ダイエーいちかわコルトンプラザ店
- 2014/10/01
- 01:56
今回は東京都内ではありませんが、ピーコックストアへ行ったついでなのでご紹介いたします。
千葉県市川市は鬼高。JR総武線の本八幡駅から無料直通バスで約5分、ニッケコルトンプラザの中に、ダイエーいちかわコルトンプラザ店はあります。ニッケコルトンプラザは、日本毛織の中山工場跡地に出来た、日本毛織が運営する大型ショッピングセンターです。
ダイエーについて
ダイエーは、中内功が1957年に神戸で創業した企業です。「よい品をどんどん安く」「For the Customers(お客様のために)」を掲げ、価格破壊に挑戦し、メーカーが価格決定権を握っていた小売の世界を大きく変えました。60~70年代に急成長し、1972年には三越を上回り、小売業で売上日本一を達成しました。1980年には売上高1兆円を突破。
小売業界のトップに君臨したダイエーでしたが、経営多角化の失敗とバブル崩壊によって業績は急速に悪化。2004年には産業再生機構入りし、丸紅とイオンの下で再建に取り組みますが、業績は回復しませんでした。そして2014年9月にはイオンの完全子会社となることが決定し、2018年を目途にダイエーの屋号は消える予定です。
2014年9月時点で、ダイエー125店舗、グルメシティ149店舗、フーディアム7店舗、ビッグ・エー188店舗を展開(子会社含む)。
2014年2月期決算では、
営業収益 8136億円
営業損失 75億円
経常損失 93億円
当期純損失 243億円
となっており、2015年2月期決算は
営業収益 7870億円
営業損失 85億円
経常損失 70億円
当期純損失 175億円
を見込んでいます。
ダイエー 沿革
・1957年 株式会社ダイエーの前身 大栄薬品工業設立。1号店が千林駅前に開業
・1958年 三宮店開業(チェーン展開開始)
・1959年 株式会社主婦の店に改称
・1962年 株式会社主婦の店ダイエーに改称
・1968年 香里店開業(日本初の郊外型ショッピングセンター)
・1970年 株式会社ダイエーに改称
・1972年 東証1部に上場。小売業売上日本一を達成
・1975年 ローソン1号店開業
・1979年 ビッグ・エー1号店開業
・1980年 小売業初の売上高1兆円達成。プライベートブランド「セービング」発売
・1984年 プランタン銀座開業
・1988年 福岡ダイエーホークス発足
・1993年 福岡ドーム完成
・1994年 忠実屋、ユニード、ダイナハを吸収合併
・2004年 産業再生機構入り
・2005年 ダイエーホークスの株式譲渡。創業者の中内功氏が亡くなる。
・2006年 食品スーパーの屋号をグルメシティに変更
・2007年 イオン・丸紅と業務、資本提携
・2008年 イオンのトップバリュを導入
・2013年 イオンの連結子会社へ
・2015年 イオンの完全子会社へ。上場廃止(予定)
店舗外観

フロアガイド <クリックで拡大できます>

青果売場

地元市川で採れた野菜も販売。

店内の様子

お鍋のスープ売場。
お鍋にワインはあまり合わないと思うのですが・・・。

冷凍食品、アイスクリーム売場。
2009年の改装の際には、リーチイン冷凍ショーケースは導入していないようです。

お惣菜、お寿司売場。夕方だけあって多くの人が集まっています。

揚げ物売場。
かなり多くのお客さんが付近を通り、会話も交わす環境で、揚げ物を裸の状態で陳列しておくのはやや不衛生な感じがします。プラスチックのカバーなどをフタとして付けるとよいでしょう。

グロサリー売場の様子。
品出しも十分になされています。

レジ付近の様子。

2階衣料品売場の様子。

3階自転車売場。かなり充実の品揃え。

3階アシーネ(ダイエー傘下の書籍販売企業)

