サニー姪浜店
- 2022/10/16
- 19:43
福岡県福岡市西区。
福岡市交通局空港線とJR九州筑肥線の姪浜駅から徒歩8分程度のところに、サニー姪浜店はあります。
店舗外観。
駐車場551台を有し、ミスターマックスやココカラファイン、セリアなどが出店するショッピングセンター「ウエストコート姪浜」に入居しています。

別角度から。店内にはマクドナルドも入居しています。

ロゴマークの由来を調べましたが出てきませんでした。

フロアガイド。

入口すぐの青果売場。
姪浜店のオープンは1996年ですが2012年に改装を実施しており、最近の西友らしい白を基調とした明るくきれいな売場となっています。

訪れたのは16時頃でしたが、商品は量感たっぷりに陳列されていました。

生花の品揃えも充実しています。

葉物野菜は小容量も取り扱っており、ざく切り白菜も提供するなど、きめ細かなニーズに対応します。

福岡市内のスーパーでは定番の「グリーンボール」も販売しています。

続く鮮魚売場。

魚のレプリカは分かるのですが、招き猫も置かれています。

真鯛、あかいさき、赤ハタといった丸魚も並んでおり、関東地区の西友に比べ鮮度感を訴求する幅広い品揃えを実施。

本マグロ中トロも入った4点盛り980円や6点盛り1280円など上質志向なお造りも並びます。

「あこう」という魚の姿造り980円も販売。関東ではデパ地下の鮮魚店や角上魚類のような専門店以外では姿造りはほぼ見られず、西友で並んでいるのを見たことはありません。

単品お造りも充実した品揃えです。

鮮魚売場で展開する「お魚屋さんのお鮨」はウニやイクラの入った1人前980円の商品など美味しそうな商品が並んでいます。

6貫や8貫入りのパックも用意しており、少しだけ食べたい、他の商品と合わせてプラスもう一品欲しいといった需要にも対応します。

精肉売場。

精肉は基本的には自社プロセスセンターから供給しており、お馴染みのアンガスビーフ巨大ステーキ肉など西友らしい品揃えです。

一方で伊藤ハム系列のIHミートソリューション九州パックセンターから、「一期牛」という国産牛肉も供給を受け販売しています。

同社からは「はかたもち豚」という地元の銘柄肉も仕入れています。

単価の安い大容量コーナーも設けます。

鶏肉コーナーではトリゼン食鳥肉協同組合から「華味鶏」をノントレーパックで導入。

水炊きといった鍋スープや「かしわ飯の素」といった関連陳列にも取り組みます。

惣菜売場。

ハロウィンの飾り付けは工夫があって良いと思います。

弁当はプロセスセンター加工が中心で、西友おなじみの298円弁当も品揃えします。

ロースカツ重398円は店内調理で提供。

揚げ物は多段式の什器に陳列量も十分です。

ベーカリーは直営では無く、フジパン系列のフジパンストアー運営の「ホルン」が出店します。
フジパンストアーは関東ではイオン、カスミ、ベルク、三和などに出店するケースが目立ちます。

牛乳コーナーでは半分以上のスペースを自社PB「みなさまのお墨付き」に割いています。

納豆コーナー。
関東では1位商品の「おかめ納豆極小粒」は取り扱いが少なめで、同じくタカノフーズの「おかめ仕立て」の陳列量が最も多くなっています。

加工食品売場。

カップ麵はジャンブル陳列を活用し作業効率の向上を図ります。

味噌は地元企業の商品も取り扱います。

産地や味わいも含めた商品説明も記載されています。

醤油はキッコーマンなど全国展開する商品をおよそ半分のスペースで扱い、残り半分は地場商品となっています。
九州と言えば甘い醤油が有名ですが、本州の醤油も売れている様子。

