イオンノア店(外観・もりのゆうえんち)
- 2023/03/09
- 12:55
千葉県野田市。
東武野田線の野田市駅から徒歩13分程度のところに、イオンノア店はあります。
こちらの記事はイオンノア店の外観と、道を挟んで営業する「もりのゆうえんち」やドライブインシアターの痕跡を紹介する記事です。
売場についてはこちらをご覧ください→http://daieisaison.jp/blog-entry-786.html
店舗外観。
1989年3月25日、扇屋ジャスコノア店を核店舗とした「ショッピングセンターノア」がオープンしました。野田市駅と愛宕駅の中間に立地することから、頭文字を取り「ノア」と名付けられたそうです。1999年に扇屋ジャスコはジャスコ本体に吸収され、屋号もジャスコへ改称。2011年3月1日にはイオングループの総合スーパーブランド統一に伴い、イオンへ転換されました。
巨大な屋上広告塔ですが、実は設置されているのはこちらから見える2面のみで、裏は骨組みです。
観覧車が見えますが、後ほど紹介します。
巨大なアーチ状のゲートが設けられた入口。
納品口側は簡素な外観です。
店舗の外にも専門店が並びます。
古びた看板には「スキッピングロード」の文字。
バブル期の豪華な建築が垣間見えます。
店舗裏手。
こちら側の広告塔では「NOA」をアピールします。
裏手の入口。
専門店区画は「ザ・スペース」という名称で運用されていたようです。
こちら側の入口は使われていません。
中の様子を窺うことは出来ませんでした。
屋上駐車場からも観覧車が望めます。
「NOA」の屋上広告塔。
道路沿いの看板も大分傷んでいます。
レストランアベニューやシネマ、ボウリングは現存しますが、うっすらと「カラオケ・オペラ」という文字も残ります。
カラオケは分かりますが、オペラとはどのような形式で営業していたのでしょうか。
「ようこそショッピングセンターノアへ」
大規模小売店舗表示板。
フロアガイド各種を紹介します。
こちらは複合施設「ザ・スペース」の区画。
1階にスポーツクラブ、2階にボウリング場、3階に映画館を展開しています。
残念ながらプールも備えていたイオンスポーツクラブとイオンスイミングスクールは2021年10月31日で閉鎖されています。
かつて3階で営業していた様子の「イオンジュニアカレッジ」。調べましたが情報は出てきませんでした。現在そのようなブランド、サービスをイオンは展開していません。
施設のごあんない。旧日光街道を挟んで「もりのゆうえんち」などレジャーパークを併設しています。
かつては店舗の前から「もりのゆうえんち」までのパノラマカーを運行していたようです。
旧日光街道の下にアンダーパスを作り、車での行き来も可能にしています。
歩いても行けますので、徒歩で向かいます。
ただの通路ではなく、公園のような空間づくりが見られます。
ただし長年メンテナンスされていないようでタイルが剝がれるなど設備の老朽化も目立ちます。
故障なのか節電のためなのか不明ですが、エスカレーターは2台の内手前のみ停止しており、奥側は人が近づくと稼働する仕様でした。
錆びついた看板に「レジャーパーク」の文字がかすかに見えます。
トンネル内の様子。かつては凝った照明なども設置されていたのでしょうか。
「ソニックチューブ」
「もりのゆうえんち」側に出ました。
こちらのエスカレーターも同様に手前は停止中で途中から利用できます。
キリンを模したオブジェでしょうか。
振り返るとイオンの建物が見えます。
お客様用地下歩道入口。
イオンの表示が剥がれて「扇屋」の文字が見えます。
「扇屋ジャスコと100の専門店」というキャッチコピーだったようです。
レジャーパークの案内。
「もりのゆうえんち」「ドライブインシアター」に加えてパターゴルフ場も併設していたようです。
ジャスコのロゴが残るショッピングセンター全景のイラストが残されていました。
「ショッピングセンターノアの開発にあたって」という文章が非常にうっすらと長文で書かれているのですが、読み取れませんでした。
