ヨークベニマル那珂湊店
- 2024/01/10
- 00:07
茨城県ひたちなか市。
ひたちなか海浜鉄道の高田の鉄橋駅から徒歩5分程度のところに、ヨークベニマル那珂湊店はあります。
店舗外観。かつて茨城県を地盤としていた株式会社スーパーカドヤの店舗として2000年5月7日にオープン。その後ヨークベニマルへ転換されています。
青果売場。
導入部で「茨城県産の野菜」コーナーを設け地場野菜を訴求。
商品の補充や売場の手直しも丁寧に行われている印象です。
みかんの箱売りもボリューム展開。
彩り豊かなカットフルーツ盛り合わせや贈答用の果物も販売します。
オーガニック野菜をコーナー展開。
鮮度感ある野菜が並びます。
トマトコーナー。
少量・小分けサイズ、時短・簡便需要に応えるアイテムも取り扱い、幅広い需要に応えます。
続く鮮魚売場。ガラス張りの調理場で鮮度感を演出。
丸魚はあまり並ばず、切身が中心の構成です。
お刺身は4点盛り680円、中トロ入り4点盛り1000円など。
単品お造りを398円均一で提供し、3パック980円のまとめ買い販促も実施。
平台では旬のブリを前面に打ち出し、切身やブリ大根用、しゃぶしゃぶ用、野菜も入ったぶりしゃぶセットも販売。丸々一尾のブリはインパクトを与えています。
アクアパッツァセット、ブイヤベース・パエリアセット、えびチリセット、お魚屋さんの八宝菜セット等の簡便商材を充実させています。
冷凍コーナーでもフライパンで簡単に調理できるアイテムを販売。
精肉売場は店内加工を実施します。
地元の茨城県産常陸牛や国産黒毛和牛など高質な和牛も取り揃えます。
セブンプレミアムのアメリカ産アンガスビーフステーキ(100g334円)といった価格訴求も展開。
ファミリー層向けの焼肉盛り合わせや味付け肉も販売します。
メガ盛りサイズで安さを訴求。
訪れた際には「イベリコ豚と黒豚のしゃぶしゃぶ」「きりたんぽ鍋」の2アイテムをおすすめしており、単に食材を並べるだけでなく野菜入り鍋セットも販売。提案型の売場づくりが光ります。
国産鶏もも肉は100g148円と割高ですが、ブラジル産を78円で提供することでカバーします。
おつまみ需要に応える商品も強化。
惣菜売場。
店内調理の弁当は「銀鮭西京焼き弁当」(698円)、「スペシャルグリルプレート」(798円)といった高単価なアイテムも品揃え。
ボリューム感のある商品も目立ちます。
アウトパックでは健康志向でヘルシーなアイテムが目立ちます。
他社ではトンカツがただパックに入っていることが当たり前ですが、こちらの商品はレタスとキャベツも添えます。
寿司コーナーでは「本ずわい二種ちらし」(1280円)など素材にこだわったアイテムも投入。
隣接するインストアベーカリーは菓子パン、惣菜パンに加えて石窯ピザ、ドーナツ、食パンなど充実のラインナップを展開します。
惣菜と隣接して配置した冷凍食品コーナーでは、ワンプレートなど時短・簡便需要に応えるアイテムを拡充し、セブンプレミアムの比率も高めています。
チルド麺コーナーでは地元茨城のご当地商品を導入し、「おなじみの味」と題して売り込みを図ります。
洋日配の牛乳コーナー。
加工食品売場。醬油コーナー。
ドレッシングコーナー。
高級品、こだわりの品を随所に差し込み、陳列も工夫します。
通常売場とは離れたベーカリーの並びでオーガニック食品を品揃え。
酒売場では焼酎で魔王、森伊蔵を取り扱うなど、高級品・希少品も積極的に導入します。
ヨークベニマル那珂湊店 店舗概要
開業: 2000年5月7日
売場面積: 2056㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9:00~21:30
住所: 茨城県ひたちなか市田中後4街区20
駐車場: 280台(無料)
HP: https://yorkbenimaru.com/store/details/nakaminato/
店内・売場の様子
時間帯: 土曜15時頃
客数: やや多い(売場に40~50人ほど)
