7/31閉店 東武ストア東矢口店
- 2023/07/31
- 22:00
東京都大田区。
東急池上線の蓮沼駅から徒歩3分程度のところに、東武ストア東矢口店はあります。
こちらの店舗は2023年7月31日をもって営業を終了しました。
閉店当日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。
2012年3月14日に「ヨークマート東矢口店」として開業した建物ですが、ヨークマートは2019年7月7日をもって営業を終了。1か月足らずで東武ストアが居抜き出店し、同年8月2日にオープンしました。しかし東武ストアもほぼ4年後となる2023年7月31日をもって閉店することとなりました。

ピロティ方式で駐車場28台を確保。

フロアガイド。ヨークマート時代と鮮魚・精肉を入れ替え、精肉売場をオープンキッチン方式としている事以外はほぼ同じレイアウトです。

閉店のお知らせ。

4年間ありがとうございました。

青果売場。

15時の時点で売場はほぼ空になっていました。

和日配、精肉と続きます。

ヨークマート時代に鮮魚売場だった区画は精肉へ転換。

加工肉コーナー。

洋日配は割引き対象外。

惣菜売場。

酒売場。基本的には割引き対象外ですが、ワインは2割引きとなっています。

加工食品は全品2割引きですが、あまり捌けていないようです。

商品振替のため大量の折りたたみコンテナやカートラックが集められていました。

東武ストア東矢口店 店舗概要
開業: 2019年08月02日
売場面積: 995.8㎡(公式ニュースリリースより)
営業時間: 9:00~21:00
住所: 東京都大田区東矢口3-19-1
駐車場: 28台(お買い物をされたお客様は1時間無料)
HP: https://www.tobustore.co.jp/index.php/shop/detail/68
2012年3月14日に「ヨークマート東矢口店」として開業した建物ですが、ヨークマートは2019年7月7日をもって営業を終了。1か月足らずで東武ストアが居抜き出店し、同年8月2日にオープンしました。しかし東武ストアもほぼ4年後となる2023年7月31日をもって閉店することとなりました。
ヨークマートが当初掲げた年商目標は19億円。売場面積は1000㎡を下回るものの、ピロティ方式で駐車場28台を確保し、車での来店も想定していたようです。しかし2013年10月2日、至近距離に「ライフ西蒲田店」が1831㎡、年商目標20億円で開業。顧客は大きく流出した模様です。居抜きの東武ストアが掲げた年商目標は11億2800万円。ヨークマートと比べ控えめな目標で、ローコストオペレーション等によりこの売上でも利益が確保できると想定したようです。それでも撤退を余儀なくされたということは、相当厳しい売上状況が続いたと推測されます。中堅スーパー2社がいずれも短期間で撤退した物件であるため、跡地へ出店する企業は強力な差別化を図ることが出来なければ、ライフと戦うことは難しいのではないでしょうか。
東武ストアに変わってから初めて訪れましたが、ヨークマート時代と鮮魚・精肉を入れ替え、精肉売場をオープンキッチン方式としている事以外はほぼ同じレイアウトでした。閉店当日の時点でも商品は豊富で、和洋日配や加工食品は他店へ振り替えすることが前提となっており、大幅な値引きは行われていませんでした。生鮮品も十分な仕入れ・製造を行い、順次値引きを行うことで営業最終日でも活気ある店内となっていました。
ここ2年間で東武ストアは店舗網の整理を進めています。
2021年10月26日中葛西店
2022年5月20日大森店
2022年8月31日大宮公園店
2023年
1月11日大宮堀の内店
6月30日フエンテ練馬店
7月6日下高井戸店
7月17日北大宮店
7月31日東矢口店
が営業を終了。ビッグ・エー跡地に出店した中葛西店は2年足らずで、ヨークマート跡地に出店した東矢口店はちょうど4年で撤退に至りました。近年では晴海三丁目店や東雲店など沿線外の湾岸エリアにも出店しますが、売上見込みを下回ったという報道(月刊激流より)もあり、出店戦略の見直しを迫られています。
東急池上線の蓮沼駅から徒歩3分程度のところに、東武ストア東矢口店はあります。
こちらの店舗は2023年7月31日をもって営業を終了しました。
閉店当日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。
2012年3月14日に「ヨークマート東矢口店」として開業した建物ですが、ヨークマートは2019年7月7日をもって営業を終了。1か月足らずで東武ストアが居抜き出店し、同年8月2日にオープンしました。しかし東武ストアもほぼ4年後となる2023年7月31日をもって閉店することとなりました。

