東武宇都宮百貨店栃木市役所店
- 2023/10/26
- 20:43
栃木県栃木市。
JR両毛線、東武日光線の栃木駅から徒歩16分程度のところに、東武宇都宮百貨店栃木市役所店はあります。
株式会社東武宇都宮百貨店は東武宇都宮駅の本店、大田原店、栃木市役所店を運営しており、池袋本店、船橋店を運営する株式会社東武百貨店とは別法人です。
店舗外観。

現在栃木市役所と東武宇都宮百貨店が入居していますが、従来は1990年11月から2011年2月まで福田屋百貨店栃木店として営業していた建物です。

百貨店らしい豪華な入口は開業当初からのものです。
ただし福田屋百貨店は「百貨店」を名乗るものの、日本百貨店協会には非加盟の実質的には総合スーパーでした。

店舗裏手には立体駐車場も備えています。
閉店後、福田屋百貨店側は市に対し店舗の無償譲渡を申し出ました(駐車場棟と土地は有償)。栃木市は老朽化し手狭になっていた旧市庁舎の建て替えに比べてコスト削減になることや中心市街地の活性化を目的として、土地建物の取得を決めました。改修工事を経て2014年2月10日より開庁。3月16日には商業施設区画として東武宇都宮百貨店がオープンしました。

特徴的な連絡通路。

駐車場棟には手を加えていないということで、外壁には年季も感じられます。

駐車場棟は川沿いに立地しています。

店舗裏手。

7階建ての駐車場棟屋上には市の公用車が停まっています。1階までスロープを降りるのに時間が掛かりそうですね。

駐車場棟から見た店舗。

栃木市役所の案内。

東武宇都宮百貨店栃木市役所店のフロアガイド。

洗練された高級感溢れる売場に選び抜かれたこだわりの品が並びます。
東武宇都宮百貨店の直営売場はほぼ存在せず、九州屋(青果)、北辰(鮮魚)、ニュー・クイック(精肉)、北野エース(グロサリー)といった専門店で構成します。


生活雑貨は直営で展開。アイテムは限られていますが、上質な暮らしを提案します。



フードコートも設置されています。

栃木市役所内部もエスカレーターや吹き抜けなど福田屋百貨店時代を感じさせる構造が残ります。

「栃木県発祥の地 栃木市」
何を言っているのかよく分からないですが、公式ホームページによると
「栃木県は、明治6年(1873)6月15日に当時の栃木県、宇都宮県が合併して誕生します。1884年に県庁が宇都宮へ移転するまでの11年間、本市に県庁が置かれていました。」ということです。

福田屋百貨店鹿沼店でも見られたガラス張りの庭園が残されていました。
県立栃木農業高校の生徒さんが整備しているそうです。

東武宇都宮百貨店栃木市役所店 店舗概要
開業: 2014年3月16日
売場面積: 2880㎡(日本経済新聞社より)
営業時間: 10:00 ~ 19:00
住所: 栃木県栃木市万町9-25
駐車場: 396台(無料)
HP: https://www.tobu-u-dept.jp/tochigi
現在栃木市役所と東武宇都宮百貨店が入居していますが、従来は1990年11月に福田屋百貨店栃木店として開業した建物です。福田屋百貨店は1994年、宇都宮市中心部にあった旧宇都宮店を郊外の今泉町に移転し成功を収めましたが、2003年のインターパーク出店に伴う投資が経営を圧迫していました。2008年のリーマン・ショック以降は売上が減少し経営が悪化。2011年には不採算と化していた栃木店、真岡店の撤退に至りました。
栃木店は2011年2月27日に閉店しますが、跡地には建物を改修したうえで栃木市役所が移転。同様の事例としては2010年3月に「さくら野百貨店石巻店」の跡地に移転した石巻市役所が挙げられます。1階には商業施設の誘致が決まり東武宇都宮百貨店が選ばれました。市役所は2014年2月10日から業務を開始していましたが、1階店舗は3月16日開業。食料品を中心とした1フロア2880㎡の売場のため、本格的な百貨店の品揃えは展開出来ていませんが、ワンランク上の高質商品を求める地域住民のニーズに対応する商品構成となっています。
JR両毛線、東武日光線の栃木駅から徒歩16分程度のところに、東武宇都宮百貨店栃木市役所店はあります。
株式会社東武宇都宮百貨店は東武宇都宮駅の本店、大田原店、栃木市役所店を運営しており、池袋本店、船橋店を運営する株式会社東武百貨店とは別法人です。
店舗外観。

