マルダイ牛島店
- 2023/01/05
- 18:26
秋田県秋田市。
JR羽越本線の羽後牛島駅から徒歩5分程度のところに、マルダイ牛島店はあります。
店舗外観。
お城のような外観が特徴的な建物です。

居抜きなどではなく、1986年9月にマルダイとしてオープンした店舗です。当時は資金に余裕があり、このような遊び心ある本社も建てることが出来たのでしょうか。

2階、3階にマルダイの本社が置かれており、売場は1階のみとなっています。

裏手は意外と地味な外観となっています。

青果売場。
青果は入口すぐに果物を持ってくる企業が多い中で、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリーなど葉物野菜を導入部に展開。次の青果平台にみかん、いちごなど果物を配置し、終盤に根菜類を置いています。

カットフルーツコーナー。

トマトコーナー。

珍しい野菜や高級な果物などは扱いませんが、小分け・少量パックは取り扱います。

和日配コーナー。
「横手焼きそば」も販売されています。

東洋水産「マルちゃん焼きそば」は定番商品ですが、ナポリタン味、たらこ味、バター醬油味、お好みソース味まで揃えています。

続く鮮魚売場。

「ハタハタ来たどぉ~」と旬のハタハタを大量陳列。
子持ちのメスの方が倍近い値段がするんですね。

お刺身はブリやしめさば、かんぱち、サーモンなど単品お造りが中心のラインナップ。

500円の海鮮鍋セットはボリュームがありコストパフォーマンスが高いと感じます。

塩鮭は甘口、中辛、辛口の区別が分かりやすいようシールが貼られており良心的です。

「魚屋の寿司」コーナーでは1人前980円の握り寿司や698円の海鮮丼など素材にこだわった商品が並びます。

「魚屋のお惣菜」コーナーでは焼き魚や煮魚などを販売していますが、陳列量は少なく、あまり手の込んだ商品は見られません。

精肉売場。

秋田牛も取り扱いますが、こまぎれ(100g598円)など単価が安い状態での販売が中心となっており、せっかく地元の美味しい牛肉を訴求するならステーキ肉やすき焼き用肉も揃えて欲しいと感じます。