ピロティ方式で駐車場28台を確保。

フロアガイド。ヨークマート時代と鮮魚・精肉を入れ替え、精肉売場をオープンキッチン方式としている事以外はほぼ同じレイアウトです。

閉店のお知らせ。

4年間ありがとうございました。

青果売場。

15時の時点で売場はほぼ空になっていました。

和日配、精肉と続きます。

ヨークマート時代に鮮魚売場だった区画は精肉へ転換。

加工肉コーナー。

洋日配は割引き対象外。

惣菜売場。

酒売場。基本的には割引き対象外ですが、ワインは2割引きとなっています。

加工食品は全品2割引きですが、あまり捌けていないようです。

商品振替のため大量の折りたたみコンテナやカートラックが集められていました。

東武ストア東矢口店 店舗概要
開業: 2019年08月02日
売場面積: 995.8㎡(公式ニュースリリースより)
営業時間: 9:00~21:00
住所: 東京都大田区東矢口3-19-1
駐車場: 28台(お買い物をされたお客様は1時間無料)
HP: https://www.tobustore.co.jp/index.php/shop/detail/68
2012年3月14日に「ヨークマート東矢口店」として開業した建物ですが、ヨークマートは2019年7月7日をもって営業を終了。1か月足らずで東武ストアが居抜き出店し、同年8月2日にオープンしました。しかし東武ストアもほぼ4年後となる2023年7月31日をもって閉店することとなりました。
ヨークマートが当初掲げた年商目標は19億円。売場面積は1000㎡を下回るものの、ピロティ方式で駐車場28台を確保し、車での来店も想定していたようです。しかし2013年10月2日、至近距離に「ライフ西蒲田店」が1831㎡、年商目標20億円で開業。顧客は大きく流出した模様です。居抜きの東武ストアが掲げた年商目標は11億2800万円。ヨークマートと比べ控えめな目標で、ローコストオペレーション等によりこの売上でも利益が確保できると想定したようです。それでも撤退を余儀なくされたということは、相当厳しい売上状況が続いたと推測されます。中堅スーパー2社がいずれも短期間で撤退した物件であるため、跡地へ出店する企業は強力な差別化を図ることが出来なければ、ライフと戦うことは難しいのではないでしょうか。
東武ストアに変わってから初めて訪れましたが、ヨークマート時代と鮮魚・精肉を入れ替え、精肉売場をオープンキッチン方式としている事以外はほぼ同じレイアウトでした。閉店当日の時点でも商品は豊富で、和洋日配や加工食品は他店へ振り替えすることが前提となっており、大幅な値引きは行われていませんでした。生鮮品も十分な仕入れ・製造を行い、順次値引きを行うことで営業最終日でも活気ある店内となっていました。
ここ2年間で東武ストアは店舗網の整理を進めています。
2021年10月26日中葛西店
2022年5月20日大森店
2022年8月31日大宮公園店
2023年
1月11日大宮堀の内店
6月30日フエンテ練馬店
7月6日下高井戸店
7月17日北大宮店
7月31日東矢口店
が営業を終了。ビッグ・エー跡地に出店した中葛西店は2年足らずで、ヨークマート跡地に出店した東矢口店はちょうど4年で撤退に至りました。近年では晴海三丁目店や東雲店など沿線外の湾岸エリアにも出店しますが、売上見込みを下回ったという報道(月刊激流より)もあり、出店戦略の見直しを迫られています。