ライフ吉川駅前店
- 2023/05/06
- 22:44
埼玉県吉川市。
JR武蔵野線吉川駅から徒歩3分程度のところに、ライフ吉川駅前店はあります。
店舗外観。
1993年10月20日に開業した地下1階から3階までの4フロアを有する総合スーパー業態です。

店舗側面。

286台の駐車場も確保しています。

1階には「ケンタッキー・フライド・チキン」も入居。

屋上駐車場。

巨大な屋上広告塔です。

フロアガイド。

エスカレーター部分は若干の吹き抜けとなっています。

まずは地下1階食料品フロアを見ていきます。

エスカレーターを降りてすぐに導入されているベーカリー「小麦の郷」。
残念ながら夕方16時にはほぼ売り切れていました。

果物コーナー。

ライフはどの店舗でも青果売場の表記は「produce」となっています。

有機野菜の取り扱いを強化。

近郊野菜コーナー「ひだまりの郷」も導入します。

「お店で作った新鮮サラダ」コーナー。見た目も美しく、付加価値のある商品です。

彩り鮮やかなカットフルーツも店内加工で提供。

青果売場全景。

トマトコーナー。生産者の写真がパッケージに印刷されているなどこだわり商品が目立ちます。商品説明のPOPもあり提案型の売場づくりが出来ています。

和日配の豆腐コーナー。
スマイルライフで価格訴求を行う一方、ビオラルの有機豆腐も並びます。

鮮魚売場。調理場の見える形式で鮮度感もアピールしつつ、スポット照明も多く上質感ある空間を演出。

即食需要に応えるお刺身コーナーを拡充しており、本マグロ中トロの入った少量4点盛り698円など単身・少人数世帯向けアイテムを強化。

単品お造りは298円から398円の価格帯で種類豊富に揃えています。

鮮魚コーナーで展開する「うお鮨」はネタが大きく、1人前980円で売り出しています。

精肉売場。

精肉は従来の全面的にプロセスセンターから供給を受ける品揃えではなく、一部店内加工を実施。「ネギ塩で食べる!黒毛和牛バラ」(1480円)など競合であまり見られないアイテムも並んでいました

駅前立地のため売上構成比は高く無さそうですが、ジャンボパックによる価格訴求も実施。

冷凍の馬刺しも取り扱います。

精肉売場から惣菜へ続いています。

冷蔵ショーケースの上にはプラレールが走っていました。

惣菜売場。厨房が見えるガラス張りのオープンキッチン方式でライブ感を演出します。

惣菜は最新のライフセントラルスクエア業態や23区中心部の店舗などと比べると見劣りするものの、揚げ物の他にグリル料理、煮込み惣菜など手間のかかるアイテムも販売。

店内調理のお弁当は完成度も高く種類も豊富です。

ビオラルの調味料を関連陳列。

こぼれ鮨など工夫ある商品も並びます。

鮮魚売場の握り寿司よりも低価格なアイテムも販売します。

洋日配コーナーの牛乳。.

加工食品や菓子はプライベートブランドの売り込みを積極的に行っており、オーガニックで健康志向な「ビオラル」、素材や製法にこだわった「ライフプレミアム」、価格志向な「スマイルライフ」、ヤオコーとの共同開発商品「スターセレクト」を各所でコーナー展開します。

