ヤオコー船橋三山店
- 2023/07/17
- 21:28
千葉県船橋市。
京成本線の京成大久保駅から徒歩21分程度のところに、ヤオコー船橋三山店はあります。
店舗外観。
2011年7月に開業した、ヤオコーとしては標準的な規模の店舗です。

青果売場。
導入部ではお買い得な野菜をボリューム展開。

地場野菜コーナーも導入。

品質を重視して旬の果物を選りすぐって販売しています。商品の特徴や保存の仕方なども丁寧にPOPで説明。

異なる品種を使用したカラフルな色彩のカットスイカが目を引きます。

盛り付け方の見栄えにこだわったカットフルーツやチョコバナナも並びます。

トマトにも糖度表示を行っています。

鮮魚売場。
同時間帯で調理が終了していた競合のマックスバリュ東習志野店やマルエツ船橋三山店と異なり、16時になっても作り立ての商品を提供します。

上質な本マグロ中トロ(100g1280円)も販売。

お刺身は種類豊富にラインナップしており、選ぶ楽しさがある品揃えを実現しています。

平台ショーケースには「かつお」「めかじき」などが並びます。調理見本を展示した上でレシピ紹介も実施。

精肉売場。

導入部にはハレの日需要に応える上質な牛肉の焼き肉・ステーキ肉を配置。

九州産黒毛和牛や神奈川県産横濱ビーフ(黒毛和牛)といった霜降りの入ったブランド牛肉を取り扱います。

ローストビーフや馬刺しも販売し、おつまみ需要に対応。ただしヤオコーが押し出している馬刺しは売上上位の旗艦店と比べるとアイテムは絞り込まれてます。

時短・簡便ニーズに応える商品も充実しています。

大容量パックによる価格訴求にも余念がありません。

惣菜売場は鉄板焼きを筆頭にライブ感を演出するオープンキッチン方式を導入。

ひと工夫された魅力的なお弁当を店内調理で提供します。

種類豊富な魚惣菜。

年間1200万個販売しているという名物のおはぎ。

握り寿司はファミリー層向けの大容量セットは販売しますが、1人前では698円から798円とお手頃な価格帯が中心。

ベーカリーコーナー「ピノ」も直営で併設。

低価格な菓子パンや惣菜パンが中心のラインナップで、店によっては充実している店内調理のデザートは多くありません。

精肉から惣菜にかけて配置されているチーズや生ハムとワインの関連陳列コーナー。プロモーションは完成度が高く、競合他社は簡単には真似できないでしょう。

珍しい生ハムやチーズも拡充しています。

牛乳コーナー。普段使いのプライベートブランドでは値ごろ感を出す一方、こだわり商品も導入します。

加工食品売場。ドレッシングは幅広い品揃え。

商品説明は本部が用意したPOPに加えて手書きのPOPも差し込まれており、従業員さんの創意工夫が感じられます。

カテゴリーごとの一律値引きを実施し、高級品やこだわり商品も試しに手に取ってもらえるよう取り組みます。

ワインはヤオコー直輸入品や日常使いから高級品まで揃え、様々なニーズに対応します。

ヤオコー船橋三山店 店舗概要
開業: 2011年07月12日
売場面積: 1987㎡(開店ニュースリリースより)
営業時間: 9:00~22:00
住所: 千葉県船橋市三山8丁目22番1号
駐車場: 105台(無料)
HP: https://www.yaoko-net.com/store/store05/142.html
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者、家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 9台(5台稼働中)、精算機18台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: Yes!シリーズ、スターセレクト