地元福岡の「久原醤油」の商品をコーナー展開。

ドレッシングコーナー。
みなさまのお墨付きを前面に押し出します。

スターバックスコーナーも導入します。

お菓子コーナー。

現在は西日本に販売地域が限定されているカールが並んでいました。

西友と同じく飲料や酒は扉付きのリーチインショーケースで展開。

ワインも西友直輸入商品も含め充実しています。

味の素ギョーザは175円とお買い得。

サニー姪浜店 店舗概要
開業: 1996年07月18日
売場面積: 1863㎡
営業時間: 24時間営業
住所: 福岡県福岡市西区内浜1-7-16(ウエストコート)
駐車場: 551台(ウエスコート姪浜の各店ご利用のお客様は2時間まで無料、以降30分毎に200円)
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E3%82%B5%E3%83%8B%E3%83%BC%E5%A7%AA%E6%B5%9C%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 普通
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 西友福岡プロセスセンター、IHミートソリューション九州パックセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ0台、セミセルフレジ6台(3台稼働中)精算機9台
完全セルフレジ: 8台
トイレ: きれい
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: みなさまのお墨付き、きほんのき
サニーは株式会社西友が福岡県を中心に北部九州に展開するスーパーマーケットです。以前は地場大手百貨店「岩田屋」が伊藤忠商事との共同出資で運営していた株式会社サニーが展開していましたが、岩田屋の業績悪化に伴って2001年に西友へ売却され、2008年には吸収合併され法人格も消滅しています。かつては西友自身も福岡県に出店していましたが、2021年4月には西友春日店をサニーへ転換し、福岡県内の屋号は全てサニーへ統一されることとなり、2022年現在は県内62店舗を展開しています。ちなみに、佐賀、熊本、大分の店舗は全てサニーですが、長崎県にある2店舗はともに西友屋号で営業しています。
今回訪れた姪浜店は1996年オープン。ミスターマックスやココカラファイン、セリアなどが出店するショッピングセンター「ウエストコート姪浜」に入居しています。駅前立地の多層階GMSも多い西友と比べ、食品スーパー主力のサニーにおいては比較的規模の大きい店舗です。
西友が運営しているだけあって、内装や基本的な品揃えは関東地区の西友と変わりません。一方で売場各所で「九州の味」というコーナーを導入し、地場商品の売り込みも行っています。ベーカリーも関東では直営の店舗が多い一方で、姪浜店ではフジパン系列の「ホルン」を入居させています。
入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と続く一般的な配置で、白を基調とした明るくきれいな空間となっています。夕方ピーク直前に訪れましたが、青果売場の果物・野菜は陳列量も多く、繁盛店であることを裏付けています。野菜は葉物野菜の少量パックを用意するほか、カット野菜、鍋野菜セットなど簡便性の高い商品を扱い、少人数・単身世帯の需要に応えます。珍しい野菜はあまり扱わないものの、地場野菜コーナーは大きく確保しており、夕方には売り切れてしまうようです。
続く鮮魚売場は真鯛、あかいさき、赤ハタといった丸魚も並んでおり、鮮度感が出ています。お刺身でも「あこう」という魚の姿造り980円を筆頭に、本マグロ中トロも入った4点盛り980円や6点盛り1280円など上質志向なアイテムも販売しており、関東の西友と比べ魅力的に映りました。鮮魚売場で展開する握り寿司も、ウニやイクラの入った1人前980円の商品など美味しそうな商品が並んでいます。
精肉は他店と同じく自社プロセスセンターから供給しており、お馴染みのアンガスビーフ巨大ステーキ肉など西友らしい品揃え。一方で伊藤ハム系列のIHミートソリューションから「一期牛」「はかたもち豚」、トリゼン食鳥肉協同組合から「華味鶏」といった地場商品も導入しており、地域のニーズに対応する品揃えを実施します。また、鶏肉コーナーの比率が高い印象で、水炊きといった鍋スープや「かしわ飯の素」といった関連陳列にも取り組みます。
惣菜売場は関東の西友などと共通の商品が多く、定番商品298円弁当もプロセスセンターで製造を行っています。付加価値のある商品はあまり多くありませんが、売場のハロウィンの飾り付けは良く出来ていると思います。和洋日配と加工食品では西友と同じく、プライベートブランド「みなさまのお墨付き」を前面に押し出した商品政策となっています。一方で地元福岡の「久原醤油」の商品をコーナー展開したり、味噌やカップ麺では地場商品を「九州の味」と称して訴求しています。
夕方ピーク直前に訪れましたが、それなりに多くのお客さんで賑わっており、土日はさらに混雑するのではないでしょうか。客数ではハローデイと並ぶものの、単価はややサニーの方が低くなっています。有人レジはセミセルフレジ3台のみ稼働していましたが、完全セルフレジにもお客さんが流れており、特段混雑している様子はありませんでした。
福岡市交通局空港線とJR九州筑肥線の姪浜駅から徒歩8分程度のところに、サニー姪浜店はあります。
店舗外観。
駐車場551台を有し、ミスターマックスやココカラファイン、セリアなどが出店するショッピングセンター「ウエストコート姪浜」に入居しています。