ドレッシングコーナー。
客数の多い店舗ですが、フェイスアップはこまめに行われています。

エンドで「ライフプレミアム」の商品を集積してアピール。

ライフプレミアムのジャム。

酒類も品質志向のPBを販売。

こちらはオーガニック食品を中心とした「ビオラル」のコーナー。

ビオラルはグルテンフリーなどのアイテムも発売。

PBの他に「厳選こだわり」と題してNBでも高級品・こだわりの品を積極的に導入。

冷凍スイーツも強化。

簡便・時短需要に対応する商品もラインナップ。

ヤオコーとの共同開発PB「スターセレクト」の冷凍食品を平台で訴求。

エスカレーターとレジを挟んで日用消耗品、化粧品、医薬品を配置。

イートインスペースも導入します。

1階は衣料品のフロア。

婦人服売場。


紳士服売場。

服飾雑貨コーナー。

靴も直営で販売。

2階は住まいの品フロア。

寝具も販売しています。

生活用品コーナー。

子供玩具も取り扱います。

直営の書籍売場。

入居するゴールドジム。

3階は全てテナントのフロアです。100円ショップ「キャン・ドゥ」

ゲームコーナー。

ライフ吉川駅前店 店舗概要
開業: 1993年10月20日
売場面積: 5983㎡(直営部分、公式リリースより)
営業時間: 9:30~24:00(1・2階~22:00・3階~21:00) ・ドラッグコーナー9:30~22:00
住所: 埼玉県吉川市保1-13-3
駐車場: 286台(お買上で1時間/1000円以上で2時間無料)
HP: http://www.lifecorp.jp/store/syuto/det_syuto.html?region=syuto&base_recordno=24
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者、家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい、上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、久喜プロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 6台(5台稼働中)、精算機9台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: ビオラル、ライフプレミアム、スマイルライフ、スターセレクト
1993年10月20日に開業した地下1階から3階までの4フロアを有する総合スーパー業態のライフです。関東・関西に出店するライフですが、関東地区では東京、神奈川にドミナントを築く一方で手薄だった埼玉県からは撤退する店舗が相次ぎ、現在は吉川駅前店を含め県内わずか7店舗となっています。
3階は全て専門店のフロアとなっており100円ショップやゲームコーナー、2階も半分のスペースにフィットネスクラブを誘致するなどテナント区画も多くなっていますが、食料品の他に婦人服・紳士服、服飾雑貨に加え寝具・インテリア用品、書籍まで直営で展開するライフらしいミニGMSは健在です。飲食店としては1階にケンタッキー・フライド・チキンが入居します。
エスカレーターを降りると、ベーカリー「小麦の郷」と青果売場を並べて配置。売場は2017年3月に改装を実施しており、明るく上質感ある洗練された空間となっています。残念ながら小麦の郷の商品は夕方16時にはほぼ売り切れていました。青果は導入部に近郊野菜コーナー「ひだまりの郷」とオーガニック野菜コーナーを配置し地産地消や健康志向に応えます。店内で加工したサラダや彩り鮮やかなカットフルーツなど手の込んだアイテムを青果でも投入しており、価格面では安さを強調しないものの少量・小分けサイズはきめ細かに取り揃えます。
続く鮮魚では即食需要に応えるお刺身コーナーを拡充しており、本マグロ中トロの入った少量4点盛り698円など単身・少人数世帯向けアイテムを強化。単品お造りは298円から398円の価格帯で種類豊富に揃えています。鮮魚コーナーで展開する「うお鮨」はネタが大きく、1人前980円で売り出しています。
精肉売場では一部店内加工を実施。私が過去に訪れたライフの店舗では同社の久喜プロセスセンターから供給を受けて構成されており画一的な品揃えでしたが、最近では効率化よりも付加価値を追求した品揃えへ転換したのでしょうか。「ネギ塩で食べる!黒毛和牛バラ」(1480円)など競合であまり見られないアイテムも並んでいました。ヤオコーは差別化商品として馬刺しを強化していますが、ライフは冷凍の馬刺しを扱う事で廃棄ロスを抑えながら需要に応えています。
惣菜は最新のライフセントラルスクエア業態や23区中心部の店舗などと比べると見劣りするものの、店内調理のお弁当は完成度も高く種類も豊富で、夕方にかけて販売も見込まれます。揚げ物の他にグリル料理、煮込み惣菜など手間のかかるアイテムも販売。厨房はガラス張りのオープンキッチン方式でライブ感も演出しています。
加工食品や菓子はプライベートブランドの売り込みを積極的に行っており、オーガニックで健康志向な「ビオラル」、素材や製法にこだわった「ライフプレミアム」、価格志向な「スマイルライフ」、ヤオコーとの共同開発商品「スターセレクト」を各所でコーナー展開します。一方で展開しているブランドが多く、健康志向や高級志向など差別化を図るという戦略は分かりますが、顧客に分かりやすい価値を訴えられているのか疑問です。
ナショナルブランドでも高級品・こだわりの品を導入しており「厳選こだわり」というプライスカードで差別化を打ち出します。簡単ではありますが商品説明も記されており選ぶ際に参考になります。近年売上が伸長している冷凍食品、冷凍スイーツ部門も注力しており、簡便・時短需要に対応する商品もラインナップされています。
平日の夕方ということもあり食料品売場はそれなりの賑わいを見せていましたが、1階、2階の直営売場は閑古鳥が鳴いている状態でした。地下食料品も駅前立地のため客単価はそれほど高くなく、生鮮品に偏らず惣菜含めてバランス良く売れている様子でした。
JR武蔵野線吉川駅から徒歩3分程度のところに、ライフ吉川駅前店はあります。
店舗外観。
1993年10月20日に開業した地下1階から3階までの4フロアを有する総合スーパー業態です。

