肉、鮮魚を配置し、折り返して狭い通路に沿って冷凍食品、飲料、酒が続き、レジ前に惣菜を展開します。間口は狭いものの奥に細長い売場となっており、560平米を確保。生鮮品も十分な品揃えで、近隣では貴重な本格食品スーパーとして営業しています。店内放送では地域一番店を目指しますという内容も流れていましたが、そもそも競合がほぼ存在していません。
青果は売場面積の関係で品揃えは絞られていますが、季節の果物、旬の野菜の定番は押さえています。カット野菜や野菜炒めセットなど、周辺に少人数世帯や単身者が多いことを考慮したアイテムも充実しています。精肉は専門店の明治屋産業「壱丁田」が担当。塊の状態の牛バラカルビ用肉や、厚切りの牛タン、100g880円の牛サーロインステーキなど高級志向な品揃えが目立ちます。鶏肉では通常の国産品の他に「薩摩錦ちきん」という銘柄肉を訴求するほか、豚肉や鶏肉では飲食店向けの大容量パックなども見られました。味付け肉など、時短・簡便ニーズに応えるアイテムも扱っています。
鮮魚は直営で運営。真鯛、メジナ、ヒゲソリダイ、ムロアジ、イサキなど丸々一尾の鮮魚も販売。お刺身は種類豊富に展開しており、本マグロ中トロのお造り880円や、4切れずつ入ったボリュームのある5点盛りが980円とお値打ち価格で提供されています。惣菜はアイテム数自体は絞り込まれているものの、具材が豊富な弁当や、魚惣菜、店内調理の煮豚など手間のかかる商品も並んでおり、価格帯はやや高めとなっています。握り寿司では1人前590円、780円、1180円と、松竹梅戦略とも言われる3通りのグレードを設けて販売しています。
和洋日配ではこだわりの品はあまり見られず、大手ナショナルブランドを中心にラインナップ。デザート売場もモンテールのシュークリームやヤマザキの2個入れケーキなど低価格品が並びます。加工食品は狭い売場の中で品揃えは絞り込まれていますが、周辺の高所得者層を意識したこだわりの品も一部では扱っています。酒も高価格帯のアイテムが見られますが、菓子は定番品が中心となっており、もう少し高級志向な商品を導入しても売れるのではないかと思います。ナショナルブランドの価格は大手スーパーと比べると若干割高ですが、広告の品は価格訴求が十分出来ています。ちなみにプライベートブランドは扱いません。
フレスコベンガベンガダイヤ店の昨年度の年商はおよそ9億8000万円(日本スーパー名鑑より)。立地の割には物足りない気もしますが、フレスコベンガベンガが展開する6店舗の中では圧倒的に高い売上を稼いでいます。客層としては若年層が多く、子連れの方も見受けられました。自転車か徒歩での来店に限られているため客単価は低く、カゴを持たずに2~3点程度しか購入しない方も見られました。朝は10時開店ですが夜は0時30分まで営業しており、夜遅くまで仕事をしている方も利用できるのは嬉しいですね。