マックスバリュ盛岡駅前北通店
- 2022/11/19
- 13:15
岩手県盛岡市。
JR盛岡駅から徒歩8分程度のところに、マックスバリュ盛岡駅前北通店はあります。
日本全国に展開されているイオン系列の食品スーパー「マックスバリュ」。実は岩手県発祥であり、1994年10月28日に1号店「マックスバリュー江刺店」(2019年1月末閉店)が開業しています。当時は「マックスバリュー」という屋号でしたが、1998年11月の新店から現在の「マックスバリュ」に改称。こちらの盛岡駅前北通店は2003年の開業当初イオンリテールが運営していましたが、2009年にはマックスバリュ北東北株式会社へ移管され、2014年にはマックスバリュ東北株式会社へ統合。同社は2020年3月にイオン東北へ名称変更しています。
店舗外観。
イオンタウン盛岡駅前に出店します。

隣接してウエルシアも営業しています。

入口すぐの青果売場。
1フロアで2030㎡と広々とした買い物空間を確保。

盛岡近郊の野菜を集積。

「いわての食財」と題してこだわり商品を紹介。

トマトコーナー。

キャベツは1玉よりも1/2カットの陳列を増やしています。
1/4カットやざく切りまで揃えるのはイオンらしいきめ細やかさですが、残念ながらだいぶ中身がスカスカなキャベツですね。

和日配コーナー。
チルド麺類はご当地麺と並んで盛岡冷麵が幅を利かせています。

岩手県の郷土料理「ひっつみ」も見られました。
(ひっつみとは、小麦粉を練ったものを手で薄くちぎって鍋に入れ、季節の野菜と一緒に煮込んだ、具だくさんの鍋物)

続く鮮魚売場。

午前10時過ぎに訪れたため、まだ商品は準備中といった様子でした。

店内調理の焼き魚は当日製造の商品が並んでいました。

さんまコーナー。
大根、味ぽん、すだちなど関連陳列は良く出来ています。

続いて壁面に沿って精肉売場を配置。
ほぼ全商品をプロセスセンター加工で品揃えします。

牛肉はアメリカ産やオーストラリア産の低価格なアイテムが多く、上質な国産牛はほぼ扱っていません。盛岡駅にも近く、県内でも周辺の所得層は比較的高いと思われますが、需要は無いのでしょうか。

豚肉では岩手県産軽米三元豚も販売し、地産地消にも貢献。

鶏肉でも「東北産にぎわいどり」「青森県産純輝鶏」などを訴求。価格はやや高く感じました。

郊外立地と比べ単身・少人数世帯が多い地域であるため、味付け肉など簡便調理アイテムは強化されています。

続く洋日配コーナー。
「牛乳」「乳製品」などといった売場表記は多く見られますが「酪品」という表記は珍しいですね。

売場変更したためか、「飲料」と書かれたコーナーの下にはヨーグルトが並びます。

牛乳コーナー。
岩手牛乳など地場商品を導入する一方で、トップバリュはそこまで前面に押し出しません。

ナチュラルチーズはアイテム数こそ少ないもののこだわり商品を一部導入。

惣菜売場。
厨房の見えるオープンキッチン方式を採用。

アウトパックのお弁当は陳列量も多いですね。

朝10時過ぎとしては十分な揚げ物が並びます。

握り寿司もまだ一部のみという様子ですが、1人前498円や598円など低価格なアイテムを中心に揃えています。

ベーカリーも入居しています。

加工食品売場。

アイテム数を絞りフェイスを多くしているため、間延びした印象となっているコーナーもありました。
在庫も少なく、フェイスアップは良く出来ていますが回転率は高くない模様。