なんとアシーネは訪れた日(9月28日)で閉店でした。
改装に伴うものですが、コルトンプラザ内に沿線最大級を謳う「福家書店」があり、経営は厳しかったと思われます。

ダイエーいちかわコルトンプラザ店 店舗概要
開業: 1988年11月25日
店舗面積: 16929㎡(公式資料)
直営: 13408㎡
テナント: 3521㎡
営業時間:
3、4階 9時開店~21時閉店
2階 9時開店~22時閉店
住所: 千葉県市川市鬼高1-1-1
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0401#shopinfo
価格調査(2014年9月28日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 248円
レタス 298円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 198円
なす5本 198円
りんご1個 128円
国産牛切り落とし100g 288円(税込)
国産豚バラ肉100g 228円(税込)
国産鶏もも肉100g 105円(税込)
ブラジル産鶏モモ肉100g 105円(税込)
まぐろ100g 350円(税込)
日清フラワー小麦粉1kg 218円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 228円(ダイエーマークのついたPB商品)
マルちゃん正麺 360円
コカ・コーラ1.5L 148円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml6本 1018円
卵10個 208円
小アイス 95円
箱アイス 238円
冷凍食品 約4割引き
雪印コーヒー1L 130円
明治おいしい牛乳1L 230円
ブランド米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 148円
ヤマサ昆布つゆ1L 298円
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 70g×4缶 380円
カルビーポテチ60g 95円
カルビーじゃがりこ 108円
シャウエッセン 2袋 508円
ハウスバーモントカレー230g 188円
パスコ超熟6枚 148円
< 店内の様子 >
時間帯: 18時頃
お客さん: やや多い
通路: 広い
雰囲気: 明るい
客層: 子連れ、家族連れ多い
買い物内容: 生鮮、日配、惣菜、グロサリーなどかなり多め
店内BGM: 有線放送
レジ: 15台(15台稼働中)
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(テナント)
プライベートブランド: トップバリュ
ダイエーいちかわコルトンプラザ店は、ダイエーが展開する百貨店業態の「いちかわプランタン」として1988年に開業しました。この「プランタン」はダイエーがフランスの老舗百貨店「オ・プランタン」と提携して出店した百貨店業態の大型店です。1981年にプランタン三宮が開業したことに始まり、最盛期には8店舗を展開していましたが、現在はダイエーグループを離脱したプランタン銀座を除くすべての店舗がダイエーなどに改称されています。ちなみに、同じようなタイプの店舗として、西友の西武店(後のLIVIN)などがあります。
2009年4月に改装を実施しましたが、今年の11月にも再び改装を行う予定です。
http://www.daiei.co.jp/corporate/index.php/release/lists/detail/534
ショッピングセンターの中に入ったダイエーに訪れたのは初めてです。一般的な総合スーパーのダイエーに比べ1フロアの面積が広く、回遊性のある売場づくりができています。写真のように通路も広く取られており、ゆったりとお買い物が出来そうです。売場は決して高級感があるわけではありませんが、スポット照明も多く、明るい売場です。
品揃えは生鮮3品から惣菜、グロサリー、お酒まで非常に豊富です。惣菜に関しては日本一(焼鳥)や北京樓(中華)が専門店として入居。ほとんどテナントを入れていないため直営売場が広く、日用品、衣料品も充実しており、3階では自転車や寝具、調理家電も多く扱っています。
大型の店舗なのですが、一部肉パックの加工者名はダイエー傘下の食品加工会社「アルティフーズ」と表記されていました。また、価格は全体的に「普通」でした。
休日だけあって家族連れなどのお客さんがかなり多く、ほとんどの人がカゴいっぱいに商品を入れていました。15台あるレジはフル稼働で、行列はそれほど出来ていません。店頭ではきゅうりや牛乳、鍋のスープ、枝豆などを試食販売していました。
千葉県市川市は鬼高。JR総武線の本八幡駅から無料直通バスで約5分、ニッケコルトンプラザの中に、ダイエーいちかわコルトンプラザ店はあります。ニッケコルトンプラザは、日本毛織の中山工場跡地に出来た、日本毛織が運営する大型ショッピングセンターです。
ダイエーについて
ダイエーは、中内功が1957年に神戸で創業した企業です。「よい品をどんどん安く」「For the Customers(お客様のために)」を掲げ、価格破壊に挑戦し、メーカーが価格決定権を握っていた小売の世界を大きく変えました。60~70年代に急成長し、1972年には三越を上回り、小売業で売上日本一を達成しました。1980年には売上高1兆円を突破。
小売業界のトップに君臨したダイエーでしたが、経営多角化の失敗とバブル崩壊によって業績は急速に悪化。2004年には産業再生機構入りし、丸紅とイオンの下で再建に取り組みますが、業績は回復しませんでした。そして2014年9月にはイオンの完全子会社となることが決定し、2018年を目途にダイエーの屋号は消える予定です。
2014年9月時点で、ダイエー125店舗、グルメシティ149店舗、フーディアム7店舗、ビッグ・エー188店舗を展開(子会社含む)。
2014年2月期決算では、
営業収益 8136億円
営業損失 75億円
経常損失 93億円
当期純損失 243億円
となっており、2015年2月期決算は
営業収益 7870億円
営業損失 85億円
経常損失 70億円
当期純損失 175億円
を見込んでいます。
ダイエー 沿革
・1957年 株式会社ダイエーの前身 大栄薬品工業設立。1号店が千林駅前に開業
・1958年 三宮店開業(チェーン展開開始)
・1959年 株式会社主婦の店に改称
・1962年 株式会社主婦の店ダイエーに改称
・1968年 香里店開業(日本初の郊外型ショッピングセンター)
・1970年 株式会社ダイエーに改称
・1972年 東証1部に上場。小売業売上日本一を達成
・1975年 ローソン1号店開業
・1979年 ビッグ・エー1号店開業
・1980年 小売業初の売上高1兆円達成。プライベートブランド「セービング」発売
・1984年 プランタン銀座開業
・1988年 福岡ダイエーホークス発足
・1993年 福岡ドーム完成
・1994年 忠実屋、ユニード、ダイナハを吸収合併
・2004年 産業再生機構入り
・2005年 ダイエーホークスの株式譲渡。創業者の中内功氏が亡くなる。
・2006年 食品スーパーの屋号をグルメシティに変更
・2007年 イオン・丸紅と業務、資本提携
・2008年 イオンのトップバリュを導入
・2013年 イオンの連結子会社へ
・2015年 イオンの完全子会社へ。上場廃止(予定)
店舗外観

