ダイイチ東店
- 2023/02/05
- 13:44
北海道帯広市。
JR帯広駅から徒歩10分程度のところに、ダイイチ東店はあります。
店舗外観。
ダイイチは帯広市に本社を置き、北海道内に22店舗を展開するスーパーマーケットです。

屋上も合わせて135台の駐車場を確保。

ロゴマークの意味は「ダイイチのDに、会社が繁栄するよう末広に上がっていくイメージを形にしました。」(公式ホームページより)

店舗裏手。

青果売場。
2020年9月にリニューアルオープンしており、明るくきれいな売場空間となっています。

1月としては珍しいスイカも販売します。

ちぢみほうれん草やターサイといった関東地区ではあまり見られない野菜も大量に並びます。

関東でも高級スーパーでよく見られる「チコリ」ですが、紫色の商品は初めて見ました。

トマトコーナー。
ちなみに冬の北海道では野菜が収穫出来ないため、他店も含めて「地場野菜コーナー」というのは設けていないようです。

和日配の納豆コーナー。
イトーヨーカ堂と資本業務提携しているため、地元企業の商品に交じってセブンプレミアムも並びます。

突き当りのメイン通路は壁面に沿って鮮魚、精肉と続いています。

北海道で水揚げされた「浅羽かれい」「さめがれい」「母々がれい」といったカレイが充実。

北海道はカレイの水揚げが全国1位となっており、年間通して様々な種類のカレイが流通しています。

サロマ湖産の生食用牡蠣を大量陳列。

生本マグロ中トロ(100g1280円)など上質な商品も取り扱い。

北海道産のホタテやほっき貝も販売するほか、生ウニや刺身用アワビなど高級志向なアイテムも導入。

北海道産の生たら、生本ますも販売し、海鮮鍋セットも提案します。

お刺身は単品で300円、4点盛り598円など手頃な価格帯から、1980円の盛り合わせまで幅広く展開。

冷凍コーナーには巨大な紅鮭半身や毛ガニも見られます。

精肉売場。
導入部ではアメリカ産肩ロースステーキ肉(100g298円)を陳列。

豚肉では「とかち桃花豚」という地元ブランドを豚丼用肉として売り出しており「豚丼のたれ」の関連陳列も実施。

冷凍コーナーには各社のジンギスカンが勢揃いです。

洋日配の牛乳コーナー。地元「十勝」ブランドを押し出した商品が目立ちます。

パンコーナー。
全国ブランドの「ヤマザキ ランチパック」に加え、日糧製パン「ラブラブサンド」、ロバパン「スナックサンド」が並びます。

惣菜売場。

カツ丼や天丼は大中小のサイズを用意するなど様々なニーズに応えるラインナップです。

紅鮭弁当(450円)、ホタテご飯弁当(498円)など具沢山なお弁当は盛り付けも彩りがあって魅力的な仕上がり。このクオリティの商品を惣菜センターからのアウトパックで供給している点には注目です。

握りずしでは1人前1350円などネタにこだわった贅沢なアイテムも販売します。

「毎日手造りおはぎ(135円)」は有名な仙台市のスーパー「主婦の店さいち」で直に学んで開発された商品で、マツコの知らない世界でも取り上げられたことのある有名商品のようです。