現在栃木市役所と東武宇都宮百貨店が入居していますが、従来は1990年11月から2011年2月まで福田屋百貨店栃木店として営業していた建物です。

百貨店らしい豪華な入口は開業当初からのものです。
ただし福田屋百貨店は「百貨店」を名乗るものの、日本百貨店協会には非加盟の実質的には総合スーパーでした。

店舗裏手には立体駐車場も備えています。
閉店後、福田屋百貨店側は市に対し店舗の無償譲渡を申し出ました(駐車場棟と土地は有償)。栃木市は老朽化し手狭になっていた旧市庁舎の建て替えに比べてコスト削減になることや中心市街地の活性化を目的として、土地建物の取得を決めました。改修工事を経て2014年2月10日より開庁。3月16日には商業施設区画として東武宇都宮百貨店がオープンしました。

特徴的な連絡通路。

駐車場棟には手を加えていないということで、外壁には年季も感じられます。

駐車場棟は川沿いに立地しています。

店舗裏手。

7階建ての駐車場棟屋上には市の公用車が停まっています。1階までスロープを降りるのに時間が掛かりそうですね。

駐車場棟から見た店舗。

栃木市役所の案内。

東武宇都宮百貨店栃木市役所店のフロアガイド。

洗練された高級感溢れる売場に選び抜かれたこだわりの品が並びます。
東武宇都宮百貨店の直営売場はほぼ存在せず、九州屋(青果)、北辰(鮮魚)、ニュー・クイック(精肉)、北野エース(グロサリー)といった専門店で構成します。


生活雑貨は直営で展開。アイテムは限られていますが、上質な暮らしを提案します。



フードコートも設置されています。

栃木市役所内部もエスカレーターや吹き抜けなど福田屋百貨店時代を感じさせる構造が残ります。

「栃木県発祥の地 栃木市」
何を言っているのかよく分からないですが、公式ホームページによると
「栃木県は、明治6年(1873)6月15日に当時の栃木県、宇都宮県が合併して誕生します。1884年に県庁が宇都宮へ移転するまでの11年間、本市に県庁が置かれていました。」ということです。

福田屋百貨店鹿沼店でも見られたガラス張りの庭園が残されていました。
県立栃木農業高校の生徒さんが整備しているそうです。

東武宇都宮百貨店栃木市役所店 店舗概要
開業: 2014年3月16日
売場面積: 2880㎡(日本経済新聞社より)
営業時間: 10:00 ~ 19:00
住所: 栃木県栃木市万町9-25
駐車場: 396台(無料)
HP: https://www.tobu-u-dept.jp/tochigi
現在栃木市役所と東武宇都宮百貨店が入居していますが、従来は1990年11月に福田屋百貨店栃木店として開業した建物です。福田屋百貨店は1994年、宇都宮市中心部にあった旧宇都宮店を郊外の今泉町に移転し成功を収めましたが、2003年のインターパーク出店に伴う投資が経営を圧迫していました。2008年のリーマン・ショック以降は売上が減少し経営が悪化。2011年には不採算と化していた栃木店、真岡店の撤退に至りました。
栃木店は2011年2月27日に閉店しますが、跡地には建物を改修したうえで栃木市役所が移転。同様の事例としては2010年3月に「さくら野百貨店石巻店」の跡地に移転した石巻市役所が挙げられます。1階には商業施設の誘致が決まり東武宇都宮百貨店が選ばれました。市役所は2014年2月10日から業務を開始していましたが、1階店舗は3月16日開業。食料品を中心とした1フロア2880㎡の売場のため、本格的な百貨店の品揃えは展開出来ていませんが、ワンランク上の高質商品を求める地域住民のニーズに対応する商品構成となっています。