サミットストア久我山店
- 2021/12/30
- 19:05
杉並区久我山。
京王井の頭線の久我山駅すぐのところに、サミットストア久我山店はあります。
店舗外観。
右手の建物には持ち帰り寿司の京樽が入居しています。

かつては2階にも売場がありましたが、2011年頃の改装で1階に集約。そのため1フロア765平米とやや手狭な売場となっています。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と続きますが平台ショーケースは導入されていません。
まずは青果売場。カット野菜が充実。

鍋用野菜セット、しゃぶしゃぶ用香味野菜セットなども販売。

サミットの特徴として、料理用途に合わせたきめ細やかな品揃えがあり、キャベツも1玉、1/2玉、1/4玉に加えてザク切りまで揃えています。

農家直送の野菜コーナーも導入。

続く鮮魚売場のお刺身コーナー。
ファミリー向けの4点盛りなどは少ないもののアイテム数は充実。

売場の突き当り、一番奥が精肉売場となっています。
入口から進むと鶏肉、牛肉、豚肉の順に展開。
鶏肉コーナーでは100g248円の「みつせ鶏」鶏もも肉も販売。

牛肉コーナー。
ステーキ肉はオーストラリアのアンガス牛から黒毛和牛(みすじ)、国産ヒレステーキなど幅広い品揃え。

豚肉は特別こだわりの銘柄を扱うわけではありませんが、容量や部位などを多種多様に揃え差別化。

加工食品売場。通路はやや狭く感じられました。

アイテムは定番品に絞り込まれている印象ですが、フェイスアップはきちんと行われていました。

惣菜売場。

寿司コーナー。

サミットストア久我山店 店舗概要
開業: 1968年11月04日
売場面積: 765㎡
営業時間: 9:00〜0:00
住所: 東京都杉並区久我山3-25-1
駐車場: 無し
HP: https://www.summitstore.co.jp/store/103a.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、上質
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、サミット川崎塩浜プロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ5台(3台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらし良好
サミットは1963年、住友商事がアメリカのセーフウェイと提携し、世田谷区野沢に第1号店を出店したことに始まります。今回訪れた久我山店は1968年開業の第5号店。現在も開業時の建物で営業を続ける店舗の中では、サミットで最古参となっています。2011年頃に改装が行われ、従来は2階にもあった売場を封鎖し1階へ集約しました。決して広い店舗では無いため、貴重な売場を縮小してしまうのはもったいないように感じますが、2階へは階段のみ設置されており、回遊性の問題もあったと考えられます。
建物が神田川と人見街道に挟まれる立地のため、細長い売場となっています。入口から青果、鮮魚と続き、売場突き当りに精肉、折り返して惣菜という配置。青果売場は平台が無く、通路両側に商品が並ぶオーケーのような売場。キャベツは1玉、1/2玉、1/4玉、ザク切りまで揃えるなど、きめ細かな品揃えを実現。高級な野菜・果物はそれほど多くありませんが、定番品の小分け・少量パックが充実しています。カット野菜も豊富に取り揃え、サラダ用の他に鍋野菜セット、野菜炒めセットなども販売します。
鮮魚は売場がやや狭いもののお刺身は豊富に展開。夕方まで製造を行っているため「16時に製造しました」といったラベルの貼られた商品も並び、昼過ぎには厨房に人が居なくなってしまうスーパーもある中、繁盛している様子が見て取れます。精肉は豚肉や鶏肉の一部がプロセスセンター加工商品で、牛肉含めたおよそ半数のアイテムは店内加工で提供しています。サミットは従来、鮮魚精肉は店内加工で提供してきましたが、2018年12月に川崎市に精肉のプロセスセンターを開設。深刻な人手不足の中、注力する惣菜で人員を確保するため、店内作業の軽減に踏み切りました。牛肉では霜降りの入った高級な商品は少ない一方、鶏肉は100g248円の「みつせ鶏」鶏もも肉を販売するなどこだわりの品も見られました。
サミットが強みとする惣菜部門。店内で販売する青果・鮮魚・精肉を使用し、店内で調理した出来立て惣菜が人気を集めています。各部門が開発したメニューを、選挙ポスターのようなスタイルでチラシで紹介し、お客様からの得票を競う「総菜総選挙」など特色ある企画も実施。久我山店でも、焼魚などの魚惣菜・焼豚などの肉惣菜を販売するほか、揚げ物や海鮮丼などもひと工夫された美味しそうな商品が並びます。
加工食品は定番品が中心の品揃えで、サミットが加盟するオール日本スーパーマーケット協会のプライベートブランド「くらし良好」も扱いますが、価格競争力はそれほど強くありません。酒類はかなり絞り込まれており、冷蔵のビール、チューハイに関してはレジに並ぶ際についでに購入してもらうような売場配置です。
レジはセミセルフレジが5台設置されています。お客様が並ぶ普段から稼働しているレジでは、レジ1台あたりに精算機が3台設置されており、客数の多さの割にはスムーズに流れていたと感じます。ただし縦方向にレジが配置されているため、奥のレジへお客さんを誘導する店員さんは声を張り上げていて大変そうでした。
訪れたのは平日の昼過ぎから夕方でしたが、売場は常にお客さんで賑わっており、駅の反対側にある競合ピーコックストアに対して優位に立っています。両社とも安さを訴求するスーパーではありませんが、サミットは魅力的な惣菜部門と、きめ細やかな生鮮品の品揃えが集客に繋がっているようです。
京王井の頭線の久我山駅すぐのところに、サミットストア久我山店はあります。
店舗外観。
右手の建物には持ち帰り寿司の京樽が入居しています。

