カブセンター西青森店
- 2022/11/30
- 10:26
青森県青森市。
JR新青森駅から徒歩12分程度のところに、カブセンター西青森店はあります。
店舗外観。
「カブセンター」という店名の由来を調べましたが出てきませんでした。

青果売場。

明るくきれいな売場です。

青森県産りんごもボリューム展開。

トマトコーナー。
こだわり商品まで多彩な品揃えです。味わいをチャート形式で紹介したり、商品説明やレシピ提案など工夫が感じられます。

ロマネスコなど珍しい野菜も積極的に取り扱います。

有機野菜も販売。

続いて鮮魚売場を配置。調理場の見えるオープンキッチン方式で、調理も承っています。

岩手県産いなだ、北海道産ほっけ、青森県産の真いわし、スルメイカ、アオリイカなど丸魚も充実。

陳列量も多くなっています。

青森県産なまこも販売します。

北海道や青森ではタコの頭部分もスーパーで販売されています。

青森県産生本マグロ中トロなど上質な商品も揃います。

生秋鮭半身(798円)など見た目にもインパクトある商品も見られました。

お刺身盛り合わせは4点680円から7点1980円など幅広い需要に対応。

真鯛、サーモン、ブリを主役にした盛り合わせも各780円で展開しています。
ノルウェーから生のまま空輸した「Cub空飛ぶサーモン」などこだわり商品も訴求。

干物はバイキング形式で提供。

生食用の殻付き牡蠣も販売。

鮮魚と精肉の間には「麒麟飯店」という中華惣菜専門店が入居。

精肉売場。
精肉では「いわて五ッ星牛」をはじめとして上質な牛肉も揃えます。

「カブの四ッ星牛」という自社ブランド牛肉も展開します。

焼肉コーナー。

埼玉県の「サイボク」が手掛ける「スーパーゴールデンポーク」も販売。

惣菜売場。

厨房の見えるオープンキッチン方式で、ベーカリー厨房も一体化されているようです。

これからもっと良くなるという可能性を込めた「今のところ最高!出汁唐揚げ」

店内調理のお弁当も具沢山で美味しそうです。

TKK(卵かけカツ丼)などネーミングが面白いアイデア商品も見られました。

店内で焼き上げたピザも販売します。

握り寿司はお手頃な価格帯が中心。

自家製おはぎも訴求。

ベーカリーコーナー。単価の高いこだわり商品を訴求しています。

スーパーが直営で運営するベーカリーはどうしても低価格の均一価格といった商品政策が多いのですが、カブセンターは本格的なベーカリー商品を多く導入します。

店内手作りのサンドイッチもコーナー展開。

売場最終コーナー。左手に酒売場を配置しています。

地元工藤パンの食パンを低価格で販売。
「ぶっとおし特価」と称して、メーカー希望小売価格から何パーセント引きという表記も見られました。

青森のご当地パン「イギリストースト」も大量陳列。

酒売場は大きく取られています。

ワインセラーのような空間も設置されており、品揃えは圧巻です。

1万円を超える価格帯のワインも充実しています。

お手頃な価格帯のワインにも丁寧な商品説明があり好印象。

もちろん日本酒や焼酎などは有名ブランドも含め充実しており、酒好きな方でも満足できる売場だと思います。

ワインに合うナチュラルチーズや生ハムなどはより強化しても良いと感じます。

ここからは加工食品売場を見ていきます。
お土産品やギフト商品をコーナー展開。

地産地消を呼びかけ、地元商品を集積したコーナーを導入します。

売場の装飾も凝っていますね。

ドレッシングコーナー。
全ての商品がオーケーやロピアのようにメーカー希望小売価格からの値引き率が記載されている訳ではありません。

マヨネーズコーナー。
大手ナショナルブランドの価格も頑張っていますが、下限プライスはプライベートブランド「くらし良好」に任せるような設定。

醬油コーナーでは地場商品やこだわり商品も扱っています。

商品に隠れてすこし見えずらいですが、ゴンドラ最上段にはドン・キホーテのような大きな手書きPOPがあり、売場の賑やかさを演出してくれます。

加盟するオール日本スーパーマーケット協会のPB「くらし良好」の導入率は高く、店内各所で展開されています。

子供向け菓子も充実の品揃え。

カブセンター西青森店 店舗概要
開業: 2011年12月09日
売場面積: 3415㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9時から22時
住所: 青森県青森市石江字三好130番1
駐車場: 300台(無料)
