食品の店おおた町田木曽店
- 2023/09/27
- 21:09
東京都町田市。
JR横浜線の古淵駅から徒歩28分程度、または神奈川中央交通の「山崎団地センター」停留所すぐのところに、食品の店おおた町田木曽店はあります。
店舗外観。
1970年11月3日開業の「大丸ピーコック町田木曽店」(890㎡)を2003年4月に居抜き出店しています。

一角にはウエルシアが入居しています。

建物の正面入口とは反対側はかつて大丸ピーコック時代には入口があったと思われますが、現在はシャッターが下ろされています。

町田木曽住宅は東京都住宅供給公社が開発し1969年に入居が開始された総戸数4700戸を超える団地です。日本住宅公団が手掛けた町田山崎団地の南に位置しているため、バス停は「山崎団地センター」となっています。



団地の案内図。

入口すぐにあったプレート。

青果売場。通路幅がやや狭く感じます。

立川市など近隣自治体の地場野菜も大きく打ち出すほか、日常使いのアイテムは値ごろ感ある価格で提供します。

赤ちゃんの写真が使われた可愛らしいポスターが飾られていました。


続く鮮魚売場。

充実の切身コーナー。

中トロのたっぷり入った5点盛り1190円の盛り合わせなど高単価ながらボリューム感のあるアイテムを販売。

クジラ肉を積極的に取り扱います。

精肉売場。

国産黒毛和牛のステーキ肉を100g680円、切り落としであれば100g320円で販売するなど、値ごろ感も鮮烈に打ち出します。

やや形が不揃いですが、肉質は良いと思います。

「惣菜と寿司」売場。こちらの周辺だけ薄暗い雰囲気なので、照明を増やせると良いですね。

陳列量が非常に乏しく、選ぶ楽しさは感じられないラインナップです。せっかく店内加工の精肉が充実しているので、肉惣菜や煮物惣菜の拡充など工夫次第で集客に繋げることが出来るのではないでしょうか。

海鮮丼は彩りも良く値段相応の品が並んでいました。

最終コーナーに洋日配コーナーを配置。

牛乳コーナー。

冷凍食品コーナー。

加工食品売場。

ボリューム感のあるカットケース陳列も展開します。わずか6店舗で共同仕入機構にも加盟しない中小スーパーにも関わらず、特売品は十分な低価格で提供されています。

お菓子売場は子供向けに装飾されているなど工夫も感じられました。

醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。プライベートブランドは取り扱いませんが、大手以外のメーカー品で低価格なアイテムを導入しています。

食品の店おおた町田木曽店 店舗概要
開業: 2003年04月
売場面積: 759㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9時30分~20時45分
住所: 東京都町田市本町田2507-7
駐車場: あり(200円お買い上げで1時間無料)
HP: https://cms.mechao.tv/s-oota/store_type_a?s=d9362241e25896215ebd98ed8d5e651c
店内・売場の様子
時間帯: 土曜16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 老朽化
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 4台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 取り扱い無し
「株式会社食品の店おおた」は東京都日野市に本社を置き、多摩地区に6店舗を展開するスーパーマーケットです。1962年に乾物屋として創業し、1985年11月には食品スーパー1号店を開店。2020年9月期の売上高は54億5300万円(日本スーパー名鑑より)となっています。
こちらの物件には元々、1970年11月3日開業の「大丸ピーコック町田木曽店」(890㎡)が営業していたことを手元にある2000年版の日本スーパー名鑑で確認できますが、その後閉店。2003年4月に食品の店おおた、翌5月に一部スペースを使ってウエルシア町田木曽店がオープンしました。
町田木曽住宅は東京都住宅供給公社が開発し1969年に入居が開始された総戸数4700戸を超える団地です。日本住宅公団が手掛けた町田山崎団地の南に位置し、道を挟んでお互いの団地商店街が隣接して営業しているため、町田木曽住宅側には食品の店おおた、町田山崎団地側には三徳が営業しています。
建物の正面入口とは反対側はかつて大丸ピーコック時代には入口があったと思われますが、現在はシャッターが下ろされています。正面入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置。青果売場では地場野菜も大きく打ち出すほか、日常使いのアイテムは値ごろ感ある価格で提供します。鮮魚は切身やお刺身が充実しており、中トロのたっぷり入った5点盛り1190円の盛り合わせなど高単価ながらボリューム感のあるアイテムを販売します。
精肉には強みを持つようで、上質な黒毛和牛から低価格な大容量パックまで幅広いニーズに応える品揃えを実現。国産黒毛和牛のステーキ肉を100g680円、切り落としであれば100g320円で販売するなど、値ごろ感も鮮烈に打ち出します。惣菜は弱く、わずかに弁当や揚げ物が薄暗い売場に並んでいました。せっかく店内加工の精肉が充実しているので、肉惣菜や煮物惣菜の拡充など工夫次第で集客に繋げることが出来るのではないでしょうか。
加工食品売場ではボリューム感のあるカットケース陳列を展開。わずか6店舗で共同仕入機構にも加盟しない中小スーパーにも関わらず、特売品は十分な低価格で提供されています。大手企業が近年強化している冷凍食品は従来通りの大手ナショナルブランドが並び、価格もあまり魅力的に映りませんでした。店内には赤ちゃんの写真が使われた可愛らしいポスターが飾られているほか、お菓子売場は子供向けに装飾されているなど工夫も感じられました。
客数はそれなりに多く、レジが混雑する場面も見られましたが、客単価はあまり高くありません。かつてレジは6台設置されていた模様ですが、現在は最大でも4台の稼働にとどまるようで、通路が塞がれています。同時間帯の三徳の方が客数が多い情勢。三徳は価格が割高であるものの、洗練された売場空間に品質を重視した商品が並び、所得に余裕のある地域住民の支持を集めているようです。
JR横浜線の古淵駅から徒歩28分程度、または神奈川中央交通の「山崎団地センター」停留所すぐのところに、食品の店おおた町田木曽店はあります。
店舗外観。
1970年11月3日開業の「大丸ピーコック町田木曽店」(890㎡)を2003年4月に居抜き出店しています。