醤油は地場商品も導入。トップバリュの比率もあまり高くありません。

岩手県産のワインをコーナー展開。

岩手の地酒も販売します。

他のクラフトビールはあまり充実していませんが、地元のベアレンビールはエンドで大きく訴求します。

レジは通常レジ2台に完全セルフレジ10台となっており、完全セルフへ誘導します。
かつてレジが設置されていたと思われる広いスペースも空いています。

マックスバリュ盛岡駅前北通店 店舗概要
開業: 2003年07月21日
売場面積: 2030㎡
営業時間: 24時間営業【ドラッグ売場】10:00~21:00
住所: 岩手県盛岡市盛岡駅前北通11-1
駐車場: 127台(1,000円以上お買い上げで90分無料)
HP: https://aeontohoku.co.jp/stores/moriokaekimaekitadori
店内・売場の様子
時間帯: 10時頃
客数: やや少なめ
客層: 高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 清潔感
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: ロジスティクス・ネットワーク(ニチレイ系列)、プライフーズ、中央食品、自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ2台(1台稼働中)、セミセルフレジ0台
完全セルフレジ: 10台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
イオンタウン盛岡駅前の核テナントとして出店するマックスバリュです。天井も高く開放的な空間となっており、売場面積も2000平米超を確保し、ゆったりと買い物出来ます。訪れたのが午前10時過ぎだったため、まだ準備中という様子で鮮魚や惣菜は商品が揃っていません。
壁面に沿って左回りに青果、鮮魚、精肉、惣菜と並ぶ一般的な配置。青果は導入部に地場野菜をコーナー展開しますが、イオンが率先して取り組むオーガニック野菜などは扱いません。小分けパックはきめ細かな品揃えを実施しており、キャベツは1/2、1/4やざく切りまで揃えています。
鮮魚は大きなガラス張りの調理場でライブ感を演出します。朝の時点で並んでいないため、丸魚は扱っていないと思われます。お刺身などはまだ製造途中でしたが、さんま、鮭、にしん、鯖といった焼き魚は出来上がっていました。精肉は原則としてプロセスセンターから供給を受け、一部店内加工も実施します。牛肉はアメリカ産やオーストラリア産の低価格なアイテムが多く、上質な国産牛はほぼ扱っていません。盛岡駅にも近く、県内でも周辺の所得層は比較的高いと思われますが、需要は無いのでしょうか。味付け肉など簡便性のある商品は豊富に取り扱っています。
惣菜はまだ製造途中でしたが、アウトパックのお弁当の他は揚げ物などは陳列量も十分。握り寿司は1人前498円や598円など低価格なアイテムを中心に揃えています。加工食品はトップバリュを前面に押し出した商品構成となっています。高級品・こだわりの品はほとんど販売しておらず、在庫量が多くない割にフェイス数が多いため間延びした印象を持ちました。酒コーナーでは岩手県産ワインや地酒、岩手県盛岡市に本社を構えるベアレンビールなど地場商品の売り込みも図ります。
高齢者を中心に午前10時としてはそれなりの来客がありました。ちょうど20日だったためイオンお客様感謝デーが開催されており、その影響もあるのでしょうか。レジは通常レジが1台のみ稼働しており、10台を配置する完全セルフレジへ誘導しますが、利用方法が浸透している様子で、お年寄りも含め多くの方が完全セルフレジを利用していました。
JR盛岡駅から徒歩8分程度のところに、マックスバリュ盛岡駅前北通店はあります。
日本全国に展開されているイオン系列の食品スーパー「マックスバリュ」。実は岩手県発祥であり、1994年10月28日に1号店「マックスバリュー江刺店」(2019年1月末閉店)が開業しています。当時は「マックスバリュー」という屋号でしたが、1998年11月の新店から現在の「マックスバリュ」に改称。こちらの盛岡駅前北通店は2003年の開業当初イオンリテールが運営していましたが、2009年にはマックスバリュ北東北株式会社へ移管され、2014年にはマックスバリュ東北株式会社へ統合。同社は2020年3月にイオン東北へ名称変更しています。
店舗外観。
イオンタウン盛岡駅前に出店します。

隣接してウエルシアも営業しています。

入口すぐの青果売場。
1フロアで2030㎡と広々とした買い物空間を確保。

盛岡近郊の野菜を集積。

「いわての食財」と題してこだわり商品を紹介。

トマトコーナー。

キャベツは1玉よりも1/2カットの陳列を増やしています。
1/4カットやざく切りまで揃えるのはイオンらしいきめ細やかさですが、残念ながらだいぶ中身がスカスカなキャベツですね。

和日配コーナー。
チルド麺類はご当地麺と並んで盛岡冷麵が幅を利かせています。

岩手県の郷土料理「ひっつみ」も見られました。
(ひっつみとは、小麦粉を練ったものを手で薄くちぎって鍋に入れ、季節の野菜と一緒に煮込んだ、具だくさんの鍋物)

続く鮮魚売場。

午前10時過ぎに訪れたため、まだ商品は準備中といった様子でした。

店内調理の焼き魚は当日製造の商品が並んでいました。

さんまコーナー。
大根、味ぽん、すだちなど関連陳列は良く出来ています。

続いて壁面に沿って精肉売場を配置。
ほぼ全商品をプロセスセンター加工で品揃えします。

牛肉はアメリカ産やオーストラリア産の低価格なアイテムが多く、上質な国産牛はほぼ扱っていません。盛岡駅にも近く、県内でも周辺の所得層は比較的高いと思われますが、需要は無いのでしょうか。

