ヤオハンアイム店
- 2023/10/24
- 23:11
栃木県栃木市。
東武日光線、宇都宮線の新栃木駅から徒歩8分程度のところに、ヤオハンアイム店はあります。
店舗外観。
株式会社ヤオハンは栃木県栃木市に本社を置き、県内10店舗を展開するリオン・ドールコーポレーション傘下のスーパーマーケットです。
屋上広告塔。
正面入口。
ヤオハンアイム店はヤオハンの旗艦店で、1階に100円ショップ「セリア」や2階にファッション専門店「サンキ」も出店しています。駐車場も平面と屋上合わせて211台を確保。
「ヤオハンプラザアイム店」という表記をされる場合もあります。
別角度から。
納品口。
大規模小売店舗表示板。
定礎版。
屋上駐車場。
チューリップのマーク。
現在使用されていない入口の取っ手。
フロアガイド。
平面図。ヤオハンに加えセリア、サンキが主要テナントとして営業しています。
エスカレーター部分は吹き抜けのようになっています。
店舗正面のガラス張りの部分。
店内は一般的なサンキですが、平日としてはお客さんで賑わっていました。
1階のセリアはおそらく開業当初からリニューアルされていません。
撤退したテナントの区画を在庫スペースとして活用。
柱に描かれたロゴマーク。
それではヤオハンの売場を見ていきます。
青果売場。
中小企業としては異例の洗練された売場空間に仕上がっています。売場案内も「PRODUCE」。三徳や成城石井、よしやなどの施工実績もある企業がリニューアルを担当したようです。
果物コーナーは秋の味覚と題してみかんを中心に展開。
上質な果物を揃え、カットフルーツも種類豊富に販売します。
チャート式の商品説明や様々な手書き風POP、関連陳列など工夫も感じられます。
地場野菜コーナーを設け、栃木県産の新鮮な野菜を前面に押し出します。
トマトコーナー。
カットサラダ、カット野菜といった簡便アイテムも充実したラインナップ。青果部門でもCGC商品の比率が高く感じられました。
和日配コーナーではおでんを積極的に提案。
栃木県栃木市に本社を置く岩下食品「岩下の新生姜」をコーナー展開します。
鮮魚売場。
対面販売形式ではないものの、鮮度感ある商品が並びます。平台では近海魚の品揃えを拡充。
広告の品「生カツオ刺身」をボリューム展開。
マグロたっぷり刺身盛り合わせ(1280円)や6点盛り(1180円)などファミリー層向けの商品も並びます。
精肉売場。
陳列場所が分かりやすいように突き出しPOPを設置。
上質な和牛は取り扱いが少なく、地元の「とちぎ和牛」も切り落としがわずかに並ぶ程度です
ハロウィン関連のレシピ提案にも取り組みます。
焼肉盛り合わせや味付け肉、ジャンボパックなど幅広いニーズに対応する品揃えです。
惣菜売場。
平日限定の日替わり弁当を販売。
三元豚のロースカツ重498円。
「いくらとサーモンハラスの照り焼き重」(580円)など食材にこだわった商品も販売。
「足利名物ソースカツ丼」(498円)、「上州柔らかとりめし重」(398円)、「ジャンボ餃子弁当」(498円)などご当地の名物料理を提案します。
焼き鳥コーナー。
握り寿司でも12貫1080円や海鮮ちらし680円など素材にこだわった高級志向な商品をラインナップします。
「名物!海鮮丼」
突発的なセールだと思われますが、ダブルソフトを98円という安さで提供。
洋日配の牛乳コーナー。
壁面に沿った青果、鮮魚、精肉、惣菜の各部門は手が加えられているものの、中央部の加工食品売場は築年数相応の売場という雰囲気。
醬油コーナー。
ドレッシングコーナー。
高級品やこだわりの品はほとんど扱いませんが、地元商材は積極的に導入。
大田原市前田牧場のビーフカレー(548円)。
酒類では比較的高級なアイテムも取り扱いしていると感じます。
ヤオハンアイム店 店舗概要
開業: 1988年6月
売場面積: 1455㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9:00 ~ 21:00