店舗側面。

286台の駐車場も確保しています。

1階には「ケンタッキー・フライド・チキン」も入居。

屋上駐車場。

巨大な屋上広告塔です。

フロアガイド。

エスカレーター部分は若干の吹き抜けとなっています。

まずは地下1階食料品フロアを見ていきます。

エスカレーターを降りてすぐに導入されているベーカリー「小麦の郷」。
残念ながら夕方16時にはほぼ売り切れていました。

果物コーナー。

ライフはどの店舗でも青果売場の表記は「produce」となっています。

有機野菜の取り扱いを強化。

近郊野菜コーナー「ひだまりの郷」も導入します。

「お店で作った新鮮サラダ」コーナー。見た目も美しく、付加価値のある商品です。

彩り鮮やかなカットフルーツも店内加工で提供。

青果売場全景。

トマトコーナー。生産者の写真がパッケージに印刷されているなどこだわり商品が目立ちます。商品説明のPOPもあり提案型の売場づくりが出来ています。

和日配の豆腐コーナー。
スマイルライフで価格訴求を行う一方、ビオラルの有機豆腐も並びます。

鮮魚売場。調理場の見える形式で鮮度感もアピールしつつ、スポット照明も多く上質感ある空間を演出。

即食需要に応えるお刺身コーナーを拡充しており、本マグロ中トロの入った少量4点盛り698円など単身・少人数世帯向けアイテムを強化。

単品お造りは298円から398円の価格帯で種類豊富に揃えています。

鮮魚コーナーで展開する「うお鮨」はネタが大きく、1人前980円で売り出しています。

精肉売場。

精肉は従来の全面的にプロセスセンターから供給を受ける品揃えではなく、一部店内加工を実施。「ネギ塩で食べる!黒毛和牛バラ」(1480円)など競合であまり見られないアイテムも並んでいました

駅前立地のため売上構成比は高く無さそうですが、ジャンボパックによる価格訴求も実施。

冷凍の馬刺しも取り扱います。

精肉売場から惣菜へ続いています。

冷蔵ショーケースの上にはプラレールが走っていました。

惣菜売場。厨房が見えるガラス張りのオープンキッチン方式でライブ感を演出します。

惣菜は最新のライフセントラルスクエア業態や23区中心部の店舗などと比べると見劣りするものの、揚げ物の他にグリル料理、煮込み惣菜など手間のかかるアイテムも販売。

店内調理のお弁当は完成度も高く種類も豊富です。

ビオラルの調味料を関連陳列。

こぼれ鮨など工夫ある商品も並びます。

鮮魚売場の握り寿司よりも低価格なアイテムも販売します。

洋日配コーナーの牛乳。.

加工食品や菓子はプライベートブランドの売り込みを積極的に行っており、オーガニックで健康志向な「ビオラル」、素材や製法にこだわった「ライフプレミアム」、価格志向な「スマイルライフ」、ヤオコーとの共同開発商品「スターセレクト」を各所でコーナー展開します。