豚肉では岩手県産軽米三元豚も販売し、地産地消にも貢献。

鶏肉でも「東北産にぎわいどり」「青森県産純輝鶏」などを訴求。価格はやや高く感じました。

郊外立地と比べ単身・少人数世帯が多い地域であるため、味付け肉など簡便調理アイテムは強化されています。

続く洋日配コーナー。
「牛乳」「乳製品」などといった売場表記は多く見られますが「酪品」という表記は珍しいですね。

売場変更したためか、「飲料」と書かれたコーナーの下にはヨーグルトが並びます。

牛乳コーナー。
岩手牛乳など地場商品を導入する一方で、トップバリュはそこまで前面に押し出しません。

ナチュラルチーズはアイテム数こそ少ないもののこだわり商品を一部導入。

惣菜売場。
厨房の見えるオープンキッチン方式を採用。

アウトパックのお弁当は陳列量も多いですね。

朝10時過ぎとしては十分な揚げ物が並びます。

握り寿司もまだ一部のみという様子ですが、1人前498円や598円など低価格なアイテムを中心に揃えています。

ベーカリーも入居しています。

加工食品売場。

アイテム数を絞りフェイスを多くしているため、間延びした印象となっているコーナーもありました。
在庫も少なく、フェイスアップは良く出来ていますが回転率は高くない模様。

醤油は地場商品も導入。トップバリュの比率もあまり高くありません。

岩手県産のワインをコーナー展開。

岩手の地酒も販売します。

他のクラフトビールはあまり充実していませんが、地元のベアレンビールはエンドで大きく訴求します。

レジは通常レジ2台に完全セルフレジ10台となっており、完全セルフへ誘導します。
かつてレジが設置されていたと思われる広いスペースも空いています。

マックスバリュ盛岡駅前北通店 店舗概要
開業: 2003年07月21日
売場面積: 2030㎡
営業時間: 24時間営業【ドラッグ売場】10:00~21:00
住所: 岩手県盛岡市盛岡駅前北通11-1
駐車場: 127台(1,000円以上お買い上げで90分無料)
HP: https://aeontohoku.co.jp/stores/moriokaekimaekitadori
店内・売場の様子
時間帯: 10時頃
客数: やや少なめ
客層: 高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 清潔感
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: ロジスティクス・ネットワーク(ニチレイ系列)、プライフーズ、中央食品、自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ2台(1台稼働中)、セミセルフレジ0台
完全セルフレジ: 10台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
イオンタウン盛岡駅前の核テナントとして出店するマックスバリュです。天井も高く開放的な空間となっており、売場面積も2000平米超を確保し、ゆったりと買い物出来ます。訪れたのが午前10時過ぎだったため、まだ準備中という様子で鮮魚や惣菜は商品が揃っていません。
壁面に沿って左回りに青果、鮮魚、精肉、惣菜と並ぶ一般的な配置。青果は導入部に地場野菜をコーナー展開しますが、イオンが率先して取り組むオーガニック野菜などは扱いません。小分けパックはきめ細かな品揃えを実施しており、キャベツは1/2、1/4やざく切りまで揃えています。
鮮魚は大きなガラス張りの調理場でライブ感を演出します。朝の時点で並んでいないため、丸魚は扱っていないと思われます。お刺身などはまだ製造途中でしたが、さんま、鮭、にしん、鯖といった焼き魚は出来上がっていました。精肉は原則としてプロセスセンターから供給を受け、一部店内加工も実施します。牛肉はアメリカ産やオーストラリア産の低価格なアイテムが多く、上質な国産牛はほぼ扱っていません。盛岡駅にも近く、県内でも周辺の所得層は比較的高いと思われますが、需要は無いのでしょうか。味付け肉など簡便性のある商品は豊富に取り扱っています。
惣菜はまだ製造途中でしたが、アウトパックのお弁当の他は揚げ物などは陳列量も十分。握り寿司は1人前498円や598円など低価格なアイテムを中心に揃えています。加工食品はトップバリュを前面に押し出した商品構成となっています。高級品・こだわりの品はほとんど販売しておらず、在庫量が多くない割にフェイス数が多いため間延びした印象を持ちました。酒コーナーでは岩手県産ワインや地酒、岩手県盛岡市に本社を構えるベアレンビールなど地場商品の売り込みも図ります。
高齢者を中心に午前10時としてはそれなりの来客がありました。ちょうど20日だったためイオンお客様感謝デーが開催されており、その影響もあるのでしょうか。レジは通常レジが1台のみ稼働しており、10台を配置する完全セルフレジへ誘導しますが、利用方法が浸透している様子で、お年寄りも含め多くの方が完全セルフレジを利用していました。