客層: 家族連れ、子供連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 2台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 8台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: セブンプレミアム
かつて茨城県を地盤としていた株式会社スーパーカドヤの店舗として2000年5月7日にオープン。同社は2005年9月にヨークベニマルの完全子会社となり、2010年には転換が終了しています。2023年6月にリニューアルオープンしているため、店内は明るくきれいで洗練された買い物空間です。売場面積はヨークベニマルとして標準的な2056㎡を確保。
青果売場を先頭として、鮮魚、精肉、惣菜・ベーカリーの順に売場を配置。オーソドックスなレイアウトですが、惣菜売場に隣接して冷凍食品を大きく展開しているのが特徴です。青果売場では導入部で「茨城県産の野菜」コーナーを設け地場野菜を訴求。みかんの箱売りも種類豊富に揃え、彩り豊かなカットフルーツ盛り合わせや贈答用の果物も販売します。オーガニック野菜や少量・小分けサイズ、時短・簡便需要に応えるアイテムも取り扱い、幅広い需要に応えます。定番野菜で欠品は生じていませんが、ボリューム感ある陳列ではありません。
鮮魚はガラス張りの調理場で鮮度感を演出。しかし丸魚はあまり並ばず、切身が中心の構成です。平台では旬のブリを前面に打ち出し、切身やブリ大根用、しゃぶしゃぶ用、野菜も入ったぶりしゃぶセットも販売します。お刺身は4点盛り680円、中トロ入り4点盛り1000円の他、単品お造りを398円均一で提供し、3パック980円のまとめ買い販促も実施。アクアパッツァセット、ブイヤベース・パエリアセット、えびチリセット、お魚屋さんの八宝菜セット等の簡便商材を充実させています。
精肉も店内加工を実施。地元、茨城県産常陸牛や国産黒毛和牛など高質な和牛も扱う他、セブンプレミアムのアメリカ産アンガスビーフステーキ(100g334円)といった価格訴求も展開。ファミリー層向けの焼肉盛り合わせや、豚肉や鶏肉でのメガ盛りサイズ展開、味付け肉やおつまみ肉惣菜まで幅広い品揃えが魅力です。平台では「イベリコ豚と黒豚のしゃぶしゃぶ」「きりたんぽ鍋」の2アイテムをおすすめしており、単に食材を並べるだけでなく野菜入り鍋セットも揃え、夕食のメニュー提案に力を入れています。国産鶏もも肉は100g148円と割高ですが、ブラジル産を78円で提供することでカバーします。
惣菜の弁当は店内調理で「銀鮭西京焼き弁当」(698円)、「スペシャルグリルプレート」(798円)といった高単価なアイテムも品揃えし、アウトパックでは健康志向でヘルシーなアイテムが目立ちます。その他はフライ系を主軸に定番品が多く、それほど手の込んだメニューは見られませんでした。寿司コーナーでは「本ずわい二種ちらし」(1280円)など素材にこだわったアイテムも投入。隣接するインストアベーカリーは菓子パン、惣菜パンに加えて石窯ピザ、ドーナツ、食パンなど充実のラインナップを展開します。
冷凍食品コーナーではワンプレートなど時短・簡便需要に応えるアイテムを拡充し、セブンプレミアムの比率も高めています。加工食品では高級品、こだわりの品を随所に差し込みつつ、セブンプレミアムを集積して値頃感も打ち出しています。通常売場とは離れたベーカリーの並びでオーガニック食品を品揃えします。酒売場では焼酎で魔王、森伊蔵を取り扱うなど、高級品・希少品も積極的に導入します。
土曜日の15時台で店内には40~50人程度のお客さんで賑わっていました。家族連れ、子供連れの姿も多く、カゴ一杯に購入する方も目立つなど客単価は高い傾向です。価格面で安さを前面に打ち出すことはしませんが、鮮度と品質は確かな商品が揃い、商品の魅せ方と提案型の売場づくりは優れてると感じます。ファミリー層から単身・少人数世帯まで幅広い需要に応える商品政策や、レベルの高い惣菜・ベーカリーも支持を集める要因と見られます。一方で10億円台後半と推定される年商規模は競合のカスミを上回るものの、繁盛店と言うには物足りない水準に感じます。レジは有人レジを絞り、完全セルフレジへ誘導しますが、円滑に流れている様子でした。