反対側。駐車場はなんと2200台を備えています。動物の名前を付けて区別していたようです。
「もりのゆうえんち」入口。遊園地とは言っても入場料は無料で、アトラクションに乗る際にはチケットを購入する形式です。
目の前の噴水は枯れていました。
「もりのゆうえんち」の運営は、遊園施設メーカーの泉陽興業(せんようこうぎょう)が担います。泉陽興業はよこはまコスモワールド、木更津かんらんしゃパーク、葛西臨海公園のダイヤと花の大観覧車なども運営しています。
周囲からもよく目立つジャイアントホイール(大観覧車)は、高さ65m、ゴンドラ40基、1周13分。南に東京スカイツリー、北に筑波山が見え、条件がよければ富士山や日光の山々も遠くに望めるそうです。
観覧車の他には子供向けの小規模な遊具が並びます。
平日ということもあり園内にお客さんは少なく閑古鳥が鳴いていました。
一方でスタッフは各遊具に配置されており、人件費やメンテナンス費用を考慮すると採算は大変厳しいと見られます。
メリーゴーランドも設置されています。
ゲームコーナー。
ドライブインシアター「お車の映画館」
ドライブインシアターは日本国内では1990年代に各地に広まりましたが、徐々に衰退し一時期は0になった期間もありました。こちらも2007年8月末で閉鎖されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴って14年ぶりに復活。2021年5月15日以降上映が続いていましたが、最近では使用されていない模様です。
内部は立ち入り禁止になっていますが、スクリーンが見えます。
木造の橋の下が入口となっています。
2021年に上映された際にもこちらの入口は使用されなかった模様。
橋は一部朽ち果てており、立ち入れないようになっていました。
施設案内図を見ると、「小鳥の広場」とされる場所。
小鳥のオブジェが残されていました。
駐車場区画にも木がうっそうと生い茂っています。
それではイオンノア店の店内を紹介する記事へどうぞ。
続きはこちらから→http://daieisaison.jp/blog-entry-786.html
東武野田線の野田市駅から徒歩13分程度のところに、イオンノア店はあります。
こちらの記事はイオンノア店の外観と、道を挟んで営業する「もりのゆうえんち」やドライブインシアターの痕跡を紹介する記事です。
売場についてはこちらをご覧ください→http://daieisaison.jp/blog-entry-786.html
店舗外観。
1989年3月25日、扇屋ジャスコノア店を核店舗とした「ショッピングセンターノア」がオープンしました。野田市駅と愛宕駅の中間に立地することから、頭文字を取り「ノア」と名付けられたそうです。1999年に扇屋ジャスコはジャスコ本体に吸収され、屋号もジャスコへ改称。2011年3月1日にはイオングループの総合スーパーブランド統一に伴い、イオンへ転換されました。
巨大な屋上広告塔ですが、実は設置されているのはこちらから見える2面のみで、裏は骨組みです。
観覧車が見えますが、後ほど紹介します。
巨大なアーチ状のゲートが設けられた入口。
納品口側は簡素な外観です。
店舗の外にも専門店が並びます。
古びた看板には「スキッピングロード」の文字。
バブル期の豪華な建築が垣間見えます。
店舗裏手。
こちら側の広告塔では「NOA」をアピールします。
裏手の入口。
専門店区画は「ザ・スペース」という名称で運用されていたようです。
こちら側の入口は使われていません。
中の様子を窺うことは出来ませんでした。
屋上駐車場からも観覧車が望めます。
「NOA」の屋上広告塔。
道路沿いの看板も大分傷んでいます。
レストランアベニューやシネマ、ボウリングは現存しますが、うっすらと「カラオケ・オペラ」という文字も残ります。
カラオケは分かりますが、オペラとはどのような形式で営業していたのでしょうか。
「ようこそショッピングセンターノアへ」
大規模小売店舗表示板。
フロアガイド各種を紹介します。
こちらは複合施設「ザ・スペース」の区画。
1階にスポーツクラブ、2階にボウリング場、3階に映画館を展開しています。