住所: 栃木県栃木市昭和町3-1
駐車場: 221台(無料)
HP: https://liondor.jp/store/2023/4181/
店内・売場の様子
時間帯: 平日13時頃
客数: やや少ない(店内に20~25人ほど)
客層: 主婦、高齢者、会社員中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 洗練された
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 株式会社ヤオハンミートセンター、自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 5台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC
栃木県内ではここ数年、地場中小スーパーの経営破綻やM&Aが相次いでいます。2020年3月には北海道を拠点とするアークスがオータニ(宇都宮市)を子会社化。2022年9月にはキッチンストアー(足利市)が事業を停止し、破産を申請。2023年2月には福島県が拠点のリオン・ドールがダイユー(那須塩原市)から県北地区の全10店舗のうち9店舗を譲受。さらに2023年6月にはヤオハン(栃木市)もリオン・ドールの傘下に入りました。直近では2023年7月18日に那須塩原市を中心に展開する塩原屋が全店を閉店し、事業を停止。コロナ特需の反動減に加え、原材料価格や光熱費の高騰による収益性の低下により、資本力の弱い中小スーパーが岐路に立たされています。
株式会社リオン・ドールコーポレーションは福島県会津若松市に本社を置き、福島県を中心に展開するスーパーマーケットです。福島県内ではヨークベニマルが圧倒的なドミナントを築いていますが、いわき市が拠点のマルト、会津若松市が拠点のリオン・ドールも一定の勢力を有しています。リオン・ドールは近年M&Aによる規模拡大を目指しており、2018年2月にわしお(福島県白河市。4店舗)、2019年4月に諏訪ストア(栃木県大田原市。2店舗)、2022年6月にカワマツ(新潟県新潟市。にいつフードセンター8店舗運営)をそれぞれ買収。
2023年に入って先述の通り栃木県の地場中小スーパーを相次いで買収したため、栃木県では「リオン・ドール」屋号の店舗は8店のみですが、ダイユー9店舗とヤオハン9店舗を展開することとなりました。2023年10月12日には、3月20日に閉店していた(栃木県鹿沼市が拠点の八百半フードセンター運営の)「ヤオハン壬生店」の跡地に「ヤオハン壬生店」を開業させ10店舗へ店舗網を拡大しています。
株式会社ヤオハンは、1947年に有限会社八百半商店として設立し、1960年にスーパーマーケット1号店を出店。その後県内に店舗を増やしますが、大型店との競争激化や過剰債務で経営が悪化し、2007年には地域再生ファンドの支援で再生に着手しました。会社分割によって株式会社ヤオハンに店舗と従業員が引き継がれ、2008年からはシジシージャパン(CGC)グループの傘下に入り、改装も進めてきました。2022年3月期の売上高は77億円(日本スーパー名鑑より)。ヤオハンアイム店はヤオハンの旗艦店で、1階に100円ショップ「セリア」や2階にファッション専門店「サンキ」も出店しています。駐車場も平面と屋上合わせて211台を確保。
中小企業としては異例の洗練された売場空間に仕上がっています。三徳や成城石井、よしやなどの施工実績もある企業がリニューアルを担当したようです。一方で壁面に沿った青果、鮮魚、精肉、惣菜の各部門は手が加えられているものの、中央部の加工食品売場は築年数相応の売場という雰囲気。
青果売場では上質な果物を揃え、カットフルーツも種類豊富に展開します。野菜は売場先頭に日替わりの特売品と共に地場野菜コーナーを設け、栃木県産の新鮮な野菜を前面に押し出します。カットサラダ、カット野菜といった簡便アイテムも充実したラインナップ。チャート式の商品説明や様々な手書き風POP、関連陳列など工夫も感じられます。