HP: https://www.beny.co.jp/store_info/aomori/cub_nishiaomori/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃
客数: 多い
客層: 主婦、子連れ、中高年夫婦中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心に多い
売場の雰囲気: きれい、明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 17台(6台稼働中)精算機17台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: くらし良好
カブセンターは青森県青森市に本社を置く紅屋商事株式会社が展開するスーパーマーケットです。紅屋商事は食品スーパー業態の「ベニーマート」3店舗、スーパーマーケットとドラッグストアの複合店舗である「カブセンター」8店舗、ドラッグストア「メガ」12店舗を青森・秋田で展開。2022年3月期の売上高は475億円と、県内ではユニバースに次いで2位の規模を有します。
主力業態のカブセンターは800坪を超える広大な売場に、生鮮品や加工食品に加えて日用消耗品や医薬品まで幅広く揃え、年商は20~30億円、一番店の「カブセンター弘前店」では約60億円という驚異的な売上を誇ります(2019年時点)。公式ホームページにおいても「楽しさとワクワク感を演出した売場と県内随一の品揃えでお客様を食のアミューズメントパークへ誘います。」と特色を案内しており、その自信が窺えます。売場を見てみると、商品の特性や情報を伝える手づくりのユニークなPOPが至るところに掲げられ、売場の装飾にも趣向を凝らしています。POP自体はドン・キホーテと似ているものも多いですが、惣菜商品のネーミングセンスなどは独創的で、単品の売り込み方・魅せ方が非常に上手いと感じました。日常使いからハレの日のものまで、幅広い需要に応える商品政策も特徴です。
青果売場では導入部に地場野菜を大きく展開。季節の果物や旬の野菜も量感たっぷりに陳列されており、有機野菜など付加価値ある商品やワンランク上の品質にこだわった商品が並びます。鮮魚は岩手県産いなだ、北海道産ほっけ、青森県産の真いわし、スルメイカ、アオリイカなど丸魚も充実しており、なまこも販売されています。生秋鮭半身(798円)など見た目にもインパクトある商品も見られました。お刺身盛り合わせは4点680円から7点1980円など幅広い需要に対応。真鯛、サーモン、ブリを主役にした盛り合わせも各780円で展開しています。
精肉では「いわて五ッ星牛」をはじめとして上質な牛肉も揃えるほか、味付け肉や豚肉では398円の商品が3パックで1000円になるなど価格訴求にも対応します。惣菜・ベーカリーは特に強化している部門と見られ、手の込んだ美味しそうな商品が数多く並んでいます。これからもっと良くなるという可能性を込めた「今のところ最高!出汁唐揚げ」や、TKK(卵掛けカツ丼)などネーミングが面白いアイテムも販売。店内手作りのサンドイッチやおはぎなど手間のかかる商品にも挑戦します。
加工食品では高級品、こだわりの品も積極的に導入しており、地産地消を目指すコーナーやお土産品も充実させています。一方で大手ナショナルブランドの価格はそれほど安くはなく、加盟するオール日本スーパーマーケット協会のプライベートブランド「くらし良好」を導入し、下限プライスはPBに任せています。酒売場は非常に充実しており、さくら野百貨店青森本店やイオン青森店も上回り、他の追随を許さない圧倒的な品揃えを実現しています。ワインは1万円を超える価格帯も豊富に揃えており、お手頃な価格帯でも商品説明が丁寧に記載されており好印象。
平日にも関わらず店内はお客さんで賑わっており、子供連れや中高年のご夫婦なども見られ、カゴ1杯に買い物するのが当たり前といった雰囲気で客単価も非常に高い水準です。セミセルフレジの登録機1台に対して精算機1台というのは非効率にも感じましたが、客単価が高ければ登録にも時間がかかるため、さほど弊害にはなっていない様子。平日でこの客数であれば休日には相当混雑すると考えられ、年商も30億円は超えていると推測されます。競合のマエダガーラモール店に対しては現状でも優位に立っていますが、来年5月までにマエダは営業を終了する予定で、さらにカブセンターの売上は伸びるのではないでしょうか。
JR新青森駅から徒歩12分程度のところに、カブセンター西青森店はあります。
店舗外観。
「カブセンター」という店名の由来を調べましたが出てきませんでした。