別角度から。店内にはマクドナルドも入居しています。

ロゴマークの由来を調べましたが出てきませんでした。

フロアガイド。

入口すぐの青果売場。
姪浜店のオープンは1996年ですが2012年に改装を実施しており、最近の西友らしい白を基調とした明るくきれいな売場となっています。

訪れたのは16時頃でしたが、商品は量感たっぷりに陳列されていました。

生花の品揃えも充実しています。

葉物野菜は小容量も取り扱っており、ざく切り白菜も提供するなど、きめ細かなニーズに対応します。

福岡市内のスーパーでは定番の「グリーンボール」も販売しています。

続く鮮魚売場。

魚のレプリカは分かるのですが、招き猫も置かれています。

真鯛、あかいさき、赤ハタといった丸魚も並んでおり、関東地区の西友に比べ鮮度感を訴求する幅広い品揃えを実施。

本マグロ中トロも入った4点盛り980円や6点盛り1280円など上質志向なお造りも並びます。

「あこう」という魚の姿造り980円も販売。関東ではデパ地下の鮮魚店や角上魚類のような専門店以外では姿造りはほぼ見られず、西友で並んでいるのを見たことはありません。

単品お造りも充実した品揃えです。

鮮魚売場で展開する「お魚屋さんのお鮨」はウニやイクラの入った1人前980円の商品など美味しそうな商品が並んでいます。

6貫や8貫入りのパックも用意しており、少しだけ食べたい、他の商品と合わせてプラスもう一品欲しいといった需要にも対応します。

精肉売場。

精肉は基本的には自社プロセスセンターから供給しており、お馴染みのアンガスビーフ巨大ステーキ肉など西友らしい品揃えです。

一方で伊藤ハム系列のIHミートソリューション九州パックセンターから、「一期牛」という国産牛肉も供給を受け販売しています。

同社からは「はかたもち豚」という地元の銘柄肉も仕入れています。

単価の安い大容量コーナーも設けます。

鶏肉コーナーではトリゼン食鳥肉協同組合から「華味鶏」をノントレーパックで導入。

水炊きといった鍋スープや「かしわ飯の素」といった関連陳列にも取り組みます。

惣菜売場。

ハロウィンの飾り付けは工夫があって良いと思います。

弁当はプロセスセンター加工が中心で、西友おなじみの298円弁当も品揃えします。

ロースカツ重398円は店内調理で提供。

揚げ物は多段式の什器に陳列量も十分です。

ベーカリーは直営では無く、フジパン系列のフジパンストアー運営の「ホルン」が出店します。
フジパンストアーは関東ではイオン、カスミ、ベルク、三和などに出店するケースが目立ちます。

牛乳コーナーでは半分以上のスペースを自社PB「みなさまのお墨付き」に割いています。

納豆コーナー。
関東では1位商品の「おかめ納豆極小粒」は取り扱いが少なめで、同じくタカノフーズの「おかめ仕立て」の陳列量が最も多くなっています。

加工食品売場。

カップ麵はジャンブル陳列を活用し作業効率の向上を図ります。

味噌は地元企業の商品も取り扱います。

産地や味わいも含めた商品説明も記載されています。

醤油はキッコーマンなど全国展開する商品をおよそ半分のスペースで扱い、残り半分は地場商品となっています。
九州と言えば甘い醤油が有名ですが、本州の醤油も売れている様子。