鮮魚は対面販売形式ではないものの、鮮度感ある商品が並びます。平台では近海魚の品揃えを拡充し、調理も承ると案内されています。お刺身では広告の品「生カツオ刺身」をボリューム展開するほか、マグロたっぷり刺身盛り合わせ(1280円)や6点盛り(1180円)などファミリー層向けの商品も並びます。精肉は原則としてプロセスセンターから供給を受けますが、10店舗規模で自社のプロセスセンターを稼働させているのは特筆すべき点です。上質な和牛は取り扱いが少なく、地元の「とちぎ和牛」も切り落としがわずかに並ぶ程度ですが、焼肉盛り合わせや味付け肉、ジャンボパックなど幅広いニーズに対応する品揃えを実現。国産鶏もも肉は100g138円と割高ですが、同ブラジル産は100g78円と安さを訴求します。
総菜部門は手の込んだ工夫ある商品が多く、魅力的な品揃えに感じます。「いくらとサーモンハラスの照り焼き重」(580円)など食材にこだわった商品も販売するほか、「足利名物ソースカツ丼」(498円)、「上州柔らかとりめし重」(398円)、「ジャンボ餃子弁当」(498円)などご当地の名物料理を提案します。握り寿司でも12貫1080円や海鮮ちらし680円など素材にこだわった高級志向な商品をラインナップ。
和洋日配や加工食品は大手ナショナルブランドとCGC商品を主軸に展開。高級品やこだわりの品はほとんど扱いませんが、地元商材は積極的に導入し、酒類では比較的高級なアイテムが見られました。平日の昼に訪れましたが、12時台には近隣の会社員の利用も多く、レジの列が途切れないほど混雑していました。駐車場も平面がほぼ埋まり、屋上を利用する方もいる様子。昼ピークを過ぎると主婦や高齢者が中心となり、店内は落ち着きましたが、サンキやセリアと合わせて利用する方も多く閑散とするような場面は見受けられませんでした。
東武日光線、宇都宮線の新栃木駅から徒歩8分程度のところに、ヤオハンアイム店はあります。
店舗外観。
株式会社ヤオハンは栃木県栃木市に本社を置き、県内10店舗を展開するリオン・ドールコーポレーション傘下のスーパーマーケットです。
屋上広告塔。
正面入口。
ヤオハンアイム店はヤオハンの旗艦店で、1階に100円ショップ「セリア」や2階にファッション専門店「サンキ」も出店しています。駐車場も平面と屋上合わせて211台を確保。
「ヤオハンプラザアイム店」という表記をされる場合もあります。
別角度から。
納品口。
大規模小売店舗表示板。
定礎版。
屋上駐車場。
チューリップのマーク。
現在使用されていない入口の取っ手。
フロアガイド。
平面図。ヤオハンに加えセリア、サンキが主要テナントとして営業しています。
エスカレーター部分は吹き抜けのようになっています。
店舗正面のガラス張りの部分。
店内は一般的なサンキですが、平日としてはお客さんで賑わっていました。
1階のセリアはおそらく開業当初からリニューアルされていません。
撤退したテナントの区画を在庫スペースとして活用。
柱に描かれたロゴマーク。
それではヤオハンの売場を見ていきます。
青果売場。
中小企業としては異例の洗練された売場空間に仕上がっています。売場案内も「PRODUCE」。三徳や成城石井、よしやなどの施工実績もある企業がリニューアルを担当したようです。
果物コーナーは秋の味覚と題してみかんを中心に展開。
上質な果物を揃え、カットフルーツも種類豊富に販売します。
チャート式の商品説明や様々な手書き風POP、関連陳列など工夫も感じられます。
地場野菜コーナーを設け、栃木県産の新鮮な野菜を前面に押し出します。
トマトコーナー。
カットサラダ、カット野菜といった簡便アイテムも充実したラインナップ。青果部門でもCGC商品の比率が高く感じられました。
和日配コーナーではおでんを積極的に提案。
