足立区は小台。
日暮里・舎人ライナーの足立小台駅から徒歩3分程度のところに、オーケーストア足立小台店はあります。
<オーケーストアについて>
オーケーストアは、オーケー株式会社が関東地方と仙台市に展開するスーパーです。
「高品質・Everyday Low Price」を掲げ、基本的に特売を行わず、常に安いという戦略を採っています。
その安さから、出店した地域の多くで地域1番店を獲得しており、関東の代表的な激安スーパーとされています。
「借入無しで年率30%成長」を経営目標に掲げており、いまだ達成できていないものの、他社を圧倒する成長率、収益率の高さを誇っています。
ちなみに、平成16年から国によって総額表示の義務付けがなされた後も、税抜き表示(総額併記)を続け、価格表示をめぐって、日本チェーンストア協会を脱退しています。
2014年5月時点で、関東地方に72店、仙台市に2店の合計74店舗を展開。
2013年3月期決算で、営業収益2503億円、営業利益136億円となっています。
<オーケー 沿革>
・1958年 岡永商店の小売部門として創業。
・1967年 岡永商店より分離、オーケー(株)を設立。
・1971年 (株)東京スーパーマーケットを吸収合併。
・1975年 世界初の無人スーパーを通産省と共同で開発し、実験営業。失敗。
・1978年 本社をオーケージャンボサガンビルへ移転。
・1986年 経営の抜本的な改革に着手。「Everyday Low Price」を掲げる。
・1989年 消費税施行、消費税相当額(3%)の割引を実施。買い物袋を有料化。
・2001年 高品質・Everyday Low Price徹底のため、特売チラシ廃止・商品情報発行。
・2006年 オーケークラブ発足。当初の消費税相当額(3%)の割引は会員のみの特典とし、会員数約80万人。
・2013年 オーケークラブの会員数が約291万人に。
<オーケーの特色>
・オーケークラブの会員(入会金100円)限定で、当初の消費税(3%)相当額の割引。
・ナショナルブランド商品については、地域一番の安値を保証。競合店の売価を調査し、「競合店に対抗して値下げしました』 のPOPを付け、値下げして販売。
・1989年から、レジ袋は有料(税抜き6円)。
・正確で、正直な商品情報をお客様にお知らせするために、「オネスト(正直)カード」を掲示。
・万引き対策のため、多くの店舗では一度店内に入るとレジを通らなければ外に出られない構造となっている。(店員が監視しているわけではないので、何も買わなかった場合、入口から出ることは可能。)
・プライベートブランド商品は扱わない。ナショナルブランド商品を、1つのメーカーから1商品を大量に仕入れて仕入原価を削減。取引条件が合わないメーカーの商品は取り扱わない。
・出来るだけ充分な資産を持つことが信用の裏付けになると考え、出来るだけ店舗用不動産を自社所有する。
店舗外観。島忠ホームズ足立小台店の地下1階に入居しています。

オーケーストアは島忠ホームズ内に出店することが多く、川越店、宮原店、草加舎人店、葛西店、幕張店などで実績があります。
オーケー店内フロアガイド

<オーケーストア足立小台店 店舗概要>
開業:2010年4月1日
店舗面積:2682㎡
営業時間:10:00~20:00
住所:東京都足立区小台1-17-1
HP:
http://www.ok-corporation.co.jp/shop/?city=adachi価格調査(2014年4月27日)
<この価格は本体価格表示(税抜き表示)です>キャベツ 186円
レタス 158円
きゅうり1本 49円
トマト(L玉、1つ) 118円
大根1本 148円
いちご1パック 無し
国産牛切り落とし100g 296円
国産豚バラ肉100g 169円
国産鶏もも肉100g 95円
ブラジル産鶏もも肉100g 69円
まぐろ100g 269円
シャウエッセン 2袋 358円
カルビーポテチ60g 75円
カルビーじゃがりこ 94円
ニップンハート小麦粉1kg 131円
味の素さらさらキャノーラ油1350ml 289円
キューピーマヨネーズ450g 210円
マルちゃん正麺 335円
コカ・コーラ1.5L 130円
ほろよい 99円
スーパードライ350ml24本 3990円
卵10個 189円
小アイス 78円
箱アイス 180円
冷凍食品 約5~6割引
雪印コーヒー1L 96円
明治おいしい牛乳1L 無し
ブランド米5kg 1598円
おかめ納豆極小粒3パック 64円
雪印ナチュレ恵400g 105円
ヤマサ昆布つゆ1L 235円
ミツカン味ぽん600ml 269円
いなばライトツナ 80g×3 379円
<店内の様子>
時間帯:夕方
お客さん:多い
通路:やや広い
雰囲気:きれい
客層:家族連れ多い
店内BGM:無し(商品の紹介などが流れていた)
レジ:18台(18台稼働)
売場の入口には万引き防止用のゲートがありました。基本的には一度入ると出られないのですが、多くの人が何も買わずに出て行っていました。
入口を入ると、通路の両側にフルーツ、野菜が並んでいます。しかし、一般的なスーパーでは行われている島陳列(通路中央の平台陳列)が一切ありません。鮮魚、精肉コーナーでも同様でした。混雑時のことを考え、通路を広めに取っているようです。
また、売場面積の割に青果、鮮魚コーナーは小さく、品揃えも悪いです。
オーケーストアは品目を絞ることで値段を下げているので、欲しいものがないケースが多いですね。
鮮魚売場では、つまが無く、白いパックに入れられた刺身盛り合わせが売られていました。
つまが無いのはいらないと言う人も居るので、値下げのための工夫として良いと思いますが、白いパックはあまりにも味気ないと感じました。
下に敷かれた布には刺身から出た汁が染みており、鮮度が悪そうで個人的には買いたくないです。
パックの模様を工夫すれば、もう少し見栄えが良くなると思いますよ。
休日だけあって多くの家族連れで賑わっていました。
お客さんのカートには大量の商品が入れられており、1人1人の購入量は相当多いと感じました。
一方、レジは約18台がフル稼働で、だいたい2~4人程度の列に収まっていました。