ヤオコーの標準的な売場規模である1987㎡を有する店舗です。導入部より青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置する一般的なレイアウトを採用。青果売場では季節感ある果物を高級品までふんだんに揃え、地場野菜コーナーも大きく展開しています。野菜の値ごろ感はやや乏しいと感じますが、鮮度感ある商品が丁寧に陳列されています。チャート式での味の紹介など、きめ細かい商品説明が目を引きます。
鮮魚売場はガラス張りの調理場で鮮度感を打ち出します。同時間帯で調理が終了していた競合のマックスバリュ東習志野店やマルエツ船橋三山店と異なり、16時になっても作り立ての商品を提供。お刺身は種類豊富にラインナップしており、選ぶ楽しさがある品揃えを実現しています。
精肉売場では九州産黒毛和牛や神奈川県産横濱ビーフ(黒毛和牛)といった上質なブランド牛肉を取り扱うほか、ファミリー層向けの大容量パックや味付け肉も多彩に品揃えします。ローストビーフや馬刺しも販売し、おつまみ需要に対応。ただしヤオコーが押し出している馬刺しは売上上位の旗艦店と比べるとアイテムは絞り込まれてます。
惣菜は鉄板焼きを筆頭にライブ感を演出するオープンキッチン方式を導入。手間のかかる商品も多数並んでいます。一方で鮮魚部門で握り寿司の販売は行っておらず、惣菜部門の寿司も見栄えはよいものの豪勢な商品は少ないと感じます。ベーカリーコーナー「ピノ」も直営で併設しますが、低価格な菓子パンや惣菜パンが中心のラインナップ。
加工食品は高級品、こだわりの品まで幅広く揃え、手書きPOPも多く提案型の売場づくりが垣間見えます。チーズや生ハムとワインの関連陳列コーナーのプロモーションは完成度が高く、競合他社は簡単には真似できないでしょう。
食生活提案型の独自性ある商品政策により、ハレの日需要に対応する高級志向な商品から、日常使いのお手頃な商品まで幅広く品揃えすることで、様々なニーズに対応し支持を拡大しています。競合ではマックスバリュ東習志野店やマルエツ船橋三山店が「体験型」をキーワードに鮮度、品質を打ち出すスーパーへ舵を切りましたが、品質重視の顧客は依然としてヤオコーへ来店しているように見受けられました。
15時台の時点で店内に50人程度のお客さんの姿が見られ、16時を過ぎるとさらに店内は混雑し、生鮮3品や惣菜はすれ違うのも大変なほどになりました。客単価も高い水準で、家族連れも多い印象です。年商目標15億円で開業していますが、現在は20億円を超えているのではないでしょうか。
競合となるマルエツ船橋三山店、マルエツ東習志野店、マックスバリュ東習志野店、フードスクエアカスミ東習志野店の4店はいずれもユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)傘下であり、強固なドミナントエリアを築いています。一方で似たり寄ったりの品揃えに飽きている顧客は少なくないと推測され、ヤオコーが賑わっている一因にもなっているのではないでしょうか。個人的な憶測ですが、売上順位は「ヤオコー船橋三山>マックスバリュ東習志野≧カスミ東習志野≧マルエツ東習志野>>>マルエツ船橋三山」で、ヤオコーが地域一番店の座を獲得していると見られます。
京成本線の京成大久保駅から徒歩21分程度のところに、ヤオコー船橋三山店はあります。
店舗外観。
2011年7月に開業した、ヤオコーとしては標準的な規模の店舗です。