ベーカリーも併設します。

冷凍食品コーナー。

北海道のご当地商品「やきそば弁当」も並びます。

醤油コーナー。
「トモエ道民の醤油」「はぼまい昆布しょうゆ」といった地元ブランド商品が目立ちます。

ドレッシングコーナー。
セブンプレミアムを多く導入します。ダイイチはオール日本スーパーマーケット協会にも加盟しますが、くらし良好は現在取り扱っていません。

5kg入りのでんぷんも販売。
道東地区の郷土料理に「でんぷん団子」というものがあるようですね。

均一菓子コーナーの帯POPはセブンイレブンカラー。

酒コーナーでは十勝ワインをエンドで訴求します。

ダイイチ東店 店舗概要
開業: 1970年10月26日(現在の建物は2000年12月オープン)
売場面積: 1652㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00~21:45
住所: 帯広市東4条南12丁目1番地
駐車場: 135台(無料)
HP: https://www.daiichi-d.co.jp/post_shop/ten108
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多い
売場の雰囲気: きれい、明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 4台(4台稼働中)、精算機6台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: セブンプレミアム
ダイイチは帯広市に本社を置き、北海道内に22店舗を展開するスーパーマーケットです。2022年9月期の売上高は465億6000万円。1店舗あたりの売上高は20億円を超えており、食品スーパーとしては高い部類に入ります。2013年にはイトーヨーカ堂と資本業務提携を締結し、同社が30.04%の株式を引き受け筆頭株主となりました。従来はオール日本スーパーマーケット協会に加盟し「くらし良好」を導入していましたが、プライベートブランドは「セブンプレミアム」へ切り替えられました(AJSには引き続き加盟)。
今回訪れたダイイチ東店は1970年開業。多店舗展開を前提としていないような大まかな店舗名ですが、旭川市には1968年開業の「ダイイチ西店」が現在も営業しています。東店は2000年から現在の建物での営業をスタートしており、2020年9月4日にリニューアルオープンしたばかりです。
約2年前に大幅改装しただけあって明るくきれいな売場です。内装はセブン&アイホールディングスのヨークフーズなどに似ている雰囲気もあるように感じます。導入部から青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置。青果ではちぢみほうれん草やターサイといった関東地区ではあまり見られない野菜も大量に並びます。十勝産のチコリも販売されていますが、紫色のチコリは初めて見ました。少量・小分けパックの取り扱いは丁寧に行っていますが、有機野菜などの取り扱いは少なめ。果物は高価格帯まで幅広く揃えています。ちなみに冬の北海道では野菜が収穫出来ないため、他店も含めて「地場野菜コーナー」というのは設けていないようです。
鮮魚では北海道で水揚げされた「浅羽かれい」「さめがれい」「母々がれい」といったカレイが充実しており、同じく北海道産の生たら、生本ます、ホタテやほっき貝も販売するほか、サロマ湖産の生食用牡蠣を大量陳列。生ウニや刺身用アワビなど高級志向な品揃えも見られました。北海道らしい新鮮な魚介類がズラリと並んでおり、関東地区の人間から見れば羨ましい限りです。お刺身は単品で300円、4点盛り598円など手頃な価格帯から、1980円の盛り合わせまで幅広く展開。
精肉ではそれほど上質な牛肉は扱わず、安価なアメリカ産肩ロースステーキ肉(100g298円)を大量陳列。豚肉では「とかち桃花豚」という地元ブランドを豚丼用肉として売り出しており「豚丼のたれ」の関連陳列も見られました。国産鶏もも肉は100g98円で提供。冷凍コーナーのジンギスカンはもちろん充実した品揃えです。
惣菜はコーナー自体それほど広くないものの、わかさぎの天ぷらなどご当地商品が並んでおり、カツ丼や天丼は大中小のサイズを用意するなど様々なニーズに応えるラインナップです。紅鮭弁当(450円)、ホタテご飯弁当(498円)など具沢山なお弁当は盛り付けも彩りがあって魅力的な仕上がりですが、惣菜センターからのアウトパックで供給している点には注目です。握りずしでは1人前1350円などネタにこだわった贅沢なアイテムも販売します。「毎日手造りおはぎ(135円)」は有名な仙台市のスーパー「主婦の店さいち」で直に学んで開発された商品で、マツコの知らない世界でも取り上げられたことのある有名商品のようです。
訪れたのは平日の午前中でしたが、主婦や高齢者で店内は賑わっており、客単価もある程度高いように見受けられました。レジは通常・セミセルフ合わせて7台が設置されている中の5台が稼働しており、平日から売上を見込んだ営業体制となっていました。
JR帯広駅から徒歩10分程度のところに、ダイイチ東店はあります。
店舗外観。
ダイイチは帯広市に本社を置き、北海道内に22店舗を展開するスーパーマーケットです。