ひたちなか海浜鉄道の高田の鉄橋駅から徒歩5分程度のところに、ヨークベニマル那珂湊店はあります。
店舗外観。かつて茨城県を地盤としていた株式会社スーパーカドヤの店舗として2000年5月7日にオープン。その後ヨークベニマルへ転換されています。
青果売場。
導入部で「茨城県産の野菜」コーナーを設け地場野菜を訴求。
商品の補充や売場の手直しも丁寧に行われている印象です。
みかんの箱売りもボリューム展開。
彩り豊かなカットフルーツ盛り合わせや贈答用の果物も販売します。
オーガニック野菜をコーナー展開。
鮮度感ある野菜が並びます。
トマトコーナー。
少量・小分けサイズ、時短・簡便需要に応えるアイテムも取り扱い、幅広い需要に応えます。
続く鮮魚売場。ガラス張りの調理場で鮮度感を演出。
丸魚はあまり並ばず、切身が中心の構成です。
お刺身は4点盛り680円、中トロ入り4点盛り1000円など。
単品お造りを398円均一で提供し、3パック980円のまとめ買い販促も実施。
平台では旬のブリを前面に打ち出し、切身やブリ大根用、しゃぶしゃぶ用、野菜も入ったぶりしゃぶセットも販売。丸々一尾のブリはインパクトを与えています。
アクアパッツァセット、ブイヤベース・パエリアセット、えびチリセット、お魚屋さんの八宝菜セット等の簡便商材を充実させています。
冷凍コーナーでもフライパンで簡単に調理できるアイテムを販売。
精肉売場は店内加工を実施します。
地元の茨城県産常陸牛や国産黒毛和牛など高質な和牛も取り揃えます。
セブンプレミアムのアメリカ産アンガスビーフステーキ(100g334円)といった価格訴求も展開。
ファミリー層向けの焼肉盛り合わせや味付け肉も販売します。
メガ盛りサイズで安さを訴求。
訪れた際には「イベリコ豚と黒豚のしゃぶしゃぶ」「きりたんぽ鍋」の2アイテムをおすすめしており、単に食材を並べるだけでなく野菜入り鍋セットも販売。提案型の売場づくりが光ります。
国産鶏もも肉は100g148円と割高ですが、ブラジル産を78円で提供することでカバーします。
おつまみ需要に応える商品も強化。
惣菜売場。
店内調理の弁当は「銀鮭西京焼き弁当」(698円)、「スペシャルグリルプレート」(798円)といった高単価なアイテムも品揃え。
ボリューム感のある商品も目立ちます。
アウトパックでは健康志向でヘルシーなアイテムが目立ちます。
他社ではトンカツがただパックに入っていることが当たり前ですが、こちらの商品はレタスとキャベツも添えます。
寿司コーナーでは「本ずわい二種ちらし」(1280円)など素材にこだわったアイテムも投入。
隣接するインストアベーカリーは菓子パン、惣菜パンに加えて石窯ピザ、ドーナツ、食パンなど充実のラインナップを展開します。
惣菜と隣接して配置した冷凍食品コーナーでは、ワンプレートなど時短・簡便需要に応えるアイテムを拡充し、セブンプレミアムの比率も高めています。
チルド麺コーナーでは地元茨城のご当地商品を導入し、「おなじみの味」と題して売り込みを図ります。
洋日配の牛乳コーナー。
加工食品売場。醬油コーナー。
ドレッシングコーナー。
高級品、こだわりの品を随所に差し込み、陳列も工夫します。
通常売場とは離れたベーカリーの並びでオーガニック食品を品揃え。
酒売場では焼酎で魔王、森伊蔵を取り扱うなど、高級品・希少品も積極的に導入します。
ヨークベニマル那珂湊店 店舗概要
開業: 2000年5月7日
売場面積: 2056㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 9:00~21:30
住所: 茨城県ひたちなか市田中後4街区20
駐車場: 280台(無料)
HP: https://yorkbenimaru.com/store/details/nakaminato/
店内・売場の様子
時間帯: 土曜15時頃
客数: やや多い(売場に40~50人ほど)