青果売場。

明るくきれいな売場です。

青森県産りんごもボリューム展開。

トマトコーナー。
こだわり商品まで多彩な品揃えです。味わいをチャート形式で紹介したり、商品説明やレシピ提案など工夫が感じられます。

ロマネスコなど珍しい野菜も積極的に取り扱います。

有機野菜も販売。

続いて鮮魚売場を配置。調理場の見えるオープンキッチン方式で、調理も承っています。

岩手県産いなだ、北海道産ほっけ、青森県産の真いわし、スルメイカ、アオリイカなど丸魚も充実。

陳列量も多くなっています。

青森県産なまこも販売します。

北海道や青森ではタコの頭部分もスーパーで販売されています。

青森県産生本マグロ中トロなど上質な商品も揃います。

生秋鮭半身(798円)など見た目にもインパクトある商品も見られました。

お刺身盛り合わせは4点680円から7点1980円など幅広い需要に対応。

真鯛、サーモン、ブリを主役にした盛り合わせも各780円で展開しています。
ノルウェーから生のまま空輸した「Cub空飛ぶサーモン」などこだわり商品も訴求。

干物はバイキング形式で提供。

生食用の殻付き牡蠣も販売。

鮮魚と精肉の間には「麒麟飯店」という中華惣菜専門店が入居。

精肉売場。
精肉では「いわて五ッ星牛」をはじめとして上質な牛肉も揃えます。

「カブの四ッ星牛」という自社ブランド牛肉も展開します。

焼肉コーナー。

埼玉県の「サイボク」が手掛ける「スーパーゴールデンポーク」も販売。

惣菜売場。

厨房の見えるオープンキッチン方式で、ベーカリー厨房も一体化されているようです。

これからもっと良くなるという可能性を込めた「今のところ最高!出汁唐揚げ」

店内調理のお弁当も具沢山で美味しそうです。

TKK(卵かけカツ丼)などネーミングが面白いアイデア商品も見られました。

店内で焼き上げたピザも販売します。

握り寿司はお手頃な価格帯が中心。

自家製おはぎも訴求。

ベーカリーコーナー。単価の高いこだわり商品を訴求しています。

スーパーが直営で運営するベーカリーはどうしても低価格の均一価格といった商品政策が多いのですが、カブセンターは本格的なベーカリー商品を多く導入します。

店内手作りのサンドイッチもコーナー展開。

売場最終コーナー。左手に酒売場を配置しています。

地元工藤パンの食パンを低価格で販売。
「ぶっとおし特価」と称して、メーカー希望小売価格から何パーセント引きという表記も見られました。

青森のご当地パン「イギリストースト」も大量陳列。

酒売場は大きく取られています。

ワインセラーのような空間も設置されており、品揃えは圧巻です。

1万円を超える価格帯のワインも充実しています。

お手頃な価格帯のワインにも丁寧な商品説明があり好印象。

もちろん日本酒や焼酎などは有名ブランドも含め充実しており、酒好きな方でも満足できる売場だと思います。

ワインに合うナチュラルチーズや生ハムなどはより強化しても良いと感じます。

ここからは加工食品売場を見ていきます。
お土産品やギフト商品をコーナー展開。

地産地消を呼びかけ、地元商品を集積したコーナーを導入します。

売場の装飾も凝っていますね。

ドレッシングコーナー。
全ての商品がオーケーやロピアのようにメーカー希望小売価格からの値引き率が記載されている訳ではありません。

マヨネーズコーナー。
大手ナショナルブランドの価格も頑張っていますが、下限プライスはプライベートブランド「くらし良好」に任せるような設定。

醬油コーナーでは地場商品やこだわり商品も扱っています。

商品に隠れてすこし見えずらいですが、ゴンドラ最上段にはドン・キホーテのような大きな手書きPOPがあり、売場の賑やかさを演出してくれます。

加盟するオール日本スーパーマーケット協会のPB「くらし良好」の導入率は高く、店内各所で展開されています。

子供向け菓子も充実の品揃え。

カブセンター西青森店 店舗概要
開業: 2011年12月09日
売場面積: 3415㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9時から22時
住所: 青森県青森市石江字三好130番1
駐車場: 300台(無料)