栃木県栃木市に本社を置く岩下食品「岩下の新生姜」をコーナー展開します。
鮮魚売場。
対面販売形式ではないものの、鮮度感ある商品が並びます。平台では近海魚の品揃えを拡充。
広告の品「生カツオ刺身」をボリューム展開。
マグロたっぷり刺身盛り合わせ(1280円)や6点盛り(1180円)などファミリー層向けの商品も並びます。
精肉売場。
陳列場所が分かりやすいように突き出しPOPを設置。
上質な和牛は取り扱いが少なく、地元の「とちぎ和牛」も切り落としがわずかに並ぶ程度です
ハロウィン関連のレシピ提案にも取り組みます。
焼肉盛り合わせや味付け肉、ジャンボパックなど幅広いニーズに対応する品揃えです。
惣菜売場。
平日限定の日替わり弁当を販売。
三元豚のロースカツ重498円。
「いくらとサーモンハラスの照り焼き重」(580円)など食材にこだわった商品も販売。
「足利名物ソースカツ丼」(498円)、「上州柔らかとりめし重」(398円)、「ジャンボ餃子弁当」(498円)などご当地の名物料理を提案します。
焼き鳥コーナー。
握り寿司でも12貫1080円や海鮮ちらし680円など素材にこだわった高級志向な商品をラインナップします。
「名物!海鮮丼」
突発的なセールだと思われますが、ダブルソフトを98円という安さで提供。
洋日配の牛乳コーナー。
壁面に沿った青果、鮮魚、精肉、惣菜の各部門は手が加えられているものの、中央部の加工食品売場は築年数相応の売場という雰囲気。
醬油コーナー。
ドレッシングコーナー。
高級品やこだわりの品はほとんど扱いませんが、地元商材は積極的に導入。
大田原市前田牧場のビーフカレー(548円)。
酒類では比較的高級なアイテムも取り扱いしていると感じます。
ヤオハンアイム店 店舗概要
開業: 1988年6月
売場面積: 1455㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9:00 ~ 21:00
住所: 栃木県栃木市昭和町3-1
駐車場: 221台(無料)
HP: https://liondor.jp/store/2023/4181/
店内・売場の様子
時間帯: 平日13時頃
客数: やや少ない(店内に20~25人ほど)
客層: 主婦、高齢者、会社員中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 洗練された
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 株式会社ヤオハンミートセンター、自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 5台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC
栃木県内ではここ数年、地場中小スーパーの経営破綻やM&Aが相次いでいます。2020年3月には北海道を拠点とするアークスがオータニ(宇都宮市)を子会社化。2022年9月にはキッチンストアー(足利市)が事業を停止し、破産を申請。2023年2月には福島県が拠点のリオン・ドールがダイユー(那須塩原市)から県北地区の全10店舗のうち9店舗を譲受。さらに2023年6月にはヤオハン(栃木市)もリオン・ドールの傘下に入りました。直近では2023年7月18日に那須塩原市を中心に展開する塩原屋が全店を閉店し、事業を停止。コロナ特需の反動減に加え、原材料価格や光熱費の高騰による収益性の低下により、資本力の弱い中小スーパーが岐路に立たされています。
株式会社リオン・ドールコーポレーションは福島県会津若松市に本社を置き、福島県を中心に展開するスーパーマーケットです。福島県内ではヨークベニマルが圧倒的なドミナントを築いていますが、いわき市が拠点のマルト、会津若松市が拠点のリオン・ドールも一定の勢力を有しています。リオン・ドールは近年M&Aによる規模拡大を目指しており、2018年2月にわしお(福島県白河市。4店舗)、2019年4月に諏訪ストア(栃木県大田原市。2店舗)、2022年6月にカワマツ(新潟県新潟市。にいつフードセンター8店舗運営)をそれぞれ買収。