客層: 家族連れ、子供連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 2台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 8台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: セブンプレミアム
かつて茨城県を地盤としていた株式会社スーパーカドヤの店舗として2000年5月7日にオープン。同社は2005年9月にヨークベニマルの完全子会社となり、2010年には転換が終了しています。2023年6月にリニューアルオープンしているため、店内は明るくきれいで洗練された買い物空間です。売場面積はヨークベニマルとして標準的な2056㎡を確保。
青果売場を先頭として、鮮魚、精肉、惣菜・ベーカリーの順に売場を配置。オーソドックスなレイアウトですが、惣菜売場に隣接して冷凍食品を大きく展開しているのが特徴です。青果売場では導入部で「茨城県産の野菜」コーナーを設け地場野菜を訴求。みかんの箱売りも種類豊富に揃え、彩り豊かなカットフルーツ盛り合わせや贈答用の果物も販売します。オーガニック野菜や少量・小分けサイズ、時短・簡便需要に応えるアイテムも取り扱い、幅広い需要に応えます。定番野菜で欠品は生じていませんが、ボリューム感ある陳列ではありません。
鮮魚はガラス張りの調理場で鮮度感を演出。しかし丸魚はあまり並ばず、切身が中心の構成です。平台では旬のブリを前面に打ち出し、切身やブリ大根用、しゃぶしゃぶ用、野菜も入ったぶりしゃぶセットも販売します。お刺身は4点盛り680円、中トロ入り4点盛り1000円の他、単品お造りを398円均一で提供し、3パック980円のまとめ買い販促も実施。アクアパッツァセット、ブイヤベース・パエリアセット、えびチリセット、お魚屋さんの八宝菜セット等の簡便商材を充実させています。
精肉も店内加工を実施。地元、茨城県産常陸牛や国産黒毛和牛など高質な和牛も扱う他、セブンプレミアムのアメリカ産アンガスビーフステーキ(100g334円)といった価格訴求も展開。ファミリー層向けの焼肉盛り合わせや、豚肉や鶏肉でのメガ盛りサイズ展開、味付け肉やおつまみ肉惣菜まで幅広い品揃えが魅力です。平台では「イベリコ豚と黒豚のしゃぶしゃぶ」「きりたんぽ鍋」の2アイテムをおすすめしており、単に食材を並べるだけでなく野菜入り鍋セットも揃え、夕食のメニュー提案に力を入れています。国産鶏もも肉は100g148円と割高ですが、ブラジル産を78円で提供することでカバーします。
惣菜の弁当は店内調理で「銀鮭西京焼き弁当」(698円)、「スペシャルグリルプレート」(798円)といった高単価なアイテムも品揃えし、アウトパックでは健康志向でヘルシーなアイテムが目立ちます。その他はフライ系を主軸に定番品が多く、それほど手の込んだメニューは見られませんでした。寿司コーナーでは「本ずわい二種ちらし」(1280円)など素材にこだわったアイテムも投入。隣接するインストアベーカリーは菓子パン、惣菜パンに加えて石窯ピザ、ドーナツ、食パンなど充実のラインナップを展開します。
冷凍食品コーナーではワンプレートなど時短・簡便需要に応えるアイテムを拡充し、セブンプレミアムの比率も高めています。加工食品では高級品、こだわりの品を随所に差し込みつつ、セブンプレミアムを集積して値頃感も打ち出しています。通常売場とは離れたベーカリーの並びでオーガニック食品を品揃えします。酒売場では焼酎で魔王、森伊蔵を取り扱うなど、高級品・希少品も積極的に導入します。
土曜日の15時台で店内には40~50人程度のお客さんで賑わっていました。家族連れ、子供連れの姿も多く、カゴ一杯に購入する方も目立つなど客単価は高い傾向です。価格面で安さを前面に打ち出すことはしませんが、鮮度と品質は確かな商品が揃い、商品の魅せ方と提案型の売場づくりは優れてると感じます。ファミリー層から単身・少人数世帯まで幅広い需要に応える商品政策や、レベルの高い惣菜・ベーカリーも支持を集める要因と見られます。一方で10億円台後半と推定される年商規模は競合のカスミを上回るものの、繁盛店と言うには物足りない水準に感じます。レジは有人レジを絞り、完全セルフレジへ誘導しますが、円滑に流れている様子でした。