地元福岡の「久原醤油」の商品をコーナー展開。

ドレッシングコーナー。
みなさまのお墨付きを前面に押し出します。

スターバックスコーナーも導入します。

お菓子コーナー。

現在は西日本に販売地域が限定されているカールが並んでいました。

西友と同じく飲料や酒は扉付きのリーチインショーケースで展開。

ワインも西友直輸入商品も含め充実しています。

味の素ギョーザは175円とお買い得。

サニー姪浜店 店舗概要
開業: 1996年07月18日
売場面積: 1863㎡
営業時間: 24時間営業
住所: 福岡県福岡市西区内浜1-7-16(ウエストコート)
駐車場: 551台(ウエスコート姪浜の各店ご利用のお客様は2時間まで無料、以降30分毎に200円)
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E3%82%B5%E3%83%8B%E3%83%BC%E5%A7%AA%E6%B5%9C%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 普通
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 西友福岡プロセスセンター、IHミートソリューション九州パックセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ0台、セミセルフレジ6台(3台稼働中)精算機9台
完全セルフレジ: 8台
トイレ: きれい
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: みなさまのお墨付き、きほんのき
サニーは株式会社西友が福岡県を中心に北部九州に展開するスーパーマーケットです。以前は地場大手百貨店「岩田屋」が伊藤忠商事との共同出資で運営していた株式会社サニーが展開していましたが、岩田屋の業績悪化に伴って2001年に西友へ売却され、2008年には吸収合併され法人格も消滅しています。かつては西友自身も福岡県に出店していましたが、2021年4月には西友春日店をサニーへ転換し、福岡県内の屋号は全てサニーへ統一されることとなり、2022年現在は県内62店舗を展開しています。ちなみに、佐賀、熊本、大分の店舗は全てサニーですが、長崎県にある2店舗はともに西友屋号で営業しています。
今回訪れた姪浜店は1996年オープン。ミスターマックスやココカラファイン、セリアなどが出店するショッピングセンター「ウエストコート姪浜」に入居しています。駅前立地の多層階GMSも多い西友と比べ、食品スーパー主力のサニーにおいては比較的規模の大きい店舗です。
西友が運営しているだけあって、内装や基本的な品揃えは関東地区の西友と変わりません。一方で売場各所で「九州の味」というコーナーを導入し、地場商品の売り込みも行っています。ベーカリーも関東では直営の店舗が多い一方で、姪浜店ではフジパン系列の「ホルン」を入居させています。
入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と続く一般的な配置で、白を基調とした明るくきれいな空間となっています。夕方ピーク直前に訪れましたが、青果売場の果物・野菜は陳列量も多く、繁盛店であることを裏付けています。野菜は葉物野菜の少量パックを用意するほか、カット野菜、鍋野菜セットなど簡便性の高い商品を扱い、少人数・単身世帯の需要に応えます。珍しい野菜はあまり扱わないものの、地場野菜コーナーは大きく確保しており、夕方には売り切れてしまうようです。
続く鮮魚売場は真鯛、あかいさき、赤ハタといった丸魚も並んでおり、鮮度感が出ています。お刺身でも「あこう」という魚の姿造り980円を筆頭に、本マグロ中トロも入った4点盛り980円や6点盛り1280円など上質志向なアイテムも販売しており、関東の西友と比べ魅力的に映りました。鮮魚売場で展開する握り寿司も、ウニやイクラの入った1人前980円の商品など美味しそうな商品が並んでいます。
精肉は他店と同じく自社プロセスセンターから供給しており、お馴染みのアンガスビーフ巨大ステーキ肉など西友らしい品揃え。一方で伊藤ハム系列のIHミートソリューションから「一期牛」「はかたもち豚」、トリゼン食鳥肉協同組合から「華味鶏」といった地場商品も導入しており、地域のニーズに対応する品揃えを実施します。また、鶏肉コーナーの比率が高い印象で、水炊きといった鍋スープや「かしわ飯の素」といった関連陳列にも取り組みます。
惣菜売場は関東の西友などと共通の商品が多く、定番商品298円弁当もプロセスセンターで製造を行っています。付加価値のある商品はあまり多くありませんが、売場のハロウィンの飾り付けは良く出来ていると思います。和洋日配と加工食品では西友と同じく、プライベートブランド「みなさまのお墨付き」を前面に押し出した商品政策となっています。一方で地元福岡の「久原醤油」の商品をコーナー展開したり、味噌やカップ麺では地場商品を「九州の味」と称して訴求しています。
夕方ピーク直前に訪れましたが、それなりに多くのお客さんで賑わっており、土日はさらに混雑するのではないでしょうか。客数ではハローデイと並ぶものの、単価はややサニーの方が低くなっています。有人レジはセミセルフレジ3台のみ稼働していましたが、完全セルフレジにもお客さんが流れており、特段混雑している様子はありませんでした。