豚肉では「やまと豚」を訴求。

鶏肉では「青森県産五穀味鶏」など銘柄肉を販売するほか、国産鶏もも肉は100g98円と競争力ある価格設定でした。

丸正フーズの「えびの高原」シリーズをコーナー展開。

包装パン、洋日配から惣菜へと続きます。

チーズコーナー。それほど珍しい商品はありませんが、陳列や商品説明など工夫が感じられます。

牛乳コーナー。

たけや製パンの「グルメソフト」というヤマザキのダブルソフトに酷似した商品を格安で販売します。

惣菜売場。

巨大なチキンカツなどインパクトある商品も並びます。

特別凝った商品がある訳ではありませんが、弁当、揚げ物、魚惣菜、グリル料理、中華惣菜など一通り揃っています。

12月の訪問だったため、正月に向け鏡餅などはボリューム展開されていました。

オール日本スーパーマーケット協会(AJS)に加盟し、プライベートブランドは「くらし良好」を導入します。

ドレッシングコーナー。

大手ナショナルブランドの価格は決して安いとは言えませんが、一部で商品説明の紙を差し込むなど工夫が見られます。

カップ麵は一部品薄となっていました。

ペットボトル飲料から酒売場には何故かマットが敷かれています。

訳アリ・切り落とし商品や輸入菓子など特色ある商品も並んでいます。

マルダイ牛島店 店舗概要
開業: 1986年09月13日
売場面積: 1234㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間:
月曜~金曜 9:30~22:00
土曜~日曜 9:00~22:00
住所: 秋田県秋田市牛島東5丁目3-26
駐車場: 155台
HP: https://marudai-akita.jp/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: きれい、落ち着いた
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送、くらし良好のうた
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 2台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 4台(2台稼働中)精算機8台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらし良好
「秋田の街にお城のようなスーパーマーケット」というキャッチコピーがありそうな(無かったとは思いますが)、特徴的な外観をした店舗です。居抜きということでは無く、自社物件となっています。秋田市内に5店舗を展開する株式会社マルダイの本部が2階、3階に置かれており、壮大な見た目をしていますが売場は1フロアで1234平米とこじんまりとしています。
マルダイは1897年に大高千蔵商店として創業し、1989年にマルダイへ改称しました。2022年3月期決算では売上高56億2500万円、当期純利益1500万円とギリギリ黒字を維持しています。2018年には60億5300万円の売上があり、人口減少が全国で最も速いペースで進む秋田県において厳しい経営を強いられています。
牛島店は2016年11月にリニューアルを実施しており、売場はきれいでスポット照明も多く、中小スーパーとしては高いクオリティです。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と壁面に沿って左回りに配置される一般的なスタイル。青果は入口すぐに果物を持ってくる企業が多い中で、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリーなど葉物野菜を導入部に展開。次の青果平台にみかん、いちごなど果物を配置し、終盤に根菜類を置いています。野菜は小分けパックも扱うほか、カットフルーツもコーナー展開。みかんは箱売りも用意するなど、単身・少人数世帯からファミリー層まで幅広い需要に応える品揃えです。
鮮魚売場では旬の「はたはた」を中心として丸魚も多数販売。500円の海鮮鍋セットは500円とは思えないボリュームでコストパフォーマンスが高いと感じます。お刺身はブリやしめさば、かんぱち、サーモンなど単品お造りが中心のラインナップ。「魚屋の寿司」コーナーでは1人前980円の握り寿司や698円の海鮮丼など素材にこだわった商品が並びます。「魚屋のお惣菜」コーナーでは焼き魚や煮魚などを販売していますが、陳列量は少なく、あまり手の込んだ商品は見られません。
精肉は店内加工を実施。秋田牛も取り扱いますが、こまぎれ(100g598円)など単価が安い状態での販売が中心となっており、せっかく地元の美味しい牛肉を訴求するならステーキ肉やすき焼き用肉も揃えて欲しいと感じます。豚肉では「やまと豚」、鶏肉では「青森県産五穀味鶏」など銘柄肉を販売するほか、国産鶏もも肉は100g98円と競争力ある価格設定です。
惣菜は特別凝った商品がある訳ではありませんが、弁当、揚げ物、魚惣菜、グリル料理、中華惣菜など一通り揃っています。和洋日配は平台のコーナー展開におけるプロモーション技術が高く、思わず足を止めてしまう魅力的な売場づくりが見られます。品揃えの幅や価格は決して優れたものではありませんが、見せ方で工夫することでカバーしています。加工食品はくらし良好を積極的に導入しますが、大手NBはやや割高な印象。訳アリ・切り落とし商品や輸入菓子など特色ある商品も並んでいます。
平日の正午過ぎに訪れたため、お客さんの姿は少なめでした。郊外立地で車での来店が中心であるため、中にはカゴ一杯に買い物される方も見受けられましたが、平均するとカゴ半分程度の買い物量にとどまっています。
JR羽越本線の羽後牛島駅から徒歩5分程度のところに、マルダイ牛島店はあります。
店舗外観。
お城のような外観が特徴的な建物です。

居抜きなどではなく、1986年9月にマルダイとしてオープンした店舗です。当時は資金に余裕があり、このような遊び心ある本社も建てることが出来たのでしょうか。

2階、3階にマルダイの本社が置かれており、売場は1階のみとなっています。

裏手は意外と地味な外観となっています。

青果売場。
青果は入口すぐに果物を持ってくる企業が多い中で、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリーなど葉物野菜を導入部に展開。次の青果平台にみかん、いちごなど果物を配置し、終盤に根菜類を置いています。

カットフルーツコーナー。

トマトコーナー。

珍しい野菜や高級な果物などは扱いませんが、小分け・少量パックは取り扱います。

和日配コーナー。
「横手焼きそば」も販売されています。

東洋水産「マルちゃん焼きそば」は定番商品ですが、ナポリタン味、たらこ味、バター醬油味、お好みソース味まで揃えています。

続く鮮魚売場。

「ハタハタ来たどぉ~」と旬のハタハタを大量陳列。
子持ちのメスの方が倍近い値段がするんですね。

お刺身はブリやしめさば、かんぱち、サーモンなど単品お造りが中心のラインナップ。

500円の海鮮鍋セットはボリュームがありコストパフォーマンスが高いと感じます。

塩鮭は甘口、中辛、辛口の区別が分かりやすいようシールが貼られており良心的です。

「魚屋の寿司」コーナーでは1人前980円の握り寿司や698円の海鮮丼など素材にこだわった商品が並びます。

「魚屋のお惣菜」コーナーでは焼き魚や煮魚などを販売していますが、陳列量は少なく、あまり手の込んだ商品は見られません。

精肉売場。

秋田牛も取り扱いますが、こまぎれ(100g598円)など単価が安い状態での販売が中心となっており、せっかく地元の美味しい牛肉を訴求するならステーキ肉やすき焼き用肉も揃えて欲しいと感じます。