かつては2階にも売場がありましたが、2011年頃の改装で1階に集約。そのため1フロア765平米とやや手狭な売場となっています。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と続きますが平台ショーケースは導入されていません。
まずは青果売場。カット野菜が充実。

鍋用野菜セット、しゃぶしゃぶ用香味野菜セットなども販売。

サミットの特徴として、料理用途に合わせたきめ細やかな品揃えがあり、キャベツも1玉、1/2玉、1/4玉に加えてザク切りまで揃えています。

農家直送の野菜コーナーも導入。

続く鮮魚売場のお刺身コーナー。
ファミリー向けの4点盛りなどは少ないもののアイテム数は充実。

売場の突き当り、一番奥が精肉売場となっています。
入口から進むと鶏肉、牛肉、豚肉の順に展開。
鶏肉コーナーでは100g248円の「みつせ鶏」鶏もも肉も販売。

牛肉コーナー。
ステーキ肉はオーストラリアのアンガス牛から黒毛和牛(みすじ)、国産ヒレステーキなど幅広い品揃え。

豚肉は特別こだわりの銘柄を扱うわけではありませんが、容量や部位などを多種多様に揃え差別化。

加工食品売場。通路はやや狭く感じられました。

アイテムは定番品に絞り込まれている印象ですが、フェイスアップはきちんと行われていました。

惣菜売場。

寿司コーナー。

サミットストア久我山店 店舗概要
開業: 1968年11月04日
売場面積: 765㎡
営業時間: 9:00〜0:00
住所: 東京都杉並区久我山3-25-1
駐車場: 無し
HP: https://www.summitstore.co.jp/store/103a.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、上質
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、サミット川崎塩浜プロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ5台(3台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらし良好
サミットは1963年、住友商事がアメリカのセーフウェイと提携し、世田谷区野沢に第1号店を出店したことに始まります。今回訪れた久我山店は1968年開業の第5号店。現在も開業時の建物で営業を続ける店舗の中では、サミットで最古参となっています。2011年頃に改装が行われ、従来は2階にもあった売場を封鎖し1階へ集約しました。決して広い店舗では無いため、貴重な売場を縮小してしまうのはもったいないように感じますが、2階へは階段のみ設置されており、回遊性の問題もあったと考えられます。
建物が神田川と人見街道に挟まれる立地のため、細長い売場となっています。入口から青果、鮮魚と続き、売場突き当りに精肉、折り返して惣菜という配置。青果売場は平台が無く、通路両側に商品が並ぶオーケーのような売場。キャベツは1玉、1/2玉、1/4玉、ザク切りまで揃えるなど、きめ細かな品揃えを実現。高級な野菜・果物はそれほど多くありませんが、定番品の小分け・少量パックが充実しています。カット野菜も豊富に取り揃え、サラダ用の他に鍋野菜セット、野菜炒めセットなども販売します。
鮮魚は売場がやや狭いもののお刺身は豊富に展開。夕方まで製造を行っているため「16時に製造しました」といったラベルの貼られた商品も並び、昼過ぎには厨房に人が居なくなってしまうスーパーもある中、繁盛している様子が見て取れます。精肉は豚肉や鶏肉の一部がプロセスセンター加工商品で、牛肉含めたおよそ半数のアイテムは店内加工で提供しています。サミットは従来、鮮魚精肉は店内加工で提供してきましたが、2018年12月に川崎市に精肉のプロセスセンターを開設。深刻な人手不足の中、注力する惣菜で人員を確保するため、店内作業の軽減に踏み切りました。牛肉では霜降りの入った高級な商品は少ない一方、鶏肉は100g248円の「みつせ鶏」鶏もも肉を販売するなどこだわりの品も見られました。
サミットが強みとする惣菜部門。店内で販売する青果・鮮魚・精肉を使用し、店内で調理した出来立て惣菜が人気を集めています。各部門が開発したメニューを、選挙ポスターのようなスタイルでチラシで紹介し、お客様からの得票を競う「総菜総選挙」など特色ある企画も実施。久我山店でも、焼魚などの魚惣菜・焼豚などの肉惣菜を販売するほか、揚げ物や海鮮丼などもひと工夫された美味しそうな商品が並びます。
加工食品は定番品が中心の品揃えで、サミットが加盟するオール日本スーパーマーケット協会のプライベートブランド「くらし良好」も扱いますが、価格競争力はそれほど強くありません。酒類はかなり絞り込まれており、冷蔵のビール、チューハイに関してはレジに並ぶ際についでに購入してもらうような売場配置です。
レジはセミセルフレジが5台設置されています。お客様が並ぶ普段から稼働しているレジでは、レジ1台あたりに精算機が3台設置されており、客数の多さの割にはスムーズに流れていたと感じます。ただし縦方向にレジが配置されているため、奥のレジへお客さんを誘導する店員さんは声を張り上げていて大変そうでした。
訪れたのは平日の昼過ぎから夕方でしたが、売場は常にお客さんで賑わっており、駅の反対側にある競合ピーコックストアに対して優位に立っています。両社とも安さを訴求するスーパーではありませんが、サミットは魅力的な惣菜部門と、きめ細やかな生鮮品の品揃えが集客に繋がっているようです。