HP: https://www.beny.co.jp/store_info/aomori/cub_nishiaomori/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃
客数: 多い
客層: 主婦、子連れ、中高年夫婦中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心に多い
売場の雰囲気: きれい、明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 17台(6台稼働中)精算機17台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: くらし良好
カブセンターは青森県青森市に本社を置く紅屋商事株式会社が展開するスーパーマーケットです。紅屋商事は食品スーパー業態の「ベニーマート」3店舗、スーパーマーケットとドラッグストアの複合店舗である「カブセンター」8店舗、ドラッグストア「メガ」12店舗を青森・秋田で展開。2022年3月期の売上高は475億円と、県内ではユニバースに次いで2位の規模を有します。
主力業態のカブセンターは800坪を超える広大な売場に、生鮮品や加工食品に加えて日用消耗品や医薬品まで幅広く揃え、年商は20~30億円、一番店の「カブセンター弘前店」では約60億円という驚異的な売上を誇ります(2019年時点)。公式ホームページにおいても「楽しさとワクワク感を演出した売場と県内随一の品揃えでお客様を食のアミューズメントパークへ誘います。」と特色を案内しており、その自信が窺えます。売場を見てみると、商品の特性や情報を伝える手づくりのユニークなPOPが至るところに掲げられ、売場の装飾にも趣向を凝らしています。POP自体はドン・キホーテと似ているものも多いですが、惣菜商品のネーミングセンスなどは独創的で、単品の売り込み方・魅せ方が非常に上手いと感じました。日常使いからハレの日のものまで、幅広い需要に応える商品政策も特徴です。
青果売場では導入部に地場野菜を大きく展開。季節の果物や旬の野菜も量感たっぷりに陳列されており、有機野菜など付加価値ある商品やワンランク上の品質にこだわった商品が並びます。鮮魚は岩手県産いなだ、北海道産ほっけ、青森県産の真いわし、スルメイカ、アオリイカなど丸魚も充実しており、なまこも販売されています。生秋鮭半身(798円)など見た目にもインパクトある商品も見られました。お刺身盛り合わせは4点680円から7点1980円など幅広い需要に対応。真鯛、サーモン、ブリを主役にした盛り合わせも各780円で展開しています。
精肉では「いわて五ッ星牛」をはじめとして上質な牛肉も揃えるほか、味付け肉や豚肉では398円の商品が3パックで1000円になるなど価格訴求にも対応します。惣菜・ベーカリーは特に強化している部門と見られ、手の込んだ美味しそうな商品が数多く並んでいます。これからもっと良くなるという可能性を込めた「今のところ最高!出汁唐揚げ」や、TKK(卵掛けカツ丼)などネーミングが面白いアイテムも販売。店内手作りのサンドイッチやおはぎなど手間のかかる商品にも挑戦します。
加工食品では高級品、こだわりの品も積極的に導入しており、地産地消を目指すコーナーやお土産品も充実させています。一方で大手ナショナルブランドの価格はそれほど安くはなく、加盟するオール日本スーパーマーケット協会のプライベートブランド「くらし良好」を導入し、下限プライスはPBに任せています。酒売場は非常に充実しており、さくら野百貨店青森本店やイオン青森店も上回り、他の追随を許さない圧倒的な品揃えを実現しています。ワインは1万円を超える価格帯も豊富に揃えており、お手頃な価格帯でも商品説明が丁寧に記載されており好印象。
平日にも関わらず店内はお客さんで賑わっており、子供連れや中高年のご夫婦なども見られ、カゴ1杯に買い物するのが当たり前といった雰囲気で客単価も非常に高い水準です。セミセルフレジの登録機1台に対して精算機1台というのは非効率にも感じましたが、客単価が高ければ登録にも時間がかかるため、さほど弊害にはなっていない様子。平日でこの客数であれば休日には相当混雑すると考えられ、年商も30億円は超えていると推測されます。競合のマエダガーラモール店に対しては現状でも優位に立っていますが、来年5月までにマエダは営業を終了する予定で、さらにカブセンターの売上は伸びるのではないでしょうか。