ダイエー湘南台店
- 2023/10/17
- 22:33
神奈川県藤沢市。
小田急江ノ島線、横浜市営地下鉄、相鉄いずみ野線の湘南台駅から徒歩2分程度のところに、ダイエー湘南台店はあります。
店舗外観。

1979年1月12日に忠実屋湘南台店として開業した店舗です。1994年に忠実屋がダイエーに吸収合併されるとダイエー湘南台店へ屋号を転換。

ダイエーの旧ロゴがうっすらと残っています。

夕方の方が見えやすいかも知れません。


ガラス張りの部分にエスカレーターを配置。



機械式駐車場は現在使われていません。平面に提携103台を備えています。

納品口。

少し高い場所からの写真。

屋上広告塔。

大規模小売店舗表示板。

フロアガイド。

2006年1月には従来売場だった4階にトレーニングセンターを開設しています。

閉鎖された4階。

1階青果売場。

導入部でハロウィン関連菓子を集積することで季節感を演出。

青果売場はオーソドックスな品揃えですが、オーガニック野菜や少量・小分けサイズなど様々な需要に応える品揃えを展開します。

トップバリュグリーンアイのオーガニック野菜コーナー。

青果、日配、加工食品では電子棚札を導入。

売場の意匠は2010年手前のデザインであるため、トレーニングセンター開設が行われた2006年の改装当時から手が加えられていないと考えられます。

続いて和日配、精肉と展開。

精肉売場。

全てアルティフーズからのアウトパックで品揃えしますが、上質なさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉も十分並び、ハレの日需要にも応えるラインナップを実現しています。

鮮魚売場。

グルメシティなど売上不振店では店内調理を一切行わず、全てアルティフーズからの供給で賄っている場合もありますが、湘南台店では丸魚、切身、お造りなども一部店内調理で揃えます。