残念ながらプールも備えていたイオンスポーツクラブとイオンスイミングスクールは2021年10月31日で閉鎖されています。
かつて3階で営業していた様子の「イオンジュニアカレッジ」。調べましたが情報は出てきませんでした。現在そのようなブランド、サービスをイオンは展開していません。
施設のごあんない。旧日光街道を挟んで「もりのゆうえんち」などレジャーパークを併設しています。
かつては店舗の前から「もりのゆうえんち」までのパノラマカーを運行していたようです。
旧日光街道の下にアンダーパスを作り、車での行き来も可能にしています。
歩いても行けますので、徒歩で向かいます。
ただの通路ではなく、公園のような空間づくりが見られます。
ただし長年メンテナンスされていないようでタイルが剝がれるなど設備の老朽化も目立ちます。
故障なのか節電のためなのか不明ですが、エスカレーターは2台の内手前のみ停止しており、奥側は人が近づくと稼働する仕様でした。
錆びついた看板に「レジャーパーク」の文字がかすかに見えます。
トンネル内の様子。かつては凝った照明なども設置されていたのでしょうか。
「ソニックチューブ」
「もりのゆうえんち」側に出ました。
こちらのエスカレーターも同様に手前は停止中で途中から利用できます。
キリンを模したオブジェでしょうか。
振り返るとイオンの建物が見えます。
お客様用地下歩道入口。
イオンの表示が剥がれて「扇屋」の文字が見えます。
「扇屋ジャスコと100の専門店」というキャッチコピーだったようです。
レジャーパークの案内。
「もりのゆうえんち」「ドライブインシアター」に加えてパターゴルフ場も併設していたようです。
ジャスコのロゴが残るショッピングセンター全景のイラストが残されていました。
「ショッピングセンターノアの開発にあたって」という文章が非常にうっすらと長文で書かれているのですが、読み取れませんでした。
反対側。駐車場はなんと2200台を備えています。動物の名前を付けて区別していたようです。
「もりのゆうえんち」入口。遊園地とは言っても入場料は無料で、アトラクションに乗る際にはチケットを購入する形式です。
目の前の噴水は枯れていました。
「もりのゆうえんち」の運営は、遊園施設メーカーの泉陽興業(せんようこうぎょう)が担います。泉陽興業はよこはまコスモワールド、木更津かんらんしゃパーク、葛西臨海公園のダイヤと花の大観覧車なども運営しています。
周囲からもよく目立つジャイアントホイール(大観覧車)は、高さ65m、ゴンドラ40基、1周13分。南に東京スカイツリー、北に筑波山が見え、条件がよければ富士山や日光の山々も遠くに望めるそうです。
観覧車の他には子供向けの小規模な遊具が並びます。
平日ということもあり園内にお客さんは少なく閑古鳥が鳴いていました。
一方でスタッフは各遊具に配置されており、人件費やメンテナンス費用を考慮すると採算は大変厳しいと見られます。
メリーゴーランドも設置されています。
ゲームコーナー。
ドライブインシアター「お車の映画館」
ドライブインシアターは日本国内では1990年代に各地に広まりましたが、徐々に衰退し一時期は0になった期間もありました。こちらも2007年8月末で閉鎖されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴って14年ぶりに復活。2021年5月15日以降上映が続いていましたが、最近では使用されていない模様です。
内部は立ち入り禁止になっていますが、スクリーンが見えます。
木造の橋の下が入口となっています。
2021年に上映された際にもこちらの入口は使用されなかった模様。
橋は一部朽ち果てており、立ち入れないようになっていました。
施設案内図を見ると、「小鳥の広場」とされる場所。
小鳥のオブジェが残されていました。
駐車場区画にも木がうっそうと生い茂っています。
それではイオンノア店の店内を紹介する記事へどうぞ。
続きはこちらから→http://daieisaison.jp/blog-entry-786.html