屋上も合わせて135台の駐車場を確保。

ロゴマークの意味は「ダイイチのDに、会社が繁栄するよう末広に上がっていくイメージを形にしました。」(公式ホームページより)

店舗裏手。

青果売場。
2020年9月にリニューアルオープンしており、明るくきれいな売場空間となっています。

1月としては珍しいスイカも販売します。

ちぢみほうれん草やターサイといった関東地区ではあまり見られない野菜も大量に並びます。

関東でも高級スーパーでよく見られる「チコリ」ですが、紫色の商品は初めて見ました。

トマトコーナー。
ちなみに冬の北海道では野菜が収穫出来ないため、他店も含めて「地場野菜コーナー」というのは設けていないようです。

和日配の納豆コーナー。
イトーヨーカ堂と資本業務提携しているため、地元企業の商品に交じってセブンプレミアムも並びます。

突き当りのメイン通路は壁面に沿って鮮魚、精肉と続いています。

北海道で水揚げされた「浅羽かれい」「さめがれい」「母々がれい」といったカレイが充実。

北海道はカレイの水揚げが全国1位となっており、年間通して様々な種類のカレイが流通しています。

サロマ湖産の生食用牡蠣を大量陳列。

生本マグロ中トロ(100g1280円)など上質な商品も取り扱い。

北海道産のホタテやほっき貝も販売するほか、生ウニや刺身用アワビなど高級志向なアイテムも導入。

北海道産の生たら、生本ますも販売し、海鮮鍋セットも提案します。

お刺身は単品で300円、4点盛り598円など手頃な価格帯から、1980円の盛り合わせまで幅広く展開。

冷凍コーナーには巨大な紅鮭半身や毛ガニも見られます。

精肉売場。
導入部ではアメリカ産肩ロースステーキ肉(100g298円)を陳列。

豚肉では「とかち桃花豚」という地元ブランドを豚丼用肉として売り出しており「豚丼のたれ」の関連陳列も実施。

冷凍コーナーには各社のジンギスカンが勢揃いです。

洋日配の牛乳コーナー。地元「十勝」ブランドを押し出した商品が目立ちます。

パンコーナー。
全国ブランドの「ヤマザキ ランチパック」に加え、日糧製パン「ラブラブサンド」、ロバパン「スナックサンド」が並びます。

惣菜売場。

カツ丼や天丼は大中小のサイズを用意するなど様々なニーズに応えるラインナップです。

紅鮭弁当(450円)、ホタテご飯弁当(498円)など具沢山なお弁当は盛り付けも彩りがあって魅力的な仕上がり。このクオリティの商品を惣菜センターからのアウトパックで供給している点には注目です。

握りずしでは1人前1350円などネタにこだわった贅沢なアイテムも販売します。

「毎日手造りおはぎ(135円)」は有名な仙台市のスーパー「主婦の店さいち」で直に学んで開発された商品で、マツコの知らない世界でも取り上げられたことのある有名商品のようです。