フロアガイド <クリックで拡大できます>

青果売場

地元市川で採れた野菜も販売。

店内の様子

お鍋のスープ売場。
お鍋にワインはあまり合わないと思うのですが・・・。

冷凍食品、アイスクリーム売場。
2009年の改装の際には、リーチイン冷凍ショーケースは導入していないようです。

お惣菜、お寿司売場。夕方だけあって多くの人が集まっています。

揚げ物売場。
かなり多くのお客さんが付近を通り、会話も交わす環境で、揚げ物を裸の状態で陳列しておくのはやや不衛生な感じがします。プラスチックのカバーなどをフタとして付けるとよいでしょう。

グロサリー売場の様子。
品出しも十分になされています。

レジ付近の様子。

2階衣料品売場の様子。

3階自転車売場。かなり充実の品揃え。

3階アシーネ(ダイエー傘下の書籍販売企業)

なんとアシーネは訪れた日(9月28日)で閉店でした。
改装に伴うものですが、コルトンプラザ内に沿線最大級を謳う「福家書店」があり、経営は厳しかったと思われます。

ダイエーいちかわコルトンプラザ店 店舗概要
開業: 1988年11月25日
店舗面積: 16929㎡(公式資料)
直営: 13408㎡
テナント: 3521㎡
営業時間:
3、4階 9時開店~21時閉店
2階 9時開店~22時閉店
住所: 千葉県市川市鬼高1-1-1
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0401#shopinfo
価格調査(2014年9月28日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 248円
レタス 298円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 198円
なす5本 198円
りんご1個 128円
国産牛切り落とし100g 288円(税込)
国産豚バラ肉100g 228円(税込)
国産鶏もも肉100g 105円(税込)
ブラジル産鶏モモ肉100g 105円(税込)
まぐろ100g 350円(税込)
日清フラワー小麦粉1kg 218円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 228円(ダイエーマークのついたPB商品)
マルちゃん正麺 360円
コカ・コーラ1.5L 148円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml6本 1018円
卵10個 208円
小アイス 95円
箱アイス 238円
冷凍食品 約4割引き
雪印コーヒー1L 130円
明治おいしい牛乳1L 230円
ブランド米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 148円
ヤマサ昆布つゆ1L 298円
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 70g×4缶 380円
カルビーポテチ60g 95円
カルビーじゃがりこ 108円
シャウエッセン 2袋 508円
ハウスバーモントカレー230g 188円
パスコ超熟6枚 148円
< 店内の様子 >
時間帯: 18時頃
お客さん: やや多い
通路: 広い
雰囲気: 明るい
客層: 子連れ、家族連れ多い
買い物内容: 生鮮、日配、惣菜、グロサリーなどかなり多め
店内BGM: 有線放送
レジ: 15台(15台稼働中)
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(テナント)
プライベートブランド: トップバリュ
ダイエーいちかわコルトンプラザ店は、ダイエーが展開する百貨店業態の「いちかわプランタン」として1988年に開業しました。この「プランタン」はダイエーがフランスの老舗百貨店「オ・プランタン」と提携して出店した百貨店業態の大型店です。1981年にプランタン三宮が開業したことに始まり、最盛期には8店舗を展開していましたが、現在はダイエーグループを離脱したプランタン銀座を除くすべての店舗がダイエーなどに改称されています。ちなみに、同じようなタイプの店舗として、西友の西武店(後のLIVIN)などがあります。
2009年4月に改装を実施しましたが、今年の11月にも再び改装を行う予定です。
http://www.daiei.co.jp/corporate/index.php/release/lists/detail/534
ショッピングセンターの中に入ったダイエーに訪れたのは初めてです。一般的な総合スーパーのダイエーに比べ1フロアの面積が広く、回遊性のある売場づくりができています。写真のように通路も広く取られており、ゆったりとお買い物が出来そうです。売場は決して高級感があるわけではありませんが、スポット照明も多く、明るい売場です。
品揃えは生鮮3品から惣菜、グロサリー、お酒まで非常に豊富です。惣菜に関しては日本一(焼鳥)や北京樓(中華)が専門店として入居。ほとんどテナントを入れていないため直営売場が広く、日用品、衣料品も充実しており、3階では自転車や寝具、調理家電も多く扱っています。
大型の店舗なのですが、一部肉パックの加工者名はダイエー傘下の食品加工会社「アルティフーズ」と表記されていました。また、価格は全体的に「普通」でした。
休日だけあって家族連れなどのお客さんがかなり多く、ほとんどの人がカゴいっぱいに商品を入れていました。15台あるレジはフル稼働で、行列はそれほど出来ていません。店頭ではきゅうりや牛乳、鍋のスープ、枝豆などを試食販売していました。