2023年に入って先述の通り栃木県の地場中小スーパーを相次いで買収したため、栃木県では「リオン・ドール」屋号の店舗は8店のみですが、ダイユー9店舗とヤオハン9店舗を展開することとなりました。2023年10月12日には、3月20日に閉店していた(栃木県鹿沼市が拠点の八百半フードセンター運営の)「ヤオハン壬生店」の跡地に「ヤオハン壬生店」を開業させ10店舗へ店舗網を拡大しています。
株式会社ヤオハンは、1947年に有限会社八百半商店として設立し、1960年にスーパーマーケット1号店を出店。その後県内に店舗を増やしますが、大型店との競争激化や過剰債務で経営が悪化し、2007年には地域再生ファンドの支援で再生に着手しました。会社分割によって株式会社ヤオハンに店舗と従業員が引き継がれ、2008年からはシジシージャパン(CGC)グループの傘下に入り、改装も進めてきました。2022年3月期の売上高は77億円(日本スーパー名鑑より)。ヤオハンアイム店はヤオハンの旗艦店で、1階に100円ショップ「セリア」や2階にファッション専門店「サンキ」も出店しています。駐車場も平面と屋上合わせて211台を確保。
中小企業としては異例の洗練された売場空間に仕上がっています。三徳や成城石井、よしやなどの施工実績もある企業がリニューアルを担当したようです。一方で壁面に沿った青果、鮮魚、精肉、惣菜の各部門は手が加えられているものの、中央部の加工食品売場は築年数相応の売場という雰囲気。
青果売場では上質な果物を揃え、カットフルーツも種類豊富に展開します。野菜は売場先頭に日替わりの特売品と共に地場野菜コーナーを設け、栃木県産の新鮮な野菜を前面に押し出します。カットサラダ、カット野菜といった簡便アイテムも充実したラインナップ。チャート式の商品説明や様々な手書き風POP、関連陳列など工夫も感じられます。
鮮魚は対面販売形式ではないものの、鮮度感ある商品が並びます。平台では近海魚の品揃えを拡充し、調理も承ると案内されています。お刺身では広告の品「生カツオ刺身」をボリューム展開するほか、マグロたっぷり刺身盛り合わせ(1280円)や6点盛り(1180円)などファミリー層向けの商品も並びます。精肉は原則としてプロセスセンターから供給を受けますが、10店舗規模で自社のプロセスセンターを稼働させているのは特筆すべき点です。上質な和牛は取り扱いが少なく、地元の「とちぎ和牛」も切り落としがわずかに並ぶ程度ですが、焼肉盛り合わせや味付け肉、ジャンボパックなど幅広いニーズに対応する品揃えを実現。国産鶏もも肉は100g138円と割高ですが、同ブラジル産は100g78円と安さを訴求します。
総菜部門は手の込んだ工夫ある商品が多く、魅力的な品揃えに感じます。「いくらとサーモンハラスの照り焼き重」(580円)など食材にこだわった商品も販売するほか、「足利名物ソースカツ丼」(498円)、「上州柔らかとりめし重」(398円)、「ジャンボ餃子弁当」(498円)などご当地の名物料理を提案します。握り寿司でも12貫1080円や海鮮ちらし680円など素材にこだわった高級志向な商品をラインナップ。
和洋日配や加工食品は大手ナショナルブランドとCGC商品を主軸に展開。高級品やこだわりの品はほとんど扱いませんが、地元商材は積極的に導入し、酒類では比較的高級なアイテムが見られました。平日の昼に訪れましたが、12時台には近隣の会社員の利用も多く、レジの列が途切れないほど混雑していました。駐車場も平面がほぼ埋まり、屋上を利用する方もいる様子。昼ピークを過ぎると主婦や高齢者が中心となり、店内は落ち着きましたが、サンキやセリアと合わせて利用する方も多く閑散とするような場面は見受けられませんでした。