フレル・ウィズ自由が丘東急ストア
- 2015/06/17
- 23:47
目黒区は自由が丘。
東急東横線、東急大井町線の自由が丘駅から徒歩1分程度のところに、フレル・ウィズ自由が丘東急ストアはあります。
東急ストアについて
東急ストアは、関東地方に展開するスーパーで、東京急行電鉄の傘下です。総合スーパー業態の「とうきゅう」、食品スーパー業態の「東急ストア」、高品質スーパーの「プレッセ」などを、東京、神奈川、千葉、埼玉に計86店舗展開しています。(平成26年2月末時点)。
2008年までは東証1部に上場していましたが、業績悪化に伴い、東急電鉄の完全子会社になったため、上場廃止となりました。しかし、その後も経営は悪化し続け、2008年決算で営業収益2528億円、営業利益46億円だったのに対し、2013年決算では収益2066億円、利益5億円にまで減少しています。(この数値は、当時子会社で、現在アークスグループの札幌東急ストアは含んでいません)。しかし、不採算店舗の閉鎖が功を奏したのか、2015年決算では収益2078億円、利益19億円と持ち直しました。
ちなみに、東急ストアは電鉄系スーパー各社で作る共同仕入れ・共同プライベートブランド開発機構「八社会」に加盟しています。
東急ストア 沿革
・1956年 株式会社東急百貨店により、東横興業株式会社として設立。
・1957年 商号を株式会社東光ストアに変更。
・1958年 高円寺店でセルフサービス方式を導入。以降スーパーマーケットの本格的チェーン展開を開始。
・1966年 東京急行電鉄の関連会社となる。
・1975年 商号を株式会社東急ストアと変更。
・1977年 東急ストア単独で売上高1,000億円突破。
・2006年 札幌東急ストアを子会社化。
・2008年 東京急行電鉄の完全子会社となる。上場廃止。
・2009年 札幌東急ストアをアークスへ売却。
店舗外観