アウトパックのお刺身はツマ無しで提供されているため、鮮度感やボリューム感が失われている印象を持ちます。その割に価格は魅力的に感じません。

店内調理のお刺身の方が見栄えが良いですね。

フライパンで炒めるだけの時短・簡便調理アイテムや鍋物具材が充実。

惣菜売場。

「Nourish your life!」というメッセージが至るところで見られます。

店内調理の弁当も豊富に揃います。

298円弁当による価格訴求も強化。

揚げ物類も陳列量が多く感じます。

「お魚屋さんのお寿司」は10貫1180円など贅沢なアイテムも提供。

店内で焼き上げる魚惣菜も種類豊富に販売。

サラダはイオングループらしい彩り鮮やかなラインアップ。

ベーカリーは効率化のためアウトパック商品の比率を向上させている印象です。

トングを置くスペースなどがある、かつて焼き立てパンコーナーだった区画は「RICE BALL」(おにぎり)コーナーへと転換されています。

洋日配の牛乳コーナー。

加工食品売場。

醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。

一部に高級品、こだわりの品を差し込んでいます。

立体的でボリューム感ある陳列が出来ています。

「わたしの新定番」「今日も明日も、ほしいもの」という帯POPを設置してトップバリュベストプライスの売り込みを図ります。

冷凍食品コーナーでもトップバリュベストプライスを大きく展開。

冷蔵での販売はありませんが、クラフトビールは充実の品揃え。

2階は衣料品、生活用品フロア。

寝具も取り扱います。

紳士服コーナー。

肌着コーナー。

婦人服コーナー。

2階は集客に乏しく、ほとんどのお客さんはエスカレーターでそのまま3階へと素通りしている状況でした。

3階は専門店のフロア。
入居するチヨダ。

100円ショップのセリア。

ダイエー湘南台店 店舗概要
開業: 1979年1月12日(忠実屋湘南台店として)
売場面積: 6514㎡(日本スーパー名鑑より。当時4フロア)
営業時間:
1階 8時開店 23時閉店
2階 9時開店 22時閉店
3階 10時開店 21時閉店
住所: 神奈川県藤沢市湘南台1-3-3
駐車場: 103台(1000円(税込)以上2時間無料)
HP: https://www.daiei.co.jp/stores/d0568/
店内・売場の様子
時間帯: 平日15時頃
客数: やや多い(店内に40~50人ほど)
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 特筆すべき点なし
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内、アルティフーズ
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 4台(3台稼働中)、精算機8台
食品完全セルフレジ: 6台
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
1979年1月12日に忠実屋湘南台店として開業した店舗です。1994年に忠実屋がダイエーに吸収合併されるとダイエー湘南台店へ屋号を転換。2006年1月には従来売場だった4階にトレーニングセンターを開設しています。3階は全てテナントのフロアですが、2階は直営で衣料品、住まいの品を扱うミニGMSの構成となっています。
売場の意匠は2010年手前のデザインであるため、トレーニングセンター開設が行われた2006年の改装当時から手が加えられていないと考えられます。食料品フロアは青果、精肉、鮮魚、惣菜と続くレイアウト。導入部には壁面にハロウィン関連菓子を集合陳列し季節感をアピールしています。
青果売場はオーソドックスな品揃えですが、オーガニック野菜や少量・小分けサイズなど様々な需要に応える品揃えを展開します。鮮魚はグルメシティなど売上不振店では店内調理を一切行わず、全てアルティフーズからの供給で賄っている場合もありますが、湘南台店では丸魚、切身、お造りなども一部店内調理で揃え、ある程度の売上を有している模様です。
精肉は全てアルティフーズからのアウトパックで品揃えしますが、上質なさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉も十分並び、ハレの日需要にも応えるラインナップを実現しています。惣菜でも店内調理の弁当が豊富に揃い、298円弁当による価格訴求も行います。一方でベーカリーは効率化のためアウトパック商品の比率を向上させており、かつて焼き立てパンコーナーだった区画を「RICE BALL」(おにぎり)コーナーへと転換しています。
青果と日配、加工食品では電子棚札も導入。加工食品ではトップバリュベストプライスを筆頭に価格訴求も強化しつつ、一部に高級品、こだわりの品を差し込んでバラエティ豊かな品揃えを目指しています。トレーニングセンターを併設している関係か店内には研修中の従業員が多く、レジの接客も好印象でした。品出しをしている従業員さんの中にも声掛けを元気よくしている方がおり、活気が感じられます。
平日15時頃に食料品フロアには40~50人程度のお客さんの姿があり、賑わっている印象でした。駐車場を備えているとは言え駅前立地であるため客単価はカゴ半分程度。高齢者を中心に有人レジの需要が根強いため、セミセルフレジも稼働率を高くしていると見られます。一方で2階フロアは旧態依然とした総合スーパーの衣料品売場で、ほとんどのお客さんはエスカレーターでそのまま3階へと素通りしている状況です。
手元にある2000年版日本スーパー名鑑によると、1999年度の年商はおよそ37億6100万円でした。現在、湘南台駅東口周辺のスーパーではオーケーが地域一番店だと推測されますが、464㎡という手狭な店内における混雑を忌避するお客も多い様子で、相鉄ローゼン、ダイエーが僅差で続くような格好で一定の集客に成功していると見られます。
小田急江ノ島線、横浜市営地下鉄、相鉄いずみ野線の湘南台駅から徒歩2分程度のところに、ダイエー湘南台店はあります。
店舗外観。

1979年1月12日に忠実屋湘南台店として開業した店舗です。1994年に忠実屋がダイエーに吸収合併されるとダイエー湘南台店へ屋号を転換。

ダイエーの旧ロゴがうっすらと残っています。

夕方の方が見えやすいかも知れません。


ガラス張りの部分にエスカレーターを配置。



機械式駐車場は現在使われていません。平面に提携103台を備えています。

納品口。

少し高い場所からの写真。

屋上広告塔。

大規模小売店舗表示板。

フロアガイド。

2006年1月には従来売場だった4階にトレーニングセンターを開設しています。

閉鎖された4階。

1階青果売場。

導入部でハロウィン関連菓子を集積することで季節感を演出。

青果売場はオーソドックスな品揃えですが、オーガニック野菜や少量・小分けサイズなど様々な需要に応える品揃えを展開します。

トップバリュグリーンアイのオーガニック野菜コーナー。

青果、日配、加工食品では電子棚札を導入。

売場の意匠は2010年手前のデザインであるため、トレーニングセンター開設が行われた2006年の改装当時から手が加えられていないと考えられます。

続いて和日配、精肉と展開。

精肉売場。

全てアルティフーズからのアウトパックで品揃えしますが、上質なさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉も十分並び、ハレの日需要にも応えるラインナップを実現しています。

鮮魚売場。

グルメシティなど売上不振店では店内調理を一切行わず、全てアルティフーズからの供給で賄っている場合もありますが、湘南台店では丸魚、切身、お造りなども一部店内調理で揃えます。