豚肉では「やまと豚」を訴求。

鶏肉では「青森県産五穀味鶏」など銘柄肉を販売するほか、国産鶏もも肉は100g98円と競争力ある価格設定でした。

丸正フーズの「えびの高原」シリーズをコーナー展開。

包装パン、洋日配から惣菜へと続きます。

チーズコーナー。それほど珍しい商品はありませんが、陳列や商品説明など工夫が感じられます。

牛乳コーナー。

たけや製パンの「グルメソフト」というヤマザキのダブルソフトに酷似した商品を格安で販売します。

惣菜売場。

巨大なチキンカツなどインパクトある商品も並びます。

特別凝った商品がある訳ではありませんが、弁当、揚げ物、魚惣菜、グリル料理、中華惣菜など一通り揃っています。

12月の訪問だったため、正月に向け鏡餅などはボリューム展開されていました。

オール日本スーパーマーケット協会(AJS)に加盟し、プライベートブランドは「くらし良好」を導入します。

ドレッシングコーナー。

大手ナショナルブランドの価格は決して安いとは言えませんが、一部で商品説明の紙を差し込むなど工夫が見られます。

カップ麵は一部品薄となっていました。

ペットボトル飲料から酒売場には何故かマットが敷かれています。

訳アリ・切り落とし商品や輸入菓子など特色ある商品も並んでいます。

マルダイ牛島店 店舗概要
開業: 1986年09月13日
売場面積: 1234㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間:
月曜~金曜 9:30~22:00
土曜~日曜 9:00~22:00
住所: 秋田県秋田市牛島東5丁目3-26
駐車場: 155台
HP: https://marudai-akita.jp/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: きれい、落ち着いた
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送、くらし良好のうた
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 2台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 4台(2台稼働中)精算機8台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらし良好
「秋田の街にお城のようなスーパーマーケット」というキャッチコピーがありそうな(無かったとは思いますが)、特徴的な外観をした店舗です。居抜きということでは無く、自社物件となっています。秋田市内に5店舗を展開する株式会社マルダイの本部が2階、3階に置かれており、壮大な見た目をしていますが売場は1フロアで1234平米とこじんまりとしています。
マルダイは1897年に大高千蔵商店として創業し、1989年にマルダイへ改称しました。2022年3月期決算では売上高56億2500万円、当期純利益1500万円とギリギリ黒字を維持しています。2018年には60億5300万円の売上があり、人口減少が全国で最も速いペースで進む秋田県において厳しい経営を強いられています。
牛島店は2016年11月にリニューアルを実施しており、売場はきれいでスポット照明も多く、中小スーパーとしては高いクオリティです。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と壁面に沿って左回りに配置される一般的なスタイル。青果は入口すぐに果物を持ってくる企業が多い中で、ほうれん草、キャベツ、ブロッコリーなど葉物野菜を導入部に展開。次の青果平台にみかん、いちごなど果物を配置し、終盤に根菜類を置いています。野菜は小分けパックも扱うほか、カットフルーツもコーナー展開。みかんは箱売りも用意するなど、単身・少人数世帯からファミリー層まで幅広い需要に応える品揃えです。
鮮魚売場では旬の「はたはた」を中心として丸魚も多数販売。500円の海鮮鍋セットは500円とは思えないボリュームでコストパフォーマンスが高いと感じます。お刺身はブリやしめさば、かんぱち、サーモンなど単品お造りが中心のラインナップ。「魚屋の寿司」コーナーでは1人前980円の握り寿司や698円の海鮮丼など素材にこだわった商品が並びます。「魚屋のお惣菜」コーナーでは焼き魚や煮魚などを販売していますが、陳列量は少なく、あまり手の込んだ商品は見られません。
精肉は店内加工を実施。秋田牛も取り扱いますが、こまぎれ(100g598円)など単価が安い状態での販売が中心となっており、せっかく地元の美味しい牛肉を訴求するならステーキ肉やすき焼き用肉も揃えて欲しいと感じます。豚肉では「やまと豚」、鶏肉では「青森県産五穀味鶏」など銘柄肉を販売するほか、国産鶏もも肉は100g98円と競争力ある価格設定です。
惣菜は特別凝った商品がある訳ではありませんが、弁当、揚げ物、魚惣菜、グリル料理、中華惣菜など一通り揃っています。和洋日配は平台のコーナー展開におけるプロモーション技術が高く、思わず足を止めてしまう魅力的な売場づくりが見られます。品揃えの幅や価格は決して優れたものではありませんが、見せ方で工夫することでカバーしています。加工食品はくらし良好を積極的に導入しますが、大手NBはやや割高な印象。訳アリ・切り落とし商品や輸入菓子など特色ある商品も並んでいます。
平日の正午過ぎに訪れたため、お客さんの姿は少なめでした。郊外立地で車での来店が中心であるため、中にはカゴ一杯に買い物される方も見受けられましたが、平均するとカゴ半分程度の買い物量にとどまっています。