入口を入ってすぐの特設コーナー。

オランジーナなどを氷に入れて販売。涼しげで良い取り組みだと思います。
手に取った後に拭けるように、タオルがきちんと置かれています。

揚げ物バイキング。

お弁当売場。パエリアも販売。

サラダ売場。豊富な品揃えです。

青果売場

果物売場のディスプレイ。
果物が入った瓶が飾られており、ひまわりの造花で季節感も出ています。

カットフルーツも充実。

青果売場付近の特設コーナー。
そうめんやめんつゆなどを展開。

精肉売場。

鮮魚売場付近。

サザエやアワビも販売。

お刺身の品揃え。特に上段の1人前のお刺身の品揃えはすごいです。

釜揚げしらすを大きく展開。

お米売場。ゴンドラの底の部分にお米がこぼれてしまっています。
虫が湧いたりするので、きれいに掃除しておくと良いですね。

チーズ売場。

冷凍食品売場。
霜がかかっているので、取り除きましょう。

お酒売場。

フレル・ウィズ自由が丘東急ストア 店舗概要
開業: 不明(2011年5月21日改装オープン)
店舗面積: 1343㎡
営業時間: 10:00-25:00
住所: 東京都目黒区自由が丘1-6-9
HP: http://www.tokyu-store.co.jp/shop/guide/shopinfo.php?id=34
価格調査(2015年6月13日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 178円
レタス 198円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 178円
なす3本 158円
スイカ1/6 398円
国産牛切り落とし100g 495円
国産豚バラ肉100g 208円
国産鶏もも肉100g 158円
まぐろ100g g単位なし
日清フラワー小麦粉1kg 255円
日清キャノーラ油1L 340円
キューピーマヨネーズ450g 265円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 158円
ほろよい 115円
スーパードライ350ml6本 1120円
卵10個 208円
小アイス 98円
箱アイス 208~330円
冷凍食品 定価~4割引き
雪印コーヒー1L 165円
明治おいしい牛乳1L 238円
ブランド米5kg 1380円
おかめ納豆極小粒3パック 105円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ヤマサ昆布つゆ1L 280円
ミツカン味ぽん360ml 208円
はごろもシーチキン 70g×4缶 455円
コイケヤポテチ60g 95円
カルビーじゃがりこ 139円
シャウエッセン 2袋 570円
ハウスバーモントカレー230g 238円
パスコ超熟6枚 184円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 13時頃
お客さん: やや多い
通路: やや広い
雰囲気: きれい、高級感
客層: 高齢者1人、主婦多い
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 11台(10台稼働中)
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: Vマークバリュープラス
2011年に、総合スーパー業態である「自由が丘とうきゅう」から転換されたショッピングセンター「フレル・ウィズ自由が丘」の1階に入居している店舗です。従来は約5000平米で衣料品や日用品も扱っていましたが、改装後は1400平米の1フロアで食料品のみを扱っています。店舗全体としては黒字だったものの、衣料品は専門店との競合で先細りが予測されるため、ショッピングセンターへの改装へ踏み切ったそうです。
この他にも東急ストアでは総合スーパー業態からの撤退を進めており、久が原店や調布店にファッションセンターしまむらを誘致したり、「河辺とうきゅう」の衣料品から撤退し専門店化するなどの取り組みを進めています。イオンやイトーヨーカ堂、ユニーの決算が示すように現状では総合スーパー(衣料品)は大変厳しく、特に東急ストアやピーコックストアといった中途半端な広さの売場で衣料品を扱っている店舗には専門店化という選択肢しか無いように思えます。
さて、店舗の見学へ参ります。駅に近い正面の入口から入ると、まずお惣菜売場があります。なぜか続いて洋日配売場があり、青果・精肉・鮮魚・和日配の順に展開しているという珍しい売場配置です。2011年に改装したばかりとあって売場はきれいで、青果売場には高級感があります。
広い売場面積だけあって精肉と鮮魚は充実しており、どちらも店内で加工しています。鮮魚売場ではサザエや貝ごとのホタテに加えてアワビも販売。お刺身はファミリー向けの5点盛りも扱う一方、1人前の少量パックがかなり充実しており、取り扱い品目は10種以上あります。精肉では焼肉盛り合わせ等は無く、パックの容量を見ても単身者~2、3人などの少人数世帯向け中心の品揃えとなっています。青果でも小分けパックが充実。
惣菜も全体的に充実しており、特にサラダ、カットフルーツについても小分けパックも含めて豊富です。お弁当もおいしそうなものが多く、パエリアも並んでいました。グロサリーは標準的な品揃え。高級品はほとんど扱っておらず、プライベートブランドの「Vマークバリュープラス」の比率が多く感じられました。お酒の品揃えは売場面積の割にやや少ないのですが、東急百貨店バイヤーセレクトワインも取り扱っています。
入口近くの特設コーナーなど、やはり東急ストアは催事コーナーが上手です。ひまわりが飾られているなど、季節感の演出も出来ており、特に入口近くでオランジーナなどの飲料を氷に入れて販売しているのは涼しさがあり、評価したいと思います。
売場ではメロン、ヨーグルトなどを試食販売しており、店員さんからも元気の良い呼びかけがあり、好印象。しかし、お米売場でお米が商品棚に散らばっていたり、冷凍食品売場で大量の霜がかかっている場面がありました。青果売場やお惣菜売場では店員さんが売場を整えていましたが、その他の売場にも目を向けるようにしましょう。
休日だけあってお客さんは多かったです。駅から近いこともあり、競合のピーコックストア、成城石井と比べてもお客さんは多い印象。しかし、グロサリーを中心に値段が高いですね。ピーコックストアと比べても若干高いようです。
東急東横線、東急大井町線の自由が丘駅から徒歩1分程度のところに、フレル・ウィズ自由が丘東急ストアはあります。
東急ストアについて
東急ストアは、関東地方に展開するスーパーで、東京急行電鉄の傘下です。総合スーパー業態の「とうきゅう」、食品スーパー業態の「東急ストア」、高品質スーパーの「プレッセ」などを、東京、神奈川、千葉、埼玉に計86店舗展開しています。(平成26年2月末時点)。
2008年までは東証1部に上場していましたが、業績悪化に伴い、東急電鉄の完全子会社になったため、上場廃止となりました。しかし、その後も経営は悪化し続け、2008年決算で営業収益2528億円、営業利益46億円だったのに対し、2013年決算では収益2066億円、利益5億円にまで減少しています。(この数値は、当時子会社で、現在アークスグループの札幌東急ストアは含んでいません)。しかし、不採算店舗の閉鎖が功を奏したのか、2015年決算では収益2078億円、利益19億円と持ち直しました。
ちなみに、東急ストアは電鉄系スーパー各社で作る共同仕入れ・共同プライベートブランド開発機構「八社会」に加盟しています。
東急ストア 沿革
・1956年 株式会社東急百貨店により、東横興業株式会社として設立。
・1957年 商号を株式会社東光ストアに変更。
・1958年 高円寺店でセルフサービス方式を導入。以降スーパーマーケットの本格的チェーン展開を開始。
・1966年 東京急行電鉄の関連会社となる。
・1975年 商号を株式会社東急ストアと変更。
・1977年 東急ストア単独で売上高1,000億円突破。
・2006年 札幌東急ストアを子会社化。
・2008年 東京急行電鉄の完全子会社となる。上場廃止。
・2009年 札幌東急ストアをアークスへ売却。
店舗外観

入口を入ってすぐの特設コーナー。

オランジーナなどを氷に入れて販売。涼しげで良い取り組みだと思います。
手に取った後に拭けるように、タオルがきちんと置かれています。

揚げ物バイキング。

お弁当売場。パエリアも販売。

サラダ売場。豊富な品揃えです。

青果売場

果物売場のディスプレイ。
果物が入った瓶が飾られており、ひまわりの造花で季節感も出ています。

カットフルーツも充実。

青果売場付近の特設コーナー。
そうめんやめんつゆなどを展開。

精肉売場。

鮮魚売場付近。

サザエやアワビも販売。

お刺身の品揃え。特に上段の1人前のお刺身の品揃えはすごいです。

釜揚げしらすを大きく展開。

お米売場。ゴンドラの底の部分にお米がこぼれてしまっています。
虫が湧いたりするので、きれいに掃除しておくと良いですね。

チーズ売場。

冷凍食品売場。
霜がかかっているので、取り除きましょう。

お酒売場。

フレル・ウィズ自由が丘東急ストア 店舗概要
開業: 不明(2011年5月21日改装オープン)
店舗面積: 1343㎡
営業時間: 10:00-25:00
住所: 東京都目黒区自由が丘1-6-9
HP: http://www.tokyu-store.co.jp/shop/guide/shopinfo.php?id=34
価格調査(2015年6月13日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 178円
レタス 198円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 178円
なす3本 158円
スイカ1/6 398円
国産牛切り落とし100g 495円
国産豚バラ肉100g 208円
国産鶏もも肉100g 158円
まぐろ100g g単位なし
日清フラワー小麦粉1kg 255円
日清キャノーラ油1L 340円
キューピーマヨネーズ450g 265円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 158円
ほろよい 115円
スーパードライ350ml6本 1120円
卵10個 208円
小アイス 98円
箱アイス 208~330円
冷凍食品 定価~4割引き
雪印コーヒー1L 165円
明治おいしい牛乳1L 238円
ブランド米5kg 1380円
おかめ納豆極小粒3パック 105円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ヤマサ昆布つゆ1L 280円
ミツカン味ぽん360ml 208円
はごろもシーチキン 70g×4缶 455円
コイケヤポテチ60g 95円
カルビーじゃがりこ 139円
シャウエッセン 2袋 570円
ハウスバーモントカレー230g 238円
パスコ超熟6枚 184円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 13時頃
お客さん: やや多い
通路: やや広い
雰囲気: きれい、高級感
客層: 高齢者1人、主婦多い
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 11台(10台稼働中)
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: Vマークバリュープラス
2011年に、総合スーパー業態である「自由が丘とうきゅう」から転換されたショッピングセンター「フレル・ウィズ自由が丘」の1階に入居している店舗です。従来は約5000平米で衣料品や日用品も扱っていましたが、改装後は1400平米の1フロアで食料品のみを扱っています。店舗全体としては黒字だったものの、衣料品は専門店との競合で先細りが予測されるため、ショッピングセンターへの改装へ踏み切ったそうです。
この他にも東急ストアでは総合スーパー業態からの撤退を進めており、久が原店や調布店にファッションセンターしまむらを誘致したり、「河辺とうきゅう」の衣料品から撤退し専門店化するなどの取り組みを進めています。イオンやイトーヨーカ堂、ユニーの決算が示すように現状では総合スーパー(衣料品)は大変厳しく、特に東急ストアやピーコックストアといった中途半端な広さの売場で衣料品を扱っている店舗には専門店化という選択肢しか無いように思えます。
さて、店舗の見学へ参ります。駅に近い正面の入口から入ると、まずお惣菜売場があります。なぜか続いて洋日配売場があり、青果・精肉・鮮魚・和日配の順に展開しているという珍しい売場配置です。2011年に改装したばかりとあって売場はきれいで、青果売場には高級感があります。
広い売場面積だけあって精肉と鮮魚は充実しており、どちらも店内で加工しています。鮮魚売場ではサザエや貝ごとのホタテに加えてアワビも販売。お刺身はファミリー向けの5点盛りも扱う一方、1人前の少量パックがかなり充実しており、取り扱い品目は10種以上あります。精肉では焼肉盛り合わせ等は無く、パックの容量を見ても単身者~2、3人などの少人数世帯向け中心の品揃えとなっています。青果でも小分けパックが充実。
惣菜も全体的に充実しており、特にサラダ、カットフルーツについても小分けパックも含めて豊富です。お弁当もおいしそうなものが多く、パエリアも並んでいました。グロサリーは標準的な品揃え。高級品はほとんど扱っておらず、プライベートブランドの「Vマークバリュープラス」の比率が多く感じられました。お酒の品揃えは売場面積の割にやや少ないのですが、東急百貨店バイヤーセレクトワインも取り扱っています。
入口近くの特設コーナーなど、やはり東急ストアは催事コーナーが上手です。ひまわりが飾られているなど、季節感の演出も出来ており、特に入口近くでオランジーナなどの飲料を氷に入れて販売しているのは涼しさがあり、評価したいと思います。
売場ではメロン、ヨーグルトなどを試食販売しており、店員さんからも元気の良い呼びかけがあり、好印象。しかし、お米売場でお米が商品棚に散らばっていたり、冷凍食品売場で大量の霜がかかっている場面がありました。青果売場やお惣菜売場では店員さんが売場を整えていましたが、その他の売場にも目を向けるようにしましょう。
休日だけあってお客さんは多かったです。駅から近いこともあり、競合のピーコックストア、成城石井と比べてもお客さんは多い印象。しかし、グロサリーを中心に値段が高いですね。ピーコックストアと比べても若干高いようです。