アウトパックのお刺身はツマ無しで提供されているため、鮮度感やボリューム感が失われている印象を持ちます。その割に価格は魅力的に感じません。

店内調理のお刺身の方が見栄えが良いですね。

フライパンで炒めるだけの時短・簡便調理アイテムや鍋物具材が充実。

惣菜売場。

「Nourish your life!」というメッセージが至るところで見られます。

店内調理の弁当も豊富に揃います。

298円弁当による価格訴求も強化。

揚げ物類も陳列量が多く感じます。

「お魚屋さんのお寿司」は10貫1180円など贅沢なアイテムも提供。

店内で焼き上げる魚惣菜も種類豊富に販売。

サラダはイオングループらしい彩り鮮やかなラインアップ。

ベーカリーは効率化のためアウトパック商品の比率を向上させている印象です。

トングを置くスペースなどがある、かつて焼き立てパンコーナーだった区画は「RICE BALL」(おにぎり)コーナーへと転換されています。

洋日配の牛乳コーナー。

加工食品売場。

醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。

一部に高級品、こだわりの品を差し込んでいます。

立体的でボリューム感ある陳列が出来ています。

「わたしの新定番」「今日も明日も、ほしいもの」という帯POPを設置してトップバリュベストプライスの売り込みを図ります。

冷凍食品コーナーでもトップバリュベストプライスを大きく展開。

冷蔵での販売はありませんが、クラフトビールは充実の品揃え。

2階は衣料品、生活用品フロア。

寝具も取り扱います。

紳士服コーナー。

肌着コーナー。

婦人服コーナー。

2階は集客に乏しく、ほとんどのお客さんはエスカレーターでそのまま3階へと素通りしている状況でした。

3階は専門店のフロア。
入居するチヨダ。

100円ショップのセリア。

ダイエー湘南台店 店舗概要
開業: 1979年1月12日(忠実屋湘南台店として)
売場面積: 6514㎡(日本スーパー名鑑より。当時4フロア)
営業時間:
1階 8時開店 23時閉店
2階 9時開店 22時閉店
3階 10時開店 21時閉店
住所: 神奈川県藤沢市湘南台1-3-3
駐車場: 103台(1000円(税込)以上2時間無料)
HP: https://www.daiei.co.jp/stores/d0568/
店内・売場の様子
時間帯: 平日15時頃
客数: やや多い(店内に40~50人ほど)
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 特筆すべき点なし
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内、アルティフーズ
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 4台(3台稼働中)、精算機8台
食品完全セルフレジ: 6台
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
1979年1月12日に忠実屋湘南台店として開業した店舗です。1994年に忠実屋がダイエーに吸収合併されるとダイエー湘南台店へ屋号を転換。2006年1月には従来売場だった4階にトレーニングセンターを開設しています。3階は全てテナントのフロアですが、2階は直営で衣料品、住まいの品を扱うミニGMSの構成となっています。
売場の意匠は2010年手前のデザインであるため、トレーニングセンター開設が行われた2006年の改装当時から手が加えられていないと考えられます。食料品フロアは青果、精肉、鮮魚、惣菜と続くレイアウト。導入部には壁面にハロウィン関連菓子を集合陳列し季節感をアピールしています。
青果売場はオーソドックスな品揃えですが、オーガニック野菜や少量・小分けサイズなど様々な需要に応える品揃えを展開します。鮮魚はグルメシティなど売上不振店では店内調理を一切行わず、全てアルティフーズからの供給で賄っている場合もありますが、湘南台店では丸魚、切身、お造りなども一部店内調理で揃え、ある程度の売上を有している模様です。
精肉は全てアルティフーズからのアウトパックで品揃えしますが、上質なさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉も十分並び、ハレの日需要にも応えるラインナップを実現しています。惣菜でも店内調理の弁当が豊富に揃い、298円弁当による価格訴求も行います。一方でベーカリーは効率化のためアウトパック商品の比率を向上させており、かつて焼き立てパンコーナーだった区画を「RICE BALL」(おにぎり)コーナーへと転換しています。
青果と日配、加工食品では電子棚札も導入。加工食品ではトップバリュベストプライスを筆頭に価格訴求も強化しつつ、一部に高級品、こだわりの品を差し込んでバラエティ豊かな品揃えを目指しています。トレーニングセンターを併設している関係か店内には研修中の従業員が多く、レジの接客も好印象でした。品出しをしている従業員さんの中にも声掛けを元気よくしている方がおり、活気が感じられます。
平日15時頃に食料品フロアには40~50人程度のお客さんの姿があり、賑わっている印象でした。駐車場を備えているとは言え駅前立地であるため客単価はカゴ半分程度。高齢者を中心に有人レジの需要が根強いため、セミセルフレジも稼働率を高くしていると見られます。一方で2階フロアは旧態依然とした総合スーパーの衣料品売場で、ほとんどのお客さんはエスカレーターでそのまま3階へと素通りしている状況です。
手元にある2000年版日本スーパー名鑑によると、1999年度の年商はおよそ37億6100万円でした。現在、湘南台駅東口周辺のスーパーではオーケーが地域一番店だと推測されますが、464㎡という手狭な店内における混雑を忌避するお客も多い様子で、相鉄ローゼン、ダイエーが僅差で続くような格好で一定の集客に成功していると見られます。