ドレッシングコーナー。
客数の多い店舗ですが、フェイスアップはこまめに行われています。

エンドで「ライフプレミアム」の商品を集積してアピール。

ライフプレミアムのジャム。

酒類も品質志向のPBを販売。

こちらはオーガニック食品を中心とした「ビオラル」のコーナー。

ビオラルはグルテンフリーなどのアイテムも発売。

PBの他に「厳選こだわり」と題してNBでも高級品・こだわりの品を積極的に導入。

冷凍スイーツも強化。

簡便・時短需要に対応する商品もラインナップ。

ヤオコーとの共同開発PB「スターセレクト」の冷凍食品を平台で訴求。

エスカレーターとレジを挟んで日用消耗品、化粧品、医薬品を配置。

イートインスペースも導入します。

1階は衣料品のフロア。

婦人服売場。


紳士服売場。

服飾雑貨コーナー。

靴も直営で販売。

2階は住まいの品フロア。

寝具も販売しています。

生活用品コーナー。

子供玩具も取り扱います。

直営の書籍売場。

入居するゴールドジム。

3階は全てテナントのフロアです。100円ショップ「キャン・ドゥ」

ゲームコーナー。

ライフ吉川駅前店 店舗概要
開業: 1993年10月20日
売場面積: 5983㎡(直営部分、公式リリースより)
営業時間: 9:30~24:00(1・2階~22:00・3階~21:00) ・ドラッグコーナー9:30~22:00
住所: 埼玉県吉川市保1-13-3
駐車場: 286台(お買上で1時間/1000円以上で2時間無料)
HP: http://www.lifecorp.jp/store/syuto/det_syuto.html?region=syuto&base_recordno=24
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者、家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい、上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、久喜プロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 6台(5台稼働中)、精算機9台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: ビオラル、ライフプレミアム、スマイルライフ、スターセレクト
1993年10月20日に開業した地下1階から3階までの4フロアを有する総合スーパー業態のライフです。関東・関西に出店するライフですが、関東地区では東京、神奈川にドミナントを築く一方で手薄だった埼玉県からは撤退する店舗が相次ぎ、現在は吉川駅前店を含め県内わずか7店舗となっています。
3階は全て専門店のフロアとなっており100円ショップやゲームコーナー、2階も半分のスペースにフィットネスクラブを誘致するなどテナント区画も多くなっていますが、食料品の他に婦人服・紳士服、服飾雑貨に加え寝具・インテリア用品、書籍まで直営で展開するライフらしいミニGMSは健在です。飲食店としては1階にケンタッキー・フライド・チキンが入居します。
エスカレーターを降りると、ベーカリー「小麦の郷」と青果売場を並べて配置。売場は2017年3月に改装を実施しており、明るく上質感ある洗練された空間となっています。残念ながら小麦の郷の商品は夕方16時にはほぼ売り切れていました。青果は導入部に近郊野菜コーナー「ひだまりの郷」とオーガニック野菜コーナーを配置し地産地消や健康志向に応えます。店内で加工したサラダや彩り鮮やかなカットフルーツなど手の込んだアイテムを青果でも投入しており、価格面では安さを強調しないものの少量・小分けサイズはきめ細かに取り揃えます。
続く鮮魚では即食需要に応えるお刺身コーナーを拡充しており、本マグロ中トロの入った少量4点盛り698円など単身・少人数世帯向けアイテムを強化。単品お造りは298円から398円の価格帯で種類豊富に揃えています。鮮魚コーナーで展開する「うお鮨」はネタが大きく、1人前980円で売り出しています。
精肉売場では一部店内加工を実施。私が過去に訪れたライフの店舗では同社の久喜プロセスセンターから供給を受けて構成されており画一的な品揃えでしたが、最近では効率化よりも付加価値を追求した品揃えへ転換したのでしょうか。「ネギ塩で食べる!黒毛和牛バラ」(1480円)など競合であまり見られないアイテムも並んでいました。ヤオコーは差別化商品として馬刺しを強化していますが、ライフは冷凍の馬刺しを扱う事で廃棄ロスを抑えながら需要に応えています。
惣菜は最新のライフセントラルスクエア業態や23区中心部の店舗などと比べると見劣りするものの、店内調理のお弁当は完成度も高く種類も豊富で、夕方にかけて販売も見込まれます。揚げ物の他にグリル料理、煮込み惣菜など手間のかかるアイテムも販売。厨房はガラス張りのオープンキッチン方式でライブ感も演出しています。
加工食品や菓子はプライベートブランドの売り込みを積極的に行っており、オーガニックで健康志向な「ビオラル」、素材や製法にこだわった「ライフプレミアム」、価格志向な「スマイルライフ」、ヤオコーとの共同開発商品「スターセレクト」を各所でコーナー展開します。一方で展開しているブランドが多く、健康志向や高級志向など差別化を図るという戦略は分かりますが、顧客に分かりやすい価値を訴えられているのか疑問です。
ナショナルブランドでも高級品・こだわりの品を導入しており「厳選こだわり」というプライスカードで差別化を打ち出します。簡単ではありますが商品説明も記されており選ぶ際に参考になります。近年売上が伸長している冷凍食品、冷凍スイーツ部門も注力しており、簡便・時短需要に対応する商品もラインナップされています。
平日の夕方ということもあり食料品売場はそれなりの賑わいを見せていましたが、1階、2階の直営売場は閑古鳥が鳴いている状態でした。地下食料品も駅前立地のため客単価はそれほど高くなく、生鮮品に偏らず惣菜含めてバランス良く売れている様子でした。