青果売場。
導入部ではお買い得な野菜をボリューム展開。

地場野菜コーナーも導入。

品質を重視して旬の果物を選りすぐって販売しています。商品の特徴や保存の仕方なども丁寧にPOPで説明。

異なる品種を使用したカラフルな色彩のカットスイカが目を引きます。

盛り付け方の見栄えにこだわったカットフルーツやチョコバナナも並びます。

トマトにも糖度表示を行っています。

鮮魚売場。
同時間帯で調理が終了していた競合のマックスバリュ東習志野店やマルエツ船橋三山店と異なり、16時になっても作り立ての商品を提供します。

上質な本マグロ中トロ(100g1280円)も販売。

お刺身は種類豊富にラインナップしており、選ぶ楽しさがある品揃えを実現しています。

平台ショーケースには「かつお」「めかじき」などが並びます。調理見本を展示した上でレシピ紹介も実施。

精肉売場。

導入部にはハレの日需要に応える上質な牛肉の焼き肉・ステーキ肉を配置。

九州産黒毛和牛や神奈川県産横濱ビーフ(黒毛和牛)といった霜降りの入ったブランド牛肉を取り扱います。

ローストビーフや馬刺しも販売し、おつまみ需要に対応。ただしヤオコーが押し出している馬刺しは売上上位の旗艦店と比べるとアイテムは絞り込まれてます。

時短・簡便ニーズに応える商品も充実しています。

大容量パックによる価格訴求にも余念がありません。

惣菜売場は鉄板焼きを筆頭にライブ感を演出するオープンキッチン方式を導入。

ひと工夫された魅力的なお弁当を店内調理で提供します。

種類豊富な魚惣菜。

年間1200万個販売しているという名物のおはぎ。

握り寿司はファミリー層向けの大容量セットは販売しますが、1人前では698円から798円とお手頃な価格帯が中心。

ベーカリーコーナー「ピノ」も直営で併設。

低価格な菓子パンや惣菜パンが中心のラインナップで、店によっては充実している店内調理のデザートは多くありません。

精肉から惣菜にかけて配置されているチーズや生ハムとワインの関連陳列コーナー。プロモーションは完成度が高く、競合他社は簡単には真似できないでしょう。

珍しい生ハムやチーズも拡充しています。

牛乳コーナー。普段使いのプライベートブランドでは値ごろ感を出す一方、こだわり商品も導入します。

加工食品売場。ドレッシングは幅広い品揃え。

商品説明は本部が用意したPOPに加えて手書きのPOPも差し込まれており、従業員さんの創意工夫が感じられます。

カテゴリーごとの一律値引きを実施し、高級品やこだわり商品も試しに手に取ってもらえるよう取り組みます。

ワインはヤオコー直輸入品や日常使いから高級品まで揃え、様々なニーズに対応します。

ヤオコー船橋三山店 店舗概要
開業: 2011年07月12日
売場面積: 1987㎡(開店ニュースリリースより)
営業時間: 9:00~22:00
住所: 千葉県船橋市三山8丁目22番1号
駐車場: 105台(無料)
HP: https://www.yaoko-net.com/store/store05/142.html
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者、家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 9台(5台稼働中)、精算機18台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: Yes!シリーズ、スターセレクト
ヤオコーの標準的な売場規模である1987㎡を有する店舗です。導入部より青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置する一般的なレイアウトを採用。青果売場では季節感ある果物を高級品までふんだんに揃え、地場野菜コーナーも大きく展開しています。野菜の値ごろ感はやや乏しいと感じますが、鮮度感ある商品が丁寧に陳列されています。チャート式での味の紹介など、きめ細かい商品説明が目を引きます。
鮮魚売場はガラス張りの調理場で鮮度感を打ち出します。同時間帯で調理が終了していた競合のマックスバリュ東習志野店やマルエツ船橋三山店と異なり、16時になっても作り立ての商品を提供。お刺身は種類豊富にラインナップしており、選ぶ楽しさがある品揃えを実現しています。
精肉売場では九州産黒毛和牛や神奈川県産横濱ビーフ(黒毛和牛)といった上質なブランド牛肉を取り扱うほか、ファミリー層向けの大容量パックや味付け肉も多彩に品揃えします。ローストビーフや馬刺しも販売し、おつまみ需要に対応。ただしヤオコーが押し出している馬刺しは売上上位の旗艦店と比べるとアイテムは絞り込まれてます。
惣菜は鉄板焼きを筆頭にライブ感を演出するオープンキッチン方式を導入。手間のかかる商品も多数並んでいます。一方で鮮魚部門で握り寿司の販売は行っておらず、惣菜部門の寿司も見栄えはよいものの豪勢な商品は少ないと感じます。ベーカリーコーナー「ピノ」も直営で併設しますが、低価格な菓子パンや惣菜パンが中心のラインナップ。
加工食品は高級品、こだわりの品まで幅広く揃え、手書きPOPも多く提案型の売場づくりが垣間見えます。チーズや生ハムとワインの関連陳列コーナーのプロモーションは完成度が高く、競合他社は簡単には真似できないでしょう。
食生活提案型の独自性ある商品政策により、ハレの日需要に対応する高級志向な商品から、日常使いのお手頃な商品まで幅広く品揃えすることで、様々なニーズに対応し支持を拡大しています。競合ではマックスバリュ東習志野店やマルエツ船橋三山店が「体験型」をキーワードに鮮度、品質を打ち出すスーパーへ舵を切りましたが、品質重視の顧客は依然としてヤオコーへ来店しているように見受けられました。
15時台の時点で店内に50人程度のお客さんの姿が見られ、16時を過ぎるとさらに店内は混雑し、生鮮3品や惣菜はすれ違うのも大変なほどになりました。客単価も高い水準で、家族連れも多い印象です。年商目標15億円で開業していますが、現在は20億円を超えているのではないでしょうか。
競合となるマルエツ船橋三山店、マルエツ東習志野店、マックスバリュ東習志野店、フードスクエアカスミ東習志野店の4店はいずれもユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)傘下であり、強固なドミナントエリアを築いています。一方で似たり寄ったりの品揃えに飽きている顧客は少なくないと推測され、ヤオコーが賑わっている一因にもなっているのではないでしょうか。個人的な憶測ですが、売上順位は「ヤオコー船橋三山>マックスバリュ東習志野≧カスミ東習志野≧マルエツ東習志野>>>マルエツ船橋三山」で、ヤオコーが地域一番店の座を獲得していると見られます。