一角にはウエルシアが入居しています。

建物の正面入口とは反対側はかつて大丸ピーコック時代には入口があったと思われますが、現在はシャッターが下ろされています。

町田木曽住宅は東京都住宅供給公社が開発し1969年に入居が開始された総戸数4700戸を超える団地です。日本住宅公団が手掛けた町田山崎団地の南に位置しているため、バス停は「山崎団地センター」となっています。



団地の案内図。

入口すぐにあったプレート。

青果売場。通路幅がやや狭く感じます。

立川市など近隣自治体の地場野菜も大きく打ち出すほか、日常使いのアイテムは値ごろ感ある価格で提供します。

赤ちゃんの写真が使われた可愛らしいポスターが飾られていました。


続く鮮魚売場。

充実の切身コーナー。

中トロのたっぷり入った5点盛り1190円の盛り合わせなど高単価ながらボリューム感のあるアイテムを販売。

クジラ肉を積極的に取り扱います。

精肉売場。

国産黒毛和牛のステーキ肉を100g680円、切り落としであれば100g320円で販売するなど、値ごろ感も鮮烈に打ち出します。

やや形が不揃いですが、肉質は良いと思います。

「惣菜と寿司」売場。こちらの周辺だけ薄暗い雰囲気なので、照明を増やせると良いですね。

陳列量が非常に乏しく、選ぶ楽しさは感じられないラインナップです。せっかく店内加工の精肉が充実しているので、肉惣菜や煮物惣菜の拡充など工夫次第で集客に繋げることが出来るのではないでしょうか。

海鮮丼は彩りも良く値段相応の品が並んでいました。

最終コーナーに洋日配コーナーを配置。

牛乳コーナー。

冷凍食品コーナー。

加工食品売場。

ボリューム感のあるカットケース陳列も展開します。わずか6店舗で共同仕入機構にも加盟しない中小スーパーにも関わらず、特売品は十分な低価格で提供されています。

お菓子売場は子供向けに装飾されているなど工夫も感じられました。

醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。プライベートブランドは取り扱いませんが、大手以外のメーカー品で低価格なアイテムを導入しています。

食品の店おおた町田木曽店 店舗概要
開業: 2003年04月
売場面積: 759㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9時30分~20時45分
住所: 東京都町田市本町田2507-7
駐車場: あり(200円お買い上げで1時間無料)
HP: https://cms.mechao.tv/s-oota/store_type_a?s=d9362241e25896215ebd98ed8d5e651c
店内・売場の様子
時間帯: 土曜16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 老朽化
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 4台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 取り扱い無し
「株式会社食品の店おおた」は東京都日野市に本社を置き、多摩地区に6店舗を展開するスーパーマーケットです。1962年に乾物屋として創業し、1985年11月には食品スーパー1号店を開店。2020年9月期の売上高は54億5300万円(日本スーパー名鑑より)となっています。
こちらの物件には元々、1970年11月3日開業の「大丸ピーコック町田木曽店」(890㎡)が営業していたことを手元にある2000年版の日本スーパー名鑑で確認できますが、その後閉店。2003年4月に食品の店おおた、翌5月に一部スペースを使ってウエルシア町田木曽店がオープンしました。
町田木曽住宅は東京都住宅供給公社が開発し1969年に入居が開始された総戸数4700戸を超える団地です。日本住宅公団が手掛けた町田山崎団地の南に位置し、道を挟んでお互いの団地商店街が隣接して営業しているため、町田木曽住宅側には食品の店おおた、町田山崎団地側には三徳が営業しています。
建物の正面入口とは反対側はかつて大丸ピーコック時代には入口があったと思われますが、現在はシャッターが下ろされています。正面入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置。青果売場では地場野菜も大きく打ち出すほか、日常使いのアイテムは値ごろ感ある価格で提供します。鮮魚は切身やお刺身が充実しており、中トロのたっぷり入った5点盛り1190円の盛り合わせなど高単価ながらボリューム感のあるアイテムを販売します。
精肉には強みを持つようで、上質な黒毛和牛から低価格な大容量パックまで幅広いニーズに応える品揃えを実現。国産黒毛和牛のステーキ肉を100g680円、切り落としであれば100g320円で販売するなど、値ごろ感も鮮烈に打ち出します。惣菜は弱く、わずかに弁当や揚げ物が薄暗い売場に並んでいました。せっかく店内加工の精肉が充実しているので、肉惣菜や煮物惣菜の拡充など工夫次第で集客に繋げることが出来るのではないでしょうか。
加工食品売場ではボリューム感のあるカットケース陳列を展開。わずか6店舗で共同仕入機構にも加盟しない中小スーパーにも関わらず、特売品は十分な低価格で提供されています。大手企業が近年強化している冷凍食品は従来通りの大手ナショナルブランドが並び、価格もあまり魅力的に映りませんでした。店内には赤ちゃんの写真が使われた可愛らしいポスターが飾られているほか、お菓子売場は子供向けに装飾されているなど工夫も感じられました。
客数はそれなりに多く、レジが混雑する場面も見られましたが、客単価はあまり高くありません。かつてレジは6台設置されていた模様ですが、現在は最大でも4台の稼働にとどまるようで、通路が塞がれています。同時間帯の三徳の方が客数が多い情勢。三徳は価格が割高であるものの、洗練された売場空間に品質を重視した商品が並び、所得に余裕のある地域住民の支持を集めているようです。