ベーカリーも併設します。

冷凍食品コーナー。

北海道のご当地商品「やきそば弁当」も並びます。

醤油コーナー。
「トモエ道民の醤油」「はぼまい昆布しょうゆ」といった地元ブランド商品が目立ちます。

ドレッシングコーナー。
セブンプレミアムを多く導入します。ダイイチはオール日本スーパーマーケット協会にも加盟しますが、くらし良好は現在取り扱っていません。

5kg入りのでんぷんも販売。
道東地区の郷土料理に「でんぷん団子」というものがあるようですね。

均一菓子コーナーの帯POPはセブンイレブンカラー。

酒コーナーでは十勝ワインをエンドで訴求します。

ダイイチ東店 店舗概要
開業: 1970年10月26日(現在の建物は2000年12月オープン)
売場面積: 1652㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00~21:45
住所: 帯広市東4条南12丁目1番地
駐車場: 135台(無料)
HP: https://www.daiichi-d.co.jp/post_shop/ten108
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多い
売場の雰囲気: きれい、明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 4台(4台稼働中)、精算機6台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: セブンプレミアム
ダイイチは帯広市に本社を置き、北海道内に22店舗を展開するスーパーマーケットです。2022年9月期の売上高は465億6000万円。1店舗あたりの売上高は20億円を超えており、食品スーパーとしては高い部類に入ります。2013年にはイトーヨーカ堂と資本業務提携を締結し、同社が30.04%の株式を引き受け筆頭株主となりました。従来はオール日本スーパーマーケット協会に加盟し「くらし良好」を導入していましたが、プライベートブランドは「セブンプレミアム」へ切り替えられました(AJSには引き続き加盟)。
今回訪れたダイイチ東店は1970年開業。多店舗展開を前提としていないような大まかな店舗名ですが、旭川市には1968年開業の「ダイイチ西店」が現在も営業しています。東店は2000年から現在の建物での営業をスタートしており、2020年9月4日にリニューアルオープンしたばかりです。
約2年前に大幅改装しただけあって明るくきれいな売場です。内装はセブン&アイホールディングスのヨークフーズなどに似ている雰囲気もあるように感じます。導入部から青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置。青果ではちぢみほうれん草やターサイといった関東地区ではあまり見られない野菜も大量に並びます。十勝産のチコリも販売されていますが、紫色のチコリは初めて見ました。少量・小分けパックの取り扱いは丁寧に行っていますが、有機野菜などの取り扱いは少なめ。果物は高価格帯まで幅広く揃えています。ちなみに冬の北海道では野菜が収穫出来ないため、他店も含めて「地場野菜コーナー」というのは設けていないようです。
鮮魚では北海道で水揚げされた「浅羽かれい」「さめがれい」「母々がれい」といったカレイが充実しており、同じく北海道産の生たら、生本ます、ホタテやほっき貝も販売するほか、サロマ湖産の生食用牡蠣を大量陳列。生ウニや刺身用アワビなど高級志向な品揃えも見られました。北海道らしい新鮮な魚介類がズラリと並んでおり、関東地区の人間から見れば羨ましい限りです。お刺身は単品で300円、4点盛り598円など手頃な価格帯から、1980円の盛り合わせまで幅広く展開。
精肉ではそれほど上質な牛肉は扱わず、安価なアメリカ産肩ロースステーキ肉(100g298円)を大量陳列。豚肉では「とかち桃花豚」という地元ブランドを豚丼用肉として売り出しており「豚丼のたれ」の関連陳列も見られました。国産鶏もも肉は100g98円で提供。冷凍コーナーのジンギスカンはもちろん充実した品揃えです。
惣菜はコーナー自体それほど広くないものの、わかさぎの天ぷらなどご当地商品が並んでおり、カツ丼や天丼は大中小のサイズを用意するなど様々なニーズに応えるラインナップです。紅鮭弁当(450円)、ホタテご飯弁当(498円)など具沢山なお弁当は盛り付けも彩りがあって魅力的な仕上がりですが、惣菜センターからのアウトパックで供給している点には注目です。握りずしでは1人前1350円などネタにこだわった贅沢なアイテムも販売します。「毎日手造りおはぎ(135円)」は有名な仙台市のスーパー「主婦の店さいち」で直に学んで開発された商品で、マツコの知らない世界でも取り上げられたことのある有名商品のようです。
訪れたのは平日の午前中でしたが、主婦や高齢者で店内は賑わっており、客単価もある程度高いように見受けられました。レジは通常・セミセルフ合わせて7台が設置されている中の5台が稼働しており、平日から売上を見込んだ営業体制となっていました。