2015年5月15日。
東京都調布市は飛田給に、マルエツ飛田給店が開業しました。
開業当日に行ってまいりましたので、ご紹介いたします。
店舗外観。
1階が駐車場、2階が売場というピロティ方式での出店です。駐車場は37台を完備。

青果売場。スポット照明で明るい売場です。
従来のマルエツと違い、床は白いタイルではありません。

別角度から。以前のマルエツは「青果」と書いてあったのですが、こちらでは「vegetable」と表記しています。

トマト村も充実しています。村の中にカブが紛れ込んでいるのが気になりますが・・・。

一部のコーナーでは霧が噴射されていました。

鮮魚売場。

お刺身。4点、6点盛りなどが中心ですが、かなり充実しています。

精肉売場。コメリホームセンターみたいなマークがありますが、鶏肉売場を示すディスプレイです。

イベリコ豚やラム肉も取り扱っています。

精肉売場のローストビーフ。奥には「生サラミチーズロール」や「アスピック(肉や魚などの煮出し汁をゼラチンで固めたゼリー)」も販売されています。しかし、奥にある商品は少し取りにくいと感じました。

ドレッシング売場。老舗日本料理店「なだ万」の高級ドレッシングも販売。

各種ピクルス。値札の横に商品説明も記載されていて親切です。

チーズ売場。充実していますが、少し積みすぎですね。

スイーツ売場。タルトなども充実。

ジャム売場。下から照明を当てるという演出。
ちなみに、売場各所には写真のやや左下のようにルーペが置かれています。

お惣菜売場。こちらはいままでと変わらないマルエツ。

サンドイッチ売場。このようにフルーツサンドが充実しているのは嬉しいですね。

インストアベーカリーはありませんが、タカキベーカリーのパンを扱っています。

カップラーメン売場。とてもきれいに陳列されていて見やすいですが、この置き方は不安定で、品出しが大変です。
そのうちやらなくなりそうですね。

フリーズドライ商品がかなり充実。おみそ汁だけでなく、リゾット・雑炊・にゅうめん・スープなどがかなり豊富です。

冷凍食品コーナー。どこに何があるのか一目で分かりますね。他社でもこうすれば良いと思います。

18時頃のグロサリー売場。向こうの壁のところがレジなのですが、ずっとお客さんが並んでいます。

19時頃のグロサリー売場。結構空いてきました。
マルエツ飛田給店 店舗概要開業: 2015年5月15日
店舗面積: 997㎡(公式資料)
営業時間: あさ9時~よる10時
住所: 東京都調布市飛田給1-7-4
HP:
http://www.maruetsu.co.jp/index.php/shop/detail/9470 < 店内・売場の様子 >
時間帯: 18~20時頃
お客さん: 多い
通路: 普通
雰囲気: 明るい、きれい
客層: 家族連れ、若年1人客多い
買い物内容: 生鮮品、日配品中心にやや多め
店内BGM: 聞こえない
精肉加工者: マルエツフレッシュフーズ、自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
レジ: 7台(7台稼働中)
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ、maruetsu365
開店ニュースリリース:
http://www.maruetsu.co.jp/corporate/newsrelease/pdf/newsrelease150508a.pdf#search='%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%84%E9%A3%9B%E7%94%B0%E7%B5%A6'飛田給駅周辺には元々スーパーが無く、西調布や武蔵野台のスーパーへ行っていたようです。地元民としては待望のスーパーですね。調布市の平均と比べると、1人世帯が多く、若年層が多い地域のようです。実は、私もマルエツをオープン当日に見学するのは初めてです。1階が駐車場となっている店舗は、ライフと違ってマルエツではあまり見かけない構造です。もちろんエスカレーターはついていますが、1人乗り用というのは後ろに人が立ったら歩かないといけない気がしてあまり好きではありません。
エスカレーターを上がると青果売場。果物では一部高級品を置いていますが、基本的な品揃えは通常のマルエツと同様。小分けパックも充実しています。その後は一部グロサリーのコーナーがあり、上で紹介したドレッシングやピクルスが並んでいました。和日配も並行していますが、突き当りは鮮魚売場。新店舗なのに対面販売ではありません(加工は店内で実施)。品揃えはオープン記念のため家族向けの4点・6点盛りが中心でした。続く精肉売場ではイベリコ豚などの高級品も多く取り扱っていますが、小分けパックも充実。
グロサリー売場ではこだわりの品を多く扱っており、陳列も一部で工夫されています。ニュースリリースにも書かれていますが、単身者向けのフリーズドライ商品はかなりの品揃えです。一方、お惣菜売場はそこまで凝った料理はありません。そしてやっぱり焼き芋も売られていました。
全体的に見て、今までのマルエツとは異なったコンセプトのお店だと感じました。白いタイルを敷き詰め、明るければ良かった売場は床が茶色?になり、若干ではありますが上質感が出ています。売場の表記も「青果」「精肉」だったものが「vegetable」「fresh meat」と変わりました。品揃えにおいても、精肉・グロサリー・洋日配を中心に高級品、こだわりの品の取り扱いがあります。従来のマルエツ店舗よりも上質なお店づくりとなっていますが、飛田給は高級住宅街という訳でもなく、今後はこれが標準となっていくのでしょうか。
18時頃に訪れたのですが、店内はお客さんでいっぱいで、グロサリー通路のほとんどがレジ待ちの列となっていました。買い物をする人も実質的に生鮮3品と日配、お惣菜だけを見られていました。列の先頭では店員さんが誘導していましたが、出来れば最後尾でもカードを持つなどして対応して欲しかったです。19時を過ぎると混雑は緩和され、普通に見て回れるようになりました。
グロサリー売場を見ると、特売限定品が売り切れたお知らせがかなり見受けられました。ライフのオープンの際は限定50点の品が夕方の時点で飛ぶように売れているという場面によく出くわしますが、マルエツは正直にその数だけしか売場に出さないようです。西友へチラシを持っていく人が増えそうですね。
オープン当日としては珍しく、全く試食を行っていませんでした。私の行った時間帯が遅かっただけかもしれません。鮮魚売場などでは元気の良い呼び込みがあり、好印象。あいさつもきちんと出来ていました。