千葉県は市川市。
JR総武線の市川駅前に、ダイエー市川店はあります。
こちらの店舗は2016年12月1日にイオンフードスタイルbyダイエーへリニューアルオープンしました。
店舗外観。
ダイエーの屋上塔は同じですが、壁面に大きく「イオンフードスタイル」と書かれています。
正面入口。
フロアガイド。
ダイエーのフロアは1階から4階まで。リニューアル前は6階まで直営でしたが、現在は各種ファッションやスポーツオーソリティへ転換。建物には居酒屋、パチンコ、ダイソー、クリニック、フィットネスなど多種多様なテナントが入居。
1階は青果、鮮魚、精肉、惣菜のみを扱う生鮮食料品の売場。
入口を入ってすぐの青果売場。きれいで明るい雰囲気。
青果では小分けパックが充実。
カットフルーツ、カット野菜のコーナー。
豊富なミニトマトバイキング。
鮮魚は対面販売を実施。
一匹まるまるの魚も並んでいます。
精肉売場。大きなモニターではさつま姫牛のこだわりを紹介。
さつま姫牛のステーキ肉も大量販売。
生ハムはいつものダイエーの品揃え。
惣菜売場。
天ぷら、揚げ物のほかチキンステーキもバイキング方式で提供。
ローストビーフ、生春巻きやサラダも取り揃えます。
直営のベーカリーコーナー。
ピザ、ハンバーガーも扱っています。
トップバリュ以外の選択肢は無いんでしょうか・・・。
ヨーグルトとフルーツを組み合わせた、提案型のコーナー。
2階はデイリー食品と加工食品、冷凍食品の売場。
お菓子コーナーは輸入菓子も含めて充実。
グミもかなり豊富。この反対側もグミ売場です。
加工食品では通常のダイエーで扱っている商品に加え、「こだわりの逸品」と書かれたプライスカードが目印の、上質な商品も扱っています。
大手スーパー各社の開店・閉店セールではおなじみ、山崎製パンの協賛。
今回はランチパック88円です。
冷凍食品コーナー。
3階は美容と健康、そしてお酒とイートインコーナーのフロア。
イオンフードスタイルストア、ダイエー赤羽店でも見られたオーガニック、ボタニカル商品。
通常の化粧品も配置。
ワインコーナー。イオンらしい高級感ある売場に、世界各国の豊富なワインを取り揃えます。ウィスキーやクラフトビールも充実。
イートインコーナー。コーヒーやサンドイッチも提供しています。
4階は住まいと暮らしのフロア。
今回の改装で衣料品からはほぼ撤退し、肌着を扱うのみとなりました。
高価格帯の日用雑貨が並びます。
総合スーパーらしい生活家電の売場は残っていました。
入浴剤の品揃えも凝っていると感じます。
ダイエー市川店 店舗概要開業: 1975年
店舗面積: 3567㎡
営業時間:
1階~3階 9時開店~23時閉店
4階 9時開店~21時閉店
住所: 千葉県市川市市川1-4-10
駐車場: 無し
HP:
http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0289 < 店内・売場の様子 >
時間帯: 17時頃
お客さん: やや多い
通路幅: やや狭い
雰囲気: きれい、明るい、上質感
客層: 家族連れ、主婦多い
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
店内BGM: ジャズ
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 11台(11台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
市川駅前のダイエーが、イオンフードスタイルとしてリニューアルオープンしました。店舗名はまだダイエーのままで、屋上広告塔もダイエーのマークですが、入口にはデカデカとイオンフードスタイルと書かれています。かつては1階から11階までダイエーのフロアだった時代もあるようですが、段階的に規模を縮小し、今回の改装でも6フロアから4フロアへ削減されました。空いたフロアにはイオン系列のスポーツオーソリティと、各種ファッション専門店が入居。
1階は生鮮食料品のフロアで、以前あったデイリー食品は2階へ移転しました。照明はスポット照明が中心で、上質感ある明るい売場に仕上がっています。青果ではミニトマトバイキングを実施するほか、カット野菜、鍋用の野菜セットなどを取り扱い、少量パックも非常に充実しています。単身者向けの品揃えを行う一方、高級フルーツや珍しい野菜は見られませんでした。鮮魚は対面販売で、金目鯛、いとより、太刀魚、サザエ、ホタテ、あわびなど販売。精肉ではダイエーPBのさつま姫牛を前面に押し出して展開。大量のステーキ肉や切り落とし肉を陳列し、試食販売も行っていました。惣菜は健康志向のお弁当やチキンステーキなど変わった点は見られましたが、イオン流の改装にしてはイマイチ。他のダイエーでは扱っている豊富な焼き魚・煮魚もありませんでした。直営のD'sベーカリーでは菓子パンやハンバーガー、ドーナツ、チュロス、クッキーシューなど凝った商品が多めですが、ほぼ120円という価格は微妙。
2階の加工食品ではこだわりの逸品と称した高級品の取り扱いもありました。しかし陳列の手法やプライスカードがライフのパクリにも見えます。一方和洋日配ではあまり凝った品はありません。3階は改装の目玉となるフロア。美と健康がテーマのボタニカル売場には、高級品が数多く並んでいました。またイートインコーナーを設置し、カフェとして利用できるようコーヒーなど提供しています。店内で購入した惣菜をここで食べる事も可能。お酒売場はイオン流の品揃えによりワインを中心に充実。4階は従来の総合スーパーの取り扱いをわずかに残しつつ、高級志向な日用雑貨や調理器具などを販売。
リニューアルオープンセールを開催中の日曜日だけあって、とても多くのお客さんで賑わっていました。食料品売場だけでなく、3階、4階までお客さんが入っており、レジにも列が出来ている状況は、いままでの店舗では無かったことでしょう。お客さんの声としては、おしゃれ、きれい、すごい品揃え、というのが中心でとても好印象のようです。店員さんの掛け声もよく、いらっしゃいませ等の挨拶もきちんと出来ていました。
今回の改装により衣料品が大幅に縮小され、肌着を販売するのみとなりました。総合スーパー最大の不採算部門であるだけに、時代の流れと見るべきかもしれませんが、来店したお年寄りからは不満の声も聞こえました。また、お歳暮ギフトコーナーは非常に小さく、総合スーパーのレベルのものではありませんでした。その割にお客さんが多く、大変窮屈な印象。百貨店の無い街では大手スーパーへのギフト需要がありますから、持ち帰り品も置けるような規模のギフトコーナー(催事場)を設置すべきです。
お客様にとって不便な点としては、フロアごとの会計がありそうです。1、2階はどちらでも会計できますが、3階、4階はそれぞれでの会計です。以前はお酒売場が2階でしたが3階へ移転したため、お惣菜を買った後にビールやチューハイを買おうとしても、一旦会計を済ませて3階に行かなければなりません。1階にもビールはありますが、トップバリュなど限られています。そもそもフロア移動が大変なのに会計まで別となれば、不満を持つお客様もいるでしょう。実際、3階のレジで食料品も清算できないのかと聞くお客様を何人も見かけました。
訂正3階の商品(お酒など)は1階、2階で会計できるようです。一方で3階のレジで生鮮品など会計もできますが、お店としては「基本的に」